前回は、白隠禅師の『遠羅手釜(おらてがま)』のエピソードを見ました。そこでは、「わずか三合ばかりの病気に、八石五斗もの物を思っているのである」、「病気に害されたのではなく、妄念に食い殺されたのである」として、精神の不安定さが病気を悪化させる
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今回は、前回春充の言葉の中に「三合の病に、八石五斗の思いあるべし」として引用された白隠禅師の著作『遠羅手釜(おらてがま)』のエピソードを見ていきます。この『遠羅手釜(おらてがま)』という書名は一風変わっていますが、白隠が愛用した茶釜の銘から
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