日曜日ですが、朝5時に起きてNHK文化センターの講座で、ドイツのコロナ危機について1時間45分講演いたしました。ジャーナリストの方も聞いて下さいました。プロらしいけっこう鋭い質問が出ました。聞いて下さった皆様、誠に有難うございました。
日本のサラリーマンと話をすると、「紙の上では有給休暇は14日間取れるが、実際に休むのは1週間で、残りは取っておく」という人が多い。日本の大半の企業では、病気や怪我などのために傷病休暇を取ると、無給になる。このため、病気になったり怪我をしたり
もう一つ我々日本人にとって驚きなのが、ドイツでは有給休暇を100%消化することが常識だという事実だ。しかも大半の企業は、社員に30日間の有給休暇を与えている。残業時間を1年あたり10日まで代休として消化することを許している会社も多い。しかも
ドイツは世界で労働時間が最も短い国の一つだ。経済開発協力機構(OECD)によると、ドイツの労働者の2019年の労働時間は約1383時間で、OECD加盟国中ノルウェー、デンマークに次いで3番目に短い。日本(1644時間)は調査の対象となった36ヶ国中