RINCONETE ET CORTADILLO リンコネットとコルタディロ展
『パリの憂鬱(散文詩:シャルル・ボードレール)』以来、久々の挿画集の登場です。この『リンコネットとコルタディロ』は、スペインの作家であるミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ(Miguel de Cervantes Saavedra)の作品です。セルバンテスといえば『ドンキ・ホーテ』が著名ですが、『リンコネットとコルタディロ』は彼の模範小説集に登場している中編小説で、あらすじとしては《二人の少年が偶然出会い、生涯の友として契りを交わし、驚きの組織に出合い加わっていくのだが…》といった