GSA神岡鉱山 1

GSAとはジオ･スペース･アドベンチャー、神岡鉱山坑道内にあるスーパーカミオカンデの定員制見学会です。
これは以前も参加した事がありましたが、その時はトロッコ列車に乗車しての入坑でした。しかし、その翌年からバスによる入坑に変ったと聞いてから、少し遠のいていたのですが、今回はルル。さんより抽選に当ったとのお誘いで、数年ぶりに参加してみる事にしたものです。

その見学日が15日。そう、台風直撃の日で嵐の中をJEEPで出発しました。(目的地がトンネル内なので、多少の雨では中止にならないだろう･･･という読みもあったので)　しかし、土砂降りの夜道を300kmの長距離を走るのは初めてです。窓下のベンチレーターから水が零れ落ち、計器にかかるので窓拭きタオルを挟んでましたが、中央高速の２パーキングごとに停車してタオル絞りです･･･
それより心配だったのが中央高速とR158安房トンネルの豪雨による通行止めです。R158に入ると、周りの峠道は全て通行止めになってましたが安房トンネルのルートだけは通行可で助かりました。トンネルを抜けると小雨になり、そのまま止みました。集合場所の元神岡鉄道奥飛騨温泉口駅に到着、少し撮影をした後、仮眠を取ろうと横になったとたん、ルル。さんとそのマイミク御一行の到着･･･結局寝れませんでした･･･

ここから坑口まではシャトルバス、坑口前でヘルメットを被り、排ガス対策をしたバスに乗り換えて坑道内へ。スーパーカミオカンデ自体は、密封されているので中を見る事は出来ませんが、その本体の上に立って説明を聞きます。他にもアトラクション？がありますが、この見学会参加の目的は当然坑内トロッコ軌道。バスで入坑するぐらいですから、軌道の無い坑道も多いのですが、歩いてて足元に軌道が現れると俄然テンションが上がります。チラホラと車両を見かけるようになり、最後の食堂(ここも足元に軌道がある)では、バッテリー機関車と人車列車が展示されてました。せっかく食事がとれるのに、そんな事は放ったらかして撮影に忙しかったのは当然････

再びバスで坑道外へ。旧駅前で解散ですが、駅横喫茶店でコーヒーブレイクの後、神岡鉄道廃止後に造られたレイルマウンテンバイクなる軌道自転車で、元神岡鉄道軌道を隣り駅までの往復、乗り鉄？を楽しみました。車体は自転車そのものですが、フレームやガイド車輪が鉄製なので、思ったより重たい感じがします。往復で約2kmの距離ですが結構疲れます･･･でもめっちゃ面白いです。

続く


左…上はスーパーカミオカンデの真上。クレーンの軌道や短い軌道･･･何かこんなトコでも軌道ばかり見てないかい！？　下は重機の実働展示で、暗闇の中、ライトを点けエンジンの轟音を響かせながらシャベルをドーンドーンと音立てて走ってくるサマは、正にドラゴンといった感じ。(そうは呼ばれてないようですが･･･)　あと削岩機マシーンで岩に穴も開けてました。

中…上は、軌道が出てくると、やっぱり燃えるゼ！ここにはバテロコも写っており、このトンネルの約3km先が茂住坑。下は食堂に展示のバテロコと人車列車。確かここの車両カラーは下ブルー、上クリームの湘南電車カラーだったはずですが、何故か新潟交通電車のカラーになってました。

右…レイルマウンテンバイク。出発所は旧駅舎内にあり、鉄道の車止めを何と木軌道のスロープで越えてました。車両？も一応簡易転車器が取り付けられており、簡単に向きを反転させる事が出来ます。写真は出発直後のどこかの人々(テキトーに撮った写真なので…)

2007/7/15　撮影


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番外編
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2007一般公開リスト
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