■山行概要
◆【奥高尾】
日影乗鞍(621m)⇒城山(670m)
◆2018/4/14(土)、曇り時々晴れ、全備重量14.8kg
◆所要時間8:20(コースタイム2:55)、累積標高差630m、歩行距離約8.2km
◆7:25/日影バス停(標高243m)下車、林道日影沢線へ⇒7:45/登山開始、小仏城山
北東尾根ルートへ⇒8:20/P446(ここで立ち休憩5分)⇒8:50/日影乗鞍(標高621m)
登頂、ここで立ち休憩5分⇒9:20/城山(標高670m)登頂、ここで14:35まで山宴会
⇒16:05/高尾山口(標高191m)へ下山
城山に行って来ました。小仏城山、高尾山の隣にある山で、年間登山者数第１位の高尾山に続き第2位を誇る山です(ちなみに第3位は丹沢の塔ノ岳だそうです)。
うーん。。どうなんだろ・・・。
例によって前説が長いですよ。
元々この日程はビバーク会の予定だったのです。今年でチーム滑落結成3周年。例年通り道志の森キャンプ場にベースを張り、今年は鳥ノ胸山に登る予定でした。
ちなみに昨年の様子はこちら↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960164410&owner_id=5956264
と、こちら↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960164604&owner_id=5956264
本来の日程であれば次の週なんですよ、4月の3週目。滑落したのがちょうど4/25(土)でしたからね。しかし今回はその週、日付で言うと4/22(日)なのですが、
「外秩父七峰縦走ハイキング大会」
これ↓
https://conv.toptour.co.jp/2018/nanamine33/
と日程が重なってしまった。
里山の7つの山を縦走するハイキング大会。歩行距離42.195kmを制限時間12時間以内で踏破する。特筆すべきはその累積標高差、なんと2553m！当然ですが出ませんよ、自分は。だってどう考えても無理だもの。今回うけもち登山部からは発起人のだーたか氏を含め7人がエントリー。我らがチーム滑落はOG原さんが出場です。
まあそんなこんなで1週間予定が早まったのですが、はい、お約束の雨です。ちなみに昨年も一昨年も雨でした。ただ今回は雨が酷いのは日曜の予報で、それもかなり荒れるとのこと。どう考えても日曜日にドライ撤収が無理なので、木曜日の夜段階で中止に決定。しかし土曜日の日中は晴れ予報。何もしないのはもったいないので、急遽日帰り登山＆山宴会を決行することに。
元々ビバーク会用に食材や酒を用意していたので、それを山で消費しようじゃないか、って。メインは山の上での飯テロ宴会なので、ガチの山は却下。一丁平は流石に飽きたし、隣の城山なら山頂にトイレも水場も茶屋もある。準備運動的にもちょうど良さそうなので、今回は城山へ行くことにしました。
なので、目的は登山じゃないんですよね。でもピークを踏む。日記の対象にするべきか悩みました。過去に4回実施している一丁平の山すき焼き会は、高尾山のピークすら踏まないので山の中とは言え自分の中では登山ではない。山の飲み会ってことで日記は書いてないのです。今回もコンセプト的には全く同じなので、どうしようかなあと迷ったのですが、一応山登ってピークも踏むので、日記を書くことにしました。
そもそも城山を目的に登る山行は小学生以来で、これで2回目。城山自体は高尾エリアの通過ポイントなので、かれこれ20回くらいはピークを踏んでる。しかし山頂で荷物を置いて休憩したのは過去に2〜3回しかない。なので城山がゴールというのはとても新鮮。いつもは高尾山から一丁平を経由して通り過ぎるだけなのですが、今回はこーたろ君のガイドで日影バス停から「小仏城山北東尾根ルート」というバリエーションルートで行くことにしました。城山とはいえバリ道ですからね、久々にワクワクします。しかもルート中に「日影乗鞍」という超マイナーな山がありまして、2座のピークを踏む縦走ルートとなるのも嬉しい。
さてさて当日。いつもは高尾山口集合なのですが今回は京王線には乗り換えず、中央線の高尾駅で下車したらバス停がある北口改札へ。ここっていつもは陣馬山からの帰りにバスを降りる以外では使ったことないので、何か変な感じ。時刻はちょうど7時。歩くか迷ったのですが、舗装路1時間歩くのもかったるいし、何より山頂で酒飲む時間が減るのは困る。ってことでバスに乗ることに。ちょうど12分発のバスがあるので並ぶ。
日影バス停で下車。結構ここで降りる人、いるんやねえ。この辺りは景信山から下山して小仏のバス停から高尾駅に戻る時に通過する程度なので、今まで特には意識しておりませんでした。車道を少し登ったら左側にある林道に入る。地図的には林道を進まずこのまま直登すれば高尾山に出るっぽい。林道を川沿いに暫く進むと
「あ、ここです、ここ！」
こーたろ君が止まって振り返る。
「ん？」
「え？」
道標も何も無いがここから渡渉して川を渡った所が今回のバリ道のスタート地点らしい。一旦荷物を下し、靴紐を締めたりポールを出したりして7:45、登山開始！渡渉した先からいきなりの急登が始まる。
「ルート的に距離は短いですが、前半はずっとこんな感じで急登が続きますよ。無理せずゆっくり登りましょう！」
バリエーションルートの割には道は非常にきれいに整備されている。道標が無いと言ってもそれは登山者向けの道標が無いだけで、林業の方向けの案内(ここは第nn林班です、みたいなの)はそこかしこにある。ここは登山道ではなく、林業用の作業道なのかも知れないね。急登を登り切った所がP446。標高446mの名も無きピーク。ここで5分ほど立ち休憩して水分補給など。良い天気だ、気持ちいい！
呼吸が落ち着いたらまた歩き出す。次はP621、名も無き〜と思ったら名前があった！しかもちゃんと札がある。木の幹に。それも脚立が無ければ取り付けられない位の高さに！その山の名前は「日影乗鞍」、標高621mの山です。ここで再び5分ほど立ち休憩。山ですからね、登頂したら下ります。コルまで降りたら再び登り返し。城山山頂の電波塔がだんだんと近くに見えてきた。この辺りからだいぶ見慣れた景色となってくる。城山は一度だけ、小仏峠に出るのに巻き道を使ったことがある(地図上のルートを全て踏破しようと思っていたので)のですが、その時見えたというか跨いだ林道が、今自分たちが合流した林道なのね。
すると巻き道を何やら見たことのある人が登ってくる。OG原さんだ！素晴らしい、別ルートで登ってまさかの時間ぴったりランデブー。流石です！ここから城山の山頂まではあとほんの一登り。天気が良いので、続々と登山客が上がってくる。自分たちはトイレの前のベンチを陣取る。ここならトイレも水場も茶屋も近い。あとは各人持参した食材と酒で宴会スタート。本当なら3年前の事故の反省をするための集まりなのですが、酒飲みだしたらもう話題にすら上がらんという。
んでもって山頂に滞在すること約5時間。今回はケーブルカーではなくリフトで降りたかったので、最終に間に合うようそそくさと下山開始。しかし登りより帰りの方が遥かに距離が長い。そして一丁平からの登り返しと高尾山周回からリフト乗り場までの登り返しが思いの他キツイ。これなら無理に登ってリフトやケーブル使うのではなく、そのまま稲荷山ルートで歩いて下山してしまった方が楽なのではないだろうか？
次回試してみよう。
■写真解説
�‐觧海了劃困任后Ｃ里蕕夢屬忙劃困両擇�新しくなってました。ここ2年くらい、高尾エリアには来てなかったからなあ。自分が知らないだけか。
��日影乗鞍の山頂の証。木のかなり高い所に括り付けてある。これはみんな気が付かないんじゃないか？そもその日影乗鞍って名前は国土地理院の2万5千分の1の地図にしか出てないし。5万分の1の地図だと、P621としか記載されていない。
��取り合えず、暑い！喉乾いた！ビール！ってことで、食べ物はビールに合うソーセージやポテトからスタート。この後延々と5時間、飲み続けの食べ続けでした。
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