ライブ備忘録２５５ １１月１７日 松本英子、ジルデコDUO、池上ケイ、竹仲絵里＠天神QUANTIC

この日は、しばらく子育てで音楽活動をやっていなかった池上ケイさんが７年ぶりの本格的なライブを現在在住の福岡でやるということで、思わず行ってしまいました。他の出演者も１５年ぐらい前からライブに行っていた人ばかりなので、懐かしくもありつつも、積み重ねてきた日々から生まれた、この企画のテーマである「LOVE」を感じることが出来たライブになりましたね。

まず、一番手は松本英子さん。子供もだいぶ大きくなったということで、ここ最近は大々的に音楽活動をするようになってきていますが、でもラジオＤＪをやっていた頃のイメージも強いので、確かにこの日は猫かぶっていたなと(笑)。それはさておき、すっかり今の英子さんはあたたかい雰囲気の歌が似合うようになってきたなと感じるものがありましたね。もう長いこと聴いている「squall」ではありますが、今の英子さんが歌うと、柔らかいぬくもりがあるものになりますね。

次はスペシャルゲスト枠で登場のジルデコのメンバーのうちの２人のデュオ。こちらもずいぶん久しぶりに見るのに加え、アコースティックな感じなのは初めて見るのでずいぶん違った雰囲気になったなと感じましたが、でもこの大人なカッコよさもまた、いい感じでありますね。

そしてメインの池上ケイさんですが、自分が池上さんのライブを見るのは１０年近くぶりだですが、でもそんなに聴いていなくても記憶には残っているもので、もう懐かしくて泣きそうなぐらいでありましたね。もちろん、時を経てずいぶんと落ち着いた雰囲気に変わったなと思うところはありますが、でもグッとくる歌声なのは変わらず。この企画のテーマである「LOVE」が似合うような、あったかみがありましたね。

最後の竹仲絵里さんもしばらく産休だったので、３〜４年ぶりぐらいになりますね。見た目は昔と全然変わらないですが、歌は大きな愛で包み込むような感じの歌に変わったと感じるものがありましたね。会場が結婚式場のチャペルということもあって、そんな感じの曲が中心のセットリストであったので、余計にそう感じるものがあったのでしょうが、絵里さんの優しさで充ちていた感じのライブに、ギュッと掴まれましたね。