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2017年07月11日21:49

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金山と奉行所と伝統的集落とたらい舟と五重塔in新潟県佐渡島二日目☆彡

一日目はこちら→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1961456852&owner_id=10363401

佐渡島旅二日目も朝からすでに暑い・・・。
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思った以上に良かった宿の朝食を7時半に食べて出発。
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まずは昨日、到達できなかった佐渡金山に向かいます。
佐渡島では特に金銀山を世界遺産へと目指してますよね!
江戸時代の宗太夫抗と明治官営の道游抗の両方が楽しめる共通券(1400円)を購入。
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宗太夫抗から潜入。坑内は10℃前後でスリーブレスだと寒いです。
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中では機械仕掛けの人形が江戸時代の仕事ぶりを物語ってくれます。
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木材で補強をした坑道は上りになります。
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鉱山で働く人たちは無宿人と呼ばれる家族から勘当されたり今で言う戸籍がない訳ありの人たちですが、高給なので全国から集まっていたようです。
大工などは技術者とみなされていたので、むしろで休憩をとることが許されていたようですが、重労働のため皆、短命だったと聞きます。
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検分や祝いの儀式も迫力ありました。
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表に出ると佐渡金山展示資料館の建物が見えます。1階はお土産屋でした。
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本物の小判も展示されてました。
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裏庭をぐるっと回って最初の入り口に戻り・・・
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道游抗へ!
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こちらも寒いですが、壁には植物が見られ、自然の強さを実感します。
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この一定の低めの温度で酒の熟成にも向いているんでしょうね〜。
さすが明治。トロッコのレール跡が見られます。
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滑車があるので今にもトロッコが現れそうでドキドキ。
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トロッコ発見!この先は道游の割戸の真下で行き止まり。1989年(平成元年)まで掘っていたそうです。
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2トン蓄電式機関車。
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坑道の出口の方は江戸時代のと違ってコンクリで補強されているような感じ。
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表に出ると暑くて眩しい〜。
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外の機械工場では当時のものが沢山展示されています。
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先ほど真下まで行った道游の割戸と呼ばれる山頂。
この山頂はなんと!江戸時代に手堀りで採掘されて割れたようになったようです^^;
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高任立杭。
この奥の坑道から駐車場まで戻ることができるようです。
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この建物に入ると・・・ん?さっきのお土産屋さんに戻ってきました。
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裏庭にて、せっかくなので純金ソフトクリーム(350円)を購入。
ミルク感たっぷりのノーマルな味でした。
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次は佐渡金山から近くに2001年(平成13年)に復元された佐渡奉行所跡があります。
その前に佐渡奉行所跡の駐車場から見える北沢地区施設群の眺望。
金山近くにちゃんと金に製錬する施設があったんですね〜。
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さて、佐渡奉行所跡に潜入(500円)。
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「30分くらい時間ありますか?」とガイドが付いて説明してくれます。
釘隠しの格調が部屋の役人の身分によって違うとか遠山の金さんばりの裁きの間でむしろの下に石をひいているのは自白を迫っているとか金銀精錬に使われた鉛板の話とか面白い話が盛りだくさんでした。
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復元された御役所の外観はこんな感じ。
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次は一気に佐渡島南端近くの宿根木の歴史的な町並みへ!
駐車した場所の沖には奇岩が広がり、観光案内所前では窓がせり出した軒下などが特徴的な建物が見られます。
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世捨小路と呼ばれる細くて石畳の真ん中が窪んだ所から入って探訪スタートです。
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柴田収蔵生家。
江戸時代の鎖国政策下の時勢に世界に目を向けて多くの地図を残した方だそうです。
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清九郎。
廻船主の邸宅で内部は一般公開されていますが、台湾の団体客が入っていて一杯で断念!次に行きます。
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旧宿根木郵便局から昔は洗い場だった水路へ!見たことないはずなのにやはり懐かしい感情が沸いてきます。
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宿根木公会堂。
芝居小屋形式の集会施設で地域の行事に使用されてます。
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白山神社から奥に行くと称光寺門前。
この山門は、1717年(享保2年)の棟札が残って建物で火災を免れた最も古いものだそうです。
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古いお墓が目立ちますね〜。
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本堂は1923年(大正12年)に起きた大火後のものです。
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保存地区の三角家まで戻って散策を続けます。
この建物は名前の通り敷地に合わせて三角形に切り詰めて建てられている珍しいものです。
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昼食にと目星をつけていた有名店の「茶房やました」は満員御礼のようで、お隣の「酒処たこぼうし」にお邪魔します。
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メニューは10点ほどありましたが、看板メニューっぽい、さざえカレー(850円)にします。
サラダと旨味の溶け込んだカレーに歯ごたえのあるさざえが風味を醸し出し暑い中の食欲促進になりました。
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伊三郎。
二階を広くとるために出っ張った軒下と軒下飾りの意匠が特徴的。
そして一般の家でも名前の表札の他に屋号があるのも歴史を感じます。
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この集落から北東500m辺りに車で行くと、あまり観光客は居ないであろう小山にある岩屋山洞窟があります。
岩屋山洞窟は大きな祠のようないで立ちで中には弘法大師が彫ったとされる八体の摩崖仏あるのだそう。
少し登ると案内標が見えてきて、さらに登るとうっそうとした場所にそれはあります。
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入口前には88体の観音像が並び・・・大きな洞窟の入口が見えました。
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中には摩崖仏も見えましたが、人が生活しているような雰囲気もありました。
観光客は私一人のみ^^;
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近くには幸福地蔵と呼ばれる大きなお地蔵さんも見られます。
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いよいよ小木港へ行き、たらい舟と参ります。
磯の多い小木海岸でサザエやワカメを採るために考案されたものなんですって。
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乗船500円。
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並んだ、たらい舟に女性ばかりの漕ぎ手さん。昔ながらの衣装が暑そうです。
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手慣れた手つきで漕いで少しばかり沖まで・・・途中で交代してもらいましたが、全く進みません^^;難しいですね〜!世間話をしながら10分ほどで終了。ほっこりしました。
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最後は江戸時代に30年の歳月を費やして創建された五重塔がある阿仏房妙宣寺へ!
門前にあるドライブインがいい味出してます。いざ中へ!
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日光東照宮の塔を模して造られたと伝わる塔は荘厳な雰囲気の中、意匠の美しさが目を引きます。ちなみに最上階に僧侶のミイラが安置されているらしいです。
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本堂に入る山門は立派ですね〜!そして祖師堂。
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広くて立派な境内。
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本堂にてお参りして帰路に入ります!
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17時までのレンタカー返却にて始点の両津地区に戻ること20km弱。

そういえば佐渡にあるコンビニは私の方では馴染みのないセーブオンのみなんです!これも2018年までにはローソンになってしまうらしく、全国的に三大コンビニばかりになってきて面白くないの一言ですね〜。
道中のここで今日は晩飯を買い、レンタカーを返して宿まで徒歩でゆっくり戻りました。
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これにて佐渡島南半分を回った盛りだくさんの二日目も終了。
三日目の最終日に少しだけ続く→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1961493095&owner_id=10363401
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