6/1(木)　AH（嗚呼）＠渋谷DESEMO mini with VILLAGE VANGUARD

AH(嗚呼)×HAMIDASYSTEM×SAKA-SAMA
90分ノンストップライブ！
前売　2,000円＋ドリンク代600円
OPEN 18:30 START 19:00

みーぎ　ひだり　まんなか　（ぱんぱん）
モンキーダンス　モンキーダンス
アフー！
「ニューバランスの彼」の破壊力、熱さ、楽しさたるやもう。

ぱぉちゃんは、ぷにぷにしてて可愛い。
すーちゃんは、くりくりしてて可愛い。

思わぬ方向からビームが飛んできて、それをまともに浴びて、打ち抜かれてしまったよ、嗚呼。
すべては、この曲「KYOTO TOWN NIGHT FEVER」と「大阪新都市感情線」のプロモビデオを見た時から始まった。
https://youtu.be/3Xq14S9AzjA

「なんじゃこりゃ。AH(嗚呼)って、こんなに楽曲が良いのか」
しかも、曲だけではなくてアレンジがまた素晴らしい。
関西屈指のＤＤと言われるカチャさんを通して名前だけは何となく知っていたAH（嗚呼）が、しっかりと自分の頭にインプットされた瞬間だった。

開演前15分くらい前に会場に着くと、目の前にそのカチャさんが並んでいる。お会いするのは昨年1月の湯会以来かな。これまで、Especia現場で3回お会いした事があります。
他にも関西からの遠征組が数人。
「カチャさんのお知り合いですか？」いやいや、私それほどの者では・・・
カチャさんから「チーボーさんです。最近フィロのスがメインなんですよね」と紹介してもらう。
「ああ、フィロのスですか。いいですよね」
関西の人にフィロのスが普通に通じる。凄い世界だ（笑）
その方が撮影した動画が上がっていました。
https://youtu.be/y6nmp4xfRlg

「大阪新都市感情線」に続いて、ギターのリフと流れるメロディが印象的な「蒼」、そしてロック調のアゲ曲「彼女になりたい」と前述の「ニューバランスの彼」でいったんピークへ。すーちゃんの「せーの」が好き。「KYOTO TOWN NIGHT FEVER」を聞かせた後、「未完成少女」で最後の盛り上がり。全力で駆け抜けた気持ちの良いステージだった。熱いライブになるだろうという予感はあったけれども、まさにアイドルのライブの醍醐味を目一杯感じさせてくれたステージだった。

自作自演の完全セルフプロデュース。
終演後の物販も、自分達でケースを開けて手際よく商品を並べていく。特典の宝船温泉アメニティセットと蜆のしぐれ煮を手に入れた。このしぐれ煮、しっかり味がしみているのに濃すぎない絶妙の味付け。お酒とご飯が進んですぐに食べ切ってしまいました。


温泉旅館の若女将と、介護施設の管理者という本業を持つ2人。
ただでさえめっちゃ忙しいだろうに、何故にアイドル活動などを続けているのだろうか？
そんな疑問も、この日の2人の歌う姿と笑顔を見ていたら氷解した。
「アイドルとして輝ける場所があるからやっていけるんです」
前回、アイドル三十六房に出演した時にぱぉちゃんがこう言っていたが、その言葉に嘘はないのだろう。
自分で曲を作って、スケジュール管理もして、フライヤーやポスターも作って、発信して・・・。
ＣＤだって自分で焼いて、1枚1枚手書きのメッセージを入れてパッケージングして…。
ライブで歌うって、楽しいんだろうなあ。本当に輝いていた２人だった。

この東京遠征の２日間で１７９枚のＣＤを売ったそうだけど、「これで２曲くらいレコーディングできる」とツイートしていたぱぉちゃん。
物販で得た収益は音楽に還元する。
「AH(嗚呼)は、アイドル界の山下達郎である」
なんて事を言いたくなってしまった。
ここまで手抜きしないで丁寧に作るって凄いよ。