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2016年09月18日21:05

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経済談義第23回:楽観派とリフレ派

経済談義シリーズ第23回です。日本経済超悲観派の僕がその論拠を解説していきます。
忙しくてすっかりご無沙汰になってしまいました。



今回は少し一休みして、言葉についてひとつ検討したいと思います。

これまでの連載記事の中で、日本経済に対する対立する見解を表すのに悲観派と楽観派という言い方をしてきましたが、
経済評論ではほぼ同様の意味で「リフレ派」という言葉が多く使われています。
参考:コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%AC%E6%B4%BE-189488

また、類似の言葉として「上げ潮派」という言葉もあります。
参考:コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%8A%E3%81%92%E6%BD%AE%E6%B4%BE-188094

この両者は基本的には同一ですがニュアンスにより使い分けられているようです。


現在のアベノミクスは、リフレ理論とケインズ理論の折衷案のような感じです。
アベノミクスの「三本の矢」のうち、第一の矢(金融政策)はリフレ理論に基づいており、第二の矢(財政政策)はケインズ理論に基づいています。
なお三本目の矢(成長戦略)がこれらに続くはずなのですが、今のところまだ姿を現していません(永久に出てこないと思います)。


リフレ派と反リフレ派の論点については、例えば以下の記事で整理されています。
https://zuuonline.com/archives/15907



僕はリフレ派に対してもケインズ理論に対しても批判的なので反リフレ派に属することになります。
反リフレ派の観点からこの連載はまだまだ続く予定ですが、
文脈によっては楽観派からリフレ派などの用語に適宜変えていきたいと思います。



連載バックナンバー:
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942875057&owner_id=277042
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