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2015年06月28日20:03

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2015.06.13香港2日目その2

中西區文物徑:1890至1904年海旁填海紀念牌匾〜沾仔記


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尖沙咀碼頭からスターフェりーで香港島に上陸する。


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  ■絶好のクルージンング日和だ。

中環碼頭からプロムナードを進んでいくと、左手に遮打大廈(チャターハウス)がある。その入り口脇にあるのが、


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  ■1890至1904年海旁填海紀念牌匾。(A)

これは1890年から1904年にかけての工事で埋め立てられた、当時の海岸線の場所を示している。
遮打大廈のGFに降りて、建物の外に出る。ビルの西側の壁にあるのが、


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  ■1843至1865年海旁填海紀念牌匾。(B)

こちらは1843年から1865年の埋め立て工事でできた海岸線だ。
さらに、道路を渡って、


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  ■畢打街(ペダーストリート)を山手に進む。

置地廣場(ランドマーク)の畢打街側の入り口にあるのが、


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  ■1841年原有海旁紀念牌匾。(C)

埋め立て工事が始まる前の元々の海岸線があった場所だ。
現在でも香港では、ビクトリアハーバーの埋め立て工事を行っているが、こうして少しずつ土地を拡大していったのだ。今では、ここから中環碼頭まで歩いて10分はかかるだろう。

1841年原有海旁紀念牌匾を見て、後ろに振り向けば、


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  ■畢打行(ペダービルディング)

畢打行は1923年に建設された歴史のある9階建ての商業ビルで、畢打街で唯一残っている戦前に建てられた建造物である。1981年に香港二級歴史建築に指定されている。
かって、香港を代表するブランドである上海灘の本店が入っていた。今はアバクロが入っているようだ。

皇后大道中を東に進むと右手に、


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  ■都爹利街(ダデル・ストリート)が見える。

この都爹利街の突き当たりにあるのが、


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  ■都爹利街及煤氣路燈。(D)

煤氣路燈とはガス燈のことであり、この御影石の石段に4つのガス燈が設置されている。いつガス燈が設置されたのかは定かではないが、古いものでは100年近く前ではないかと言われており、
この石段とガス燈は1979年8月15日に法定古蹟に指定されている。
今でも18時〜6時の間、ガス燈特有のやわらかい光を燈している。
また、映画やドラマのロケ地として使われることも多いそうだ。

都爹利街の石段を登り、右手に行くと會督府(ビショップハウス)という建物があるはずなのだが、


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  ■木々に遮られてよくわからないけど、多分これじゃないかな。

1848年に完成した建物で、香港一級歴史建築に指定されている。
元々は学校だったのだが、今は香港聖公会の事務所として利用されているそうだ。

會督府のすぐ近くに聖保羅堂(セント・ポール教会)があるはずなのだが、坂道をえっちらおっちら登っていったのに見つけられず・涙
あきらめて来た道を戻ると、はい、ありました。


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  ■聖保羅堂(F)

う〜ん、あまりにも道のそば過ぎて見落としていた。
1911年に完成した教会で、第二次世界大戦中には日本軍の憲兵講習所として使われたこともあるそうだ。

聖保羅堂の道の反対側にあるのが、


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  ■舊牛奶公司寫字樓(藝穗會及外國記者協會)(G)

牛奶公司とは牛乳会社のことだが、ここは元々1892年に建てられた牛乳会社の冷蔵倉庫だったそうだ。牛奶公司が立ち退いた後に、藝穂會(フリンジ・クラブ)と外国人記者クラブがこの建物に入ったとのこと。
外国人記者クラブはわかるが、藝穂會とはなんぞやと言えば、「音楽、ダンス、フォトグラフィー、あらゆる芸術をサポートするアートな空間」だそうだ。まあ、よくあるやつだね。
ここは香港一級歷史建築に指定されている。
ところでビルの上に「1913」という数字が掲げられているが、これは建物が建った年を示している。舊牛奶公司寫字樓の場合は1892年に建てられたが、1913年から1917年にかけて大改装をしており、その年を表示しているものと思われる。
これ、豆知識ね。

続いてやってきたのは、


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  ■前中央裁判司署。(H)

ご覧のとおり絶賛工事中でした・涙


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  ■でも、親切にも在りし日の姿の看板を用意してくれてた。

1914年に建てられた建物で香港法定古蹟に指定されている。

前中央裁判司署の横にあるのが、


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  ■中區警署(I)

1919年に完成。こちらも香港法定古蹟に指定されている。

そのまた横にあるはずなのが、またまた香港法定古蹟に指定されている域多利監獄なのだが、


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  ■たぶん、このへんかなあ?

こちらも絶賛工事中であった。

この3つの建物(前中區警署建築群)については文化施設として再開発が進められていて、2016年下期に新たな観光スポットとして再スタートするそうだ。

さてお昼になって、お腹もすいてきたので、昼飯を食べに行こう。
ヒルサイドエスカレータ沿いに下がって、


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  ■沾仔記(しんざいけい)。(J)

十大受歡迎雲吞麵店の一つである。


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  ■メニュー。


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  ■裏側には日本語も入った多国語メニュー。

広東語がわからなくても指差しオーダー可能だ。

「わんたんみん んごい。」


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  ■雲吞麵。

特大の雲吞が3つ。他の店と違って、最初から麵の上にのっかってでてきた。
味は平均以上だね。さすが十大受歡迎雲吞麵店。
マイタンは26HK$。安い!

食後は、


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  ■いつもの陳泗記でちょっと休憩。

「どんないちゃ」

「ああん?」

えっ、どんないちゃが通じない!?
ウェイトレスの姉ちゃんがメニューを開こうとすると、横のテーブルに座っていたおっちゃんが、

「凍奶茶だよ。」

と助け舟をだしてくれた。
おい、ウェイトレスの姉ちゃんよ。お前はプロのウェイトレスやろ。それが素人のおっちゃんに負けるとは恥を知れ!


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  ■凍奶茶(16HK$)でしばしの休憩。

さあ、午後もまっきーは中環の街を飛び回りますよ〜




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