武家屋敷と湖畔巡りｉｎ秋田県仙北市☆彡

秋田旅一日目はこちら→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941271882&owner_id=10363401

二日目は、いい天気で気温もグンとアップしています。


今日のメインは仙北市にある角館での桜まつり（今年は４月２０日から５月５日）。秋田市内からは約８０ｋｍの道のりです。

スタート位置はこんな感じ！着くとすぐに枝垂れ桜が迎えてくれました☆
　

最初の武家屋敷は仙北市指定史跡の石黒家（３００円）。
スタッフと当主末裔の方が色々と説明してくれます。
そんなガイドから聞いた家屋のポイントを挙げていきます。
　
欄間に施された亀の透かし彫りと偉い人が通る内玄関。（私が入ってきたのは脇玄関です。）
　
書斎にある格式高そうな古い箪笥は書類箪笥で鍵が掛かることから貴重品の保管にも使われおり、虫や湿気に強い桐で出来ているそうです。
次の写真は明治大正期に増築した蔵の入口。中は資料館となっていて解体新書の挿絵パネルや江戸時代末期の街割絵図など貴重な所蔵品が展示されてます。
　

次は、最も大きな敷地（３０００坪）を持っている秋田県指定史跡（母屋、門、蔵）の青柳家（５００円）。
角館歴史村としてさまざまな角度から武家文化を楽しめます。
　
武器庫は石造りで重厚です。（ブレました・・・。）

具足や刀剣、鉄砲など貴重な所蔵品が展示されてます。
　
秋田郷土館。
一階は農村の暮らしぶりを伝える素朴な農具などを展示。猟もしていたのか熊の毛皮が怖いです(^_^;)
　
二階は戦時中の軍隊のものと蓄音機、レコードなど近代の懐かしいものがあります。
　
幕末写真館。

最後の将軍の徳川慶喜公から当時の風俗がわかる沢山の古写真がありました。
　
ハイカラ館。

アンティークが主にありますが、カメラも渋い！！
　
ここで腹ごしらえのため、たった今開いた敷地内の稲庭うどんの店「稲庭古来堂」に入ります。

注文は桜を練りこんだ稲庭桜ざるうどんと桜色の小さな俵握り。
細く平たい稲庭うどんは素麺よりは太いですね！俵握りは酒の風味が効いてました。
　

青柳家を出ると目の前に武家屋敷の茶屋（またブレました。）があって、ここでは味噌きりたんぽをいただきます。
　
味噌で焼いた長い団子といった味わいと食感。甘めの味噌がイケてました。


往来を歩く人は多くて、角館桜まつりの人気が伺えますね〜。地元の高校生が和装をしてボランティアガイドをしていました。樺細工伝承館前の枝垂れ桜の美しいこと(☆∀☆)
　

あと武家屋敷は岩橋家、河原田家、小田野家（三家全て無料）と回りましたが、内容的に被るので端折ります。

ここまでの北側は内町と言われる武士の界隈で、ここから南側は商人や町人が住む外町になります。途中、商人の町らしく朝市も見えます。
　

外町で唯一、残る田町武家屋敷の西宮家。特に母屋は雰囲気ありました。


商家で言えば大正ロマンあふれる石造りの伊保商店が一番、印象に残りました(☆∀☆)


さて、そろそろ川沿いの桜並木を通って北側に戻っていきます。ソメイヨシノの方は葉が少しずつ見え始めていてギリギリセーフのタイミングでした。
　
おぉ〜！露天も出ているのでもう少し食べましょうかね〜（爆）
　
今回の計画では横手市までは行けないので横手やきそばをチョイス(笑)
半熟卵とソースが絡んで花見の相乗効果もあり、美味しかったです。



次は、ここから約２５ｋｍある同じ仙北市の田沢湖に向かいます。
主目的は辰子姫伝説にまつわる像巡り(^ﾛ^;と田沢湖の景観です。

辰子姫伝説とはhttp://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/tatsukodensetsu.html（仙北市観光サイトより。）

まず、着いた先は最も有名であろう金色に輝く「たつこ像」。右顔から見る感じで雪の残る山を入れてみました。

すぐ傍に浮木を祀ったと言われる浮木神社がありますが、田沢湖に張り出すような造りは目を引きます。
　
また男鹿半島のように田沢湖も時計回りで巡ってみます。
湖西側にある「たつこ像」から北端にある御座石神社に着きます。鳥居が湖畔にあって内陸に神社があります。
　
鳥居から覗く水面は緑がかって独特な美しさを感じます。日本で最も深い湖らしいので沖へ行くほど深みがかった色なのでしょうね〜！

境内には半身を龍に変えて悲しげな辰子像があります。

さらに車で東に少し行くと、今度は「姫観音」です。昭和１４年に玉川の強酸性の水を田沢湖に導入して貯水ダムにしたため多くの魚が死滅したことから魚たちと辰子姫の慰霊のために建立されたそうです。
　
最後は、田沢湖畔の春山に立つ４体中最もふっくらした「辰子観音」。昭和４３年に明治百年記念として建立されたそうです。

おまけにノスタルジックな気分を味わえるらしい昭和４９年廃校の思い出の潟分校に向かいましたが・・・
あとで調べると祝日のみ開校だったのですね〜(^ﾛ^;
外観のみ撮って田沢湖を後にしました。
　


秋田市に戻ったあとは、城巡りがまだだったので秋田城跡をチョイス。
古代城郭ですが、現在は遺跡の発掘、復元調査が行われていて復元された東門や政庁を見ることができます。
　


こんなところで打ち止めです。
さすがにホテルに帰ると一度も出ることなく、秋田旅二日目もこれにて終了となりました。

秋田旅最終日に続く→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941335721&owner_id=10363401