mixiユーザー(id:8766091)

2015年03月14日14:04

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スコーカー(600Hz〜3kHz)をホーンドライバーにしてみて

このところズーッと
スコーカーをホーンドライバーにしたシステムで音楽を聴いていた。
結論は、これは大正解。

ホーンドライバーの受け持ち帯域は
600Hz〜3kHz。
3kHz以上はリボンツイター。
バランス調整は3ウェイ3チャンネルアンプなので
チャンネルデバイダーのクロス周波数調整とレベル調整でスムーズに出来た。

全体の印象はニアフィールドに近い音。(質の高いヘッドホンの音に近い)
音が前に出てくる。
ボーカルの明瞭度が高い。息遣いが伝わる。
(ちあきなおみの歌のうまさをますます堪能できる)
トランペットなど管楽器が生き生きする。
(これまで聴かなかったマイルス・デビスを度々聴くようになった)
音量がコーンの時よりも小さい音量で所謂ファントム(スピーカーが消える)状態になる。

特性的に何が違うのか?

ホーンの特性はコーンに比べて
1.過渡特性が良い。
2、指向性が狭い。

一般にスピーカーの指向性は広いほうが良いのだが
これは狭い部屋では反射音が増加し、直接音の割合が減るので、明瞭度が落ちる。
寧ろホーンのような指向性が狭いほうが狭い部屋には適している。

と、いう理由で
上記のような良い結果をもたらしたのだろう。

人間の耳が敏感な500Hz〜3kHzと言うのは
反射音が明瞭度に大きく影響する。
この帯域にはホーンドライバーと狭い部屋の相性が良いと言う結論。

音楽によっては
例えば部屋の響きが大事な要素になるクラシックのシンフォニーなど
は余り適していないだろう。
まだ、クラシックは充分に確認していない。

次のテーマは
これらユニットを綺麗な形にまとめること。






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