NEGI FES恵比寿LIQUIDROOM
日時： 2015年1月24日（土） open:16:00／start: 17:00
出演： Negicco/Shiggy Jr./スカート/Orland
チケット：￥4,800（税込）（ドリンク代別途）
今更言うまでもないけれど、Negiccoが好きだ。
その気持ちが倍増どころか何乗にも膨らんでしまった。
本当に楽しくて幸せで素晴らしいイベントだった。
これからのポップスを担うであろう同世代のミュージシャンが集結したステージ。
その真ん中にいるのは勿論Negicco。
今度のアルバムを聞いて感じる事でもあるのだけど、次世代ポップスの中心にはNegiccoがいる。そんな事すら感じてしまった。本人たちには、そんな自覚は全くないだろうけれど。
��Orland
トークボックスにひねたシンセ。それらが醸し出すグループ感。かっこいいじゃない。かなり好き。
3曲目に元気な女の子がボーカルで出てきた。後で知ったのだけど仮谷せいらちゃんだった。
その後、「相思相愛」のイントロに合わせて、思っていたより早くNegiccoの登場。
続いてアルバムからの「パジャマ・パーティー・ナイト」。
「イェーイ」「イェイイェイー」「ふー」
会場からのコールが早くも出来上がっていた。
NegiccoとOrlandでNegiland。会場は早くも盛り上がりまくり。
�▲好�ート
ギターのカッティングに絡むベースとドラム、パーカッション。
こちらもソウルミュージックの現代風解釈みたいなグループ。
個人的に最初はちょっとどうかな？という感じだったけど、3曲目の曲がめっちゃかっこよくて、そこから一気に乗っていってしまった。
・ドラムの人「アイドルのファンはあったかくて凄いね。この間の高円寺のライブハウスではこんなに歓迎されなかった」
・Meguが「Negiccoとスカートでネギスカートです」と言った時のKaedeの怪訝そうな表情。
・Nao☆「今日はスカートさんと共演するので私服でスカートはいてきました」
・Kaede（アルバムに収められているスカートとのコラボ曲「裸足のRainbow」をやる前に）「私、アルバムの中でこの曲が一番好きなんです」と言った時の、スカート澤部さんの満面の笑み。
��Shiggy Jr.
ステージ上でセッティングの準備をしている時に、ボーカルの池田さんが現われて手を額に当てながら会場を見渡す。手を振ったら両手で応えてくれた。「可愛いな」という、隣にいた2人組みの声が聞こえた。
いざライブが始まると、初っ端からヒートアップ。
すげえ。
Shiggy Jr.って、こんなにロックなんだ。大音量でアップテンポの攻め曲を畳み掛けてくる。ＣＤではセンスのいいポップスグループという趣だけど、ライブでは紛れもないライブバンド。
このバンドはリズムセクションがしっかりしているんだなと改めて納得。
池田さんのボーカルもキュートなだけじゃなくパワフルでバックに負けていない。
お客さんの煽りもお手の物で十年選手のような貫禄。しかし、あの声はずるい。聞く者すべてを虜にしてしまう。
Negiccoとの対バンも3回目とあって、ネギのファンへもすっかり浸透。ベースの森さんはすっかりネギヲタとして認知されているし。
森さん「今日は心を込めて演奏するからみなさんもついてきてください。終わったらそっち行くからーー」
Negiccoとの共演曲「1000％の片想い」での「好きな人いるの？」のところを、Kaedeが森さんに向けて言ったときの森さんの表情が最高だった。かえぽGJ。
ラストの「Saturday night to Sunday morning」ではNegiccoも残って、一緒にコール＆レスポンスを繰り広げた。
��Negicco
Shiggy Jr.の森さんがフロアに出てくると会場から「森、森、森」のコール。
モーゼよろしく森さんの前に道が開き、森さんは固辞するも結局最前列へ押し出され、ファンからネギライトを渡される。
アルバムからの新曲は3曲。
「二人の遊戯」はアダルトでかっこいいNegicco、「自由に」ではコミカルでキュートなNegicco。いずれも新しい魅力に溢れていた。「自由に」での、かえぽの「キュー」には心を撃ち抜かれました。
そして、「BLUE,GREEN,RED AND GONE 」。
こんな難曲を見事に歌い上げた。どんな難曲かというと、こんな曲ですよ、こんな曲。
https://www.youtube.com/watch?v=FetuA1iDjNE
照明の効果ともあいまって、くらくらするような感覚だった。終わった時にはもう、ため息しか出なかった。これらの新曲、準備期間も少なかっただろうに、完璧に仕上げてきたのは流石。
アンコールでＭＪへの出場が発表された事は、前回の日記に書いたとおり。
Megu「皆さんが来られないのは心細いけれど、頑張ります。気を送ってくださーい」
Nao☆「いつ応援するのー？」
会場「今でしょー」
Nao☆「2月2日でしょ。もう、ダメだなあ。伝わってないなあ」
突然笑い出すKaede。
Megu「どうしたの？」
Kaede「セトリが直ってる（笑）」
2人「ホントだ」
Megu「ステージに置いてあるセトリに曲順が書いてあるんですけど、それが1,2,3…ときて8の次にいきなり10に飛んでたんです」
Nao☆「熊さん（マネージャー）大丈夫かな」
Megu「それに、フルでやる曲にshort.って書いてあるし」
Nao☆「佐藤さんも怒ってたよ」
Megu「ついに佐藤さんまで怒らせちゃった」
ＭＣはいつも、こんな感じです。
アンコールで「ときめきのヘッドライナー」と「光のシュプール」を歌い終わり「森さーん、戻ってくださーい」。
そして、この日出場した3組が再びステージ上に呼ばれる。
この時、Negiccoの3人はなぜかステージの一番後ろに下がっている。
配置がおかしなことに気づいたNao☆。
「私たちの悪い癖で、ついつい後ろに下がっちゃう」
そんな3人だけれど、間違いなくこの日の主役はNegiccoだった。
Negiccoの3人も、それぞれの出演者も、本当に楽しそうだった。
会場の雰囲気も最高。
この「圧倒的な多幸感」はNegiccoならでは。
3月は甲府、4月は赤坂Blitzに行くぜ。
※ナタリーによるレポ
http://natalie.mu/music/news/137043
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