一日目はこちら→
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1928607595&owner_id=10363401
ホテルをチェックアウトした直後の二日目も雨は降っておらず、お出かけ日和。
今日はPSPでぼくのなつやすみ4のゲームをしているうちから無性に行きたかった、しまなみ海道を帰路も兼ねて渡りたいと思います。
本当は、しまなみ海道って数年前からずっと渡ろうと計画しようとしていたのですが、結局、行っていない県にいくばかりで後回しになりっぱなしでした。
今回こそはそんなしまなみ海道を自転車で・・・と言いたいところですが、残すは今日一日と時間もないので自動車で一回一回、高速から島に降りてスポット巡りと参りたいと思います。
まずは新尾道大橋から向島入り。
向島ICを降りて北上すると尾道駅前からのしまなみ海道サイクリングロードの始まりである渡し舟乗り場が見えます。本当はここから自転車で出発するのが夢ですが、何年先になることやら(;´▽`A``
尾道渡し舟桟橋前にある映画「あした」のロケセット。
向島側からの尾道水道も風情があります。
その他にも向島にはたくさんのロケ地があるようです。
さらに向島から西にある岩子島(いわしじま)へ!
釣り人がいっぱい!
向島大橋と呼ばれる赤い橋から入ります☆
岩子島の内部に入っていく地元の中村トンネル同様、隧道という言葉がふさわしい手彫りのトンネルが存在します。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1927672955&owner_id=10363401
ここには岩子島と浜之浦の二つの隧道がありますが、通ったのは岩子島隧道のほうです。
ここの入口手前には隧道らしくお地蔵さんが祀られてました。
やっぱり、これまで来た道も内部も狭いですね・・・。
対向車が来たら中村トンネル同様、交わせないかもしれません!
雰囲気は不気味。
なんだかヒンヤリしているような錯覚に陥ります。
パワースポットである朱塗りのミニ版鳥居のある岩子島厳島神社。
狛犬?も一風変わっています。
さて、向島に戻り、再び高速に乗って今度は因島大橋から水軍の島のイメージが強い因島入り。ポルノグラフィティの出身地でもありますね!
因島水軍城。
もちろん史実に基づいたお城ではなく、城郭風の資料館です。
資料館までは結構、階段を登ります。
眼下には墓地が・・・。
本丸(水軍資料館)、隅櫓(展望台)、二の丸(展示室)となってます。
水軍資料館では南北朝時代から室町、戦国時代にかけてこの地で活躍した村上水軍の歴史、資料を展示しています。大人310円也。
金蓮寺(こんれんじ)の裏にある村上家の墓地に続く通路から山を降ります。
反対側から眺める因島水軍城の全容もなかなか様になっていますな〜。
村上家の石塔(墓標)。
かなり古い墓地で風雪を乗り越えた墓石群に圧倒されます。
因島から生口橋を臨む。
因島南ICから生口島入り。
ここは柑橘の島という事でシトラスパーク瀬戸田へ!
入場は無料で入ってみると割と広大な土地ですが、客が私しかいない(ノ_・,)
噴水の水は黄色です(-ω☆)
シトラスパビリオンから入ると柑橘類の資料などがたくさんありました。
でも、無料と言っても「ただそれだけ?」とも言えます。
レストランもやっておらず、開店休業状態でした。
多々羅大橋を渡ってここで広島県が終わり、愛媛県大三島に入ります。
多々羅しまなみ公園の道の駅から多々羅大橋を臨む。
ここで遅めの昼ご飯とします。
チョイスしたのは幻の高級魚言われるマハタの握りとヒラメの唐揚げの入った多々羅御膳2580円。少々お高いですが、島旅で海鮮類は欠かせませんねσ( ^ー゜)
大三島の立ち寄りスポットは舞姫ゆかりの地。
舞姫とは16世紀半ば、瀬戸内制海をもくろむ大内氏に対し、大三島の水軍をまとめ戦いを挑み勝利に導いた実在の人物。
当時若干16歳で瀬戸のジャンヌダルクと例えられてます。
この戦いで鶴姫の恋人である越智安成が戦死しますが、鶴姫は残った手勢をまとめて反撃し、これを撃退します。しかし戦いに勝利した後、18歳になった舞姫は恋人の後を追って入水してしまったということです。
鶴姫公園の池の両岸には鶴姫と越智安成の銅像が建てられてます。
次は伯方の塩で有名な伯方島入り。
道の駅伯方S・Cパークから伯方ビーチと伯方・大島大橋を臨む。
そんなサイクリストの聖地と呼ばれる道の駅で一休み。
伯方の塩ソフト350円。
塩が甘味を引き出す典型的なソフトクリームと言えます。
橋の繋がった広島側からは最後の島である大島入り。
ここでは村上水軍博物館300円にて最後のまとめ。
「村上海賊の娘」のヒットもあり、平日でも人は多いようです。
屋外の村上水軍が利用した小早船の復元と村上景親像。
博物館前から能島、見近島の周辺などを回る潮流体験船が出ていて乗りたかったのですが、タイムアップ_| ̄|○
最後に四国上陸。
来島海峡SAから来島海峡大橋を拝んだところで、しまなみ海道の島旅を終わります。
P.S.
時間が一日と限られたため、一つ一つの島では多くを回れませんでしたが、一応しまなみ海道の橋でつながっている島々はコンプできて達成感ある島旅だったと思います。
ただ、橋ブームが下火になった今、島での自然や海産物のアピールと各島々の特徴をしっかり打ち出すとともに、パワースポットなどを盛り立てて活気を取り戻して欲しいと願っています。
ログインしてコメントを確認・投稿する