「ブラック企業」の問題点ではなく、「ブラック企業問題」の問題点です。
この記事に書いてあること(というか調査内容)で、
>勤務先をブラック企業だと思いながら辞めない理由
を聞いています。
ブラック企業だと思ったら辞めるのが普通なのでしょうか?
このあたりがブラック企業問題の問題点だと思います。
回答も「お金・生活のため」という理由がトップになっています。
ここには「辞められないから文句を言わずに働く」という意識があります。
私は過去に「いじめ問題」を大人の社会との関連で日記にしました。
不可能な対策
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1862028004&owner_id=5416651
いじめの問題点は、「傍観者が多い」ことです。
先日のNHKスペシャルで「僕はなぜ止められなかったのか」というのを放送していました。
傍観者だった者に取材を行ったものです。
取材を受けた生徒の友人が自死したのは3年前ということでした。
でも友人が自死した後3年もたってから取材を受けて、そこで涙を見せても遅いでしょう。
いじめは、少数のいじめっ子と少数のいじめられっ子、
そして多数の傍観者で成り立っています。
傍観者は「いじめを止めに入ったら、今度は自分がいじめられる」と思って萎縮しています。
それは「いじめを止めに入る人間」が少数の場合です。
多数の人間が止めに入るのであれば、
少数のいじめっ子を撃退することも可能です。
必要なのは「いじめっ子を許さないための団結」です。
ですが、子供達はそれをしません。
中3で「いじめを止める」人間が2割という調査結果を放送で示していましたが、
私はそれにも疑問です。2割なんていないでしょう。
インタビュー形式にしろ、質問票形式にしろ、「体裁」で回答している者が多いと思います。
なぜなら、私がイジメを受けていたとき、止めに入った者は皆無でしたから・・・
イジメを受けたときに、「転校」という解決策を出す人もいます。
保護・育成義務のある親なら、子どもを被害から守る為には、その結論もアリだと思いますが、
社会全体、又は学校教育を監督する教師・学校・教育委員会などが言うのはナシだと考えます。
こういう人間が大人になって、就職した企業がブラック企業だったら、
1.イジメを受けたら「逃げる」 → つまり不当な扱いを受けたら辞める
2.他人がイジメを受けていても何もしない → 告発もせず我慢して働く
というようになるでしょう。
質問項目が「辞めない理由」を聞いていることからも、
質問を考えた人間自身もそう考えていることが覗えます。
記事にある表の下に小さい文字で
>少数意見には(中略)「自分は被害に遭っていない」
というのがあります。まさしく傍観者の発想です。
必要なのはブラック企業を許さないための団結です。
ですが、大人たちはそれをしません。
多くの労働者が団結をしてブラック企業の経営者と闘うようになれば、
ブラック企業問題も解決に向けて動き出すでしょう。
過半数が「勤務先はブラック企業」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=2586892
元記事(R25)→
https://r25.jp/business/00032163/
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