mixiユーザー(id:3484654)

2012年11月12日00:05

31 view

Todays record 624

BEGIN 68-THE MILLENNIUM

COLUMBIA [360 Sound/III 1965-70](US Press Original )

[stereo 2 eye label Originalです。Matrixは両面手書きの1Aとなります。カンパニースリーブ付き。マトリクス両面1Aの原盤!soft rock名盤/傑作/歴史的名盤!超激レア!]

コーラス・アレンジの天才/魔術師と言われるCurt Boettcherを中心としたプロジェクト、素晴らしいコーラスワークに彩られた、THE MILLENNIUMの唯一のアルバム!The Associationの1stやTommy Roe のプロデュースで頭角を現したCurt Boettcherは、1966年頃からThe Ballroomというグループの活動を開始、The Byrdsの傑作「Younger Than Yesterday 67=昨日よりも若く」のプロデューサーとしてとして頭角をあらわしたGary Usherに認められ、Gary Usherが所属するCOLUMBIAとの契約を得ます(ちなみに、Sagittariusの1st[Present Tense-所有!]は、 Gary UsherがBallroomのデモ音源に手を加え、1967年に発表したものです)。その後、Ballroomは名をMILLENNIUMと改め、1966年からアルバムの制作を開始。その後、1年以上の歳月をかけて、(スタジオ代も当時のCOLUMBIA史上最高額)、史上初の8チャンネルのレコーダー2台を組み合わせて、当時としては最も早く16チャンネルでレコーディングされた作品[Begin]をコロンビア・レコードから発表します。しかしコロンビアはアルバムの内容が「前衛的すぎる」としてあまりプロモーションに力を入れず、発表当時は全く売れませんでした。その後バンドは2作目のアルバム制作途中に解散します。その後、Curt BoettcherとGary Usher、それに本作でカートと共同でプロデュースをつとめたKeith Olsenは、レーベルを設立します。説明不要の歴史的名盤/傑作アルバムです。(soft rockの名盤)という評価にふさわしい内容で、“Perelude”の印象的なハープシコードのフレーズに始まり、ひたすらドリーミーで美しい楽曲が続きます。コーラスアレンジの素晴らしさに加え、16トラックのレコーディングなど最先端のスタジオ技術の導入や、アヴァンギャルドな展開などから[Progressive Soft Rock]と言われていますが、実験的な音楽という表現は似合わない、曲そのものの素朴な美しさが、本作の最大の魅力です。当時としては随分お金をかけて製作されたらしい素晴らしいコーラスワークに彩られ、かなり凝った音作りのこのアルバムは売れなかったが、山下達郎をはじめとして日本のミュージシャンにも影響を与えている。60年代最高のSoft Rockグループの一つ!


"Prelude" (Ron Edgar, Doug Rhodes)
"To Claudia On Thursday" (Michael Fennelly, Joey Stec)
"I Just Want To Be Your Friend" (Curt Boettcher)
"5 A.M." (Sandy Salisbury)
"I'm With You" (Lee Mallory)
"The Island" (Boettcher)
"Sing To Me" (Mallory)
"It's You" (Fennelly)
"Some Sunny Day" (Mallory)
"It Won't Always Be The Same" (Fennelly, Stec)
"The Know It All" (Boettcher)
"Karmic Dream Sequence #1" (Boettcher, Mallory)
"There Is Nothing More To Say" (Boettcher, Mallory)
"Anthem (Begin)" (Boettcher, Fennelly, Mallory)

Curt Boettcher vocals, guitar
Ron Edgar drums, vocals
Michael Fennelly guitar, vocals
Lee Mallory vocals
Doug Rhodes horn, keyboards, vocals
Sandy Salisbury guitar, vocals
Patrick Shanahan drums
Joey Stec guitar
Red Rhodes - pedal steel guitar
Doug Dillard banjo

Production
Gary Usher executive producer
Doug Wygal reissue producer
Jerry Hochman engineer
Don Meehan remastering
Producer Curt Boettcher, Keith Olsen


*Curt Boettcher:コーラス・アレンジの天才/魔術師と言われ、Brian Wilsonと並ぶ天才とも言える。

Producer:
The Association - And Then... Along Comes the Association (1966, Valiant)
Tommy Roe - It's Now Winters Day (1967, ABC)
Jameson - Color Him In (1967, Verve)
Eternity's Children - Eternity's Children (1968, Tower)
Sagittarius - Present Tense (1968, Columbia)
Sagittarius - The Blue Marble (1969, Together)
Song - Album (1971, MGM)
Mike Love - Looking Back With Love (1981, Boardwalk)

*Sagittarius-[Present Tense]:Millenniumの[Begin]とほぼ同時期に発売されたBruce Johnston/Glen Campbellらも参加した架空のグループ、当時の売れ行きは冴えなかったものの、現在では[Begin]と共に[Progressive Soft Rock]と広く認められている。

*Soft Rock(ソフトロック):1960年代後半から1970年代前半にかけて製作、スタジオレコーディングに重点を置き、美しいメロディやコーラスを持つポピュラー音楽のジャンル。ただし、範囲が明確かつ具体的ではない。

*Keith Olsen:Curt Boettcherと共同でプロデュースをつとめ、80年代になって注目されるプロデューサーになる。70年代にはFleetwood Macのビッグ・ヒット・アルバム(Fleetwood Mac)やForeignerを手始めとして手がけ80年代になってからは、Bad Company、Starship、Rick Springfield 、Pat Benatar、Heartらのアルバムをプロデュースしている。


The Millennium - It's You


3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する