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2010年06月14日21:27

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カリカ単独ライブ「魔王コント」 後半

前半は、1つ前に戻れば読めますが、ネタばれになりますので、ご注意下さい。尚、後半もネタばれになりますので、ネタばれがお嫌な方は、読まれない方が宜しいかと存じます。

第2部

・漫才
サンパチマイクが舞台中央にある。家城「はい。漫才久しぶりですね。2007年のM−1 3回戦敗退以来です・・・」 林「言わなくて良いよ、そんなコト!」 家城「もう、一生しないつもりだったんですが・・・。」

家城「本編で、タイガーバーム出て来たでしょ?アレ、知らない人います。(数人いる) 僕らの世代は知ってるんですが、塗り薬でね。台湾人の人が作ったんですけど(奥さん日本人なのね)、タイガーバームガーデンって言う、テーマパークみたいなのがあるんですね。で、香港とシンガポールにあるんですケド、香港の方は人気がなくてすぐ潰れたのね。で、シンガポールには、まだあるらしいの。で、いつか2人で行けたらいいねって。」 林「何で、オマエと一緒に行かなくちゃいけないの?言ってなかったケド、私、家城さんに全く興味ないですから。」 家城「良くそれで、10数年一緒にいたね。いいじゃん。子供が高校生くらいになったら、こう一緒に・・・」 林「何で、第2の人生の出発がタイガーバームガーデンなの?」 家城「じゃあ、良いよ。オマエが死んだ後、遺影持って、タイガーバームガーデン行ってやる!オマエ、ここに凄く行きたかった人みたいになるよ。オマエが死んでなお、辱めてやる。」 林「何だよそれ!俺、顔、中国人みたいだし・・・」 家城「俺が、フィリピン人みたいで、何だ、あの、中国人とフィリピン人のホモのカップルってなるぞ!」 

家城氏「パンツ見せてる人は変態だケド、パンツ持ってる人はどうなの?」 林氏「微妙なところだよね。」 家城氏「持ってるのが、パンティだったら・・・」 林氏「それは変態でしょ?」 家城氏「じゃあ、パンティを被って踊ってたら。でも、その人は、ダンスを見せる方が主体なの。」
林氏「それなら、パンツ取れば良いんじゃないかな?」 

子供を育てるのは大変と言う話。家城「すぐ風邪を引くし。」 林「犬拾って来るしね。」 家城「勉強も教えなきゃいけないし。」 林「犬拾ってくるしね。」 家城「犬ばっか拾って来るじゃないか!犬好きだから良いけど・・・」 

家城氏「乞食の子は乞食」と言い、「僕は拾われて来た子供だから」と言う。

・棒(コント)
漫才の流れのまま、家城氏が子供の恰好で、棒を持って出て来る。子供「この棒飼っても良いでしょ?ちゃんと毎日磨くから!」 父親「ちゃんと振り回すか?」 子供「毎日振り回すよ!」 父親「立てかけられる?」 子供「うん。立てかける。部屋の隅にいたら・・・こう・・毎日立てかける!」 父親「オマエも大人になったな・・・でも、ダメだ!」 子供「どうして?どうせ、僕は拾われた棒さ。こうやって拾ってきて、振り回されて・・・。」 父親、銃で、子供を射殺する。

・林の部屋。
徹子の部屋のテーマが流れ。「林の部屋です」(影マイク) コッセ君が、舞台中央にいる。「お名前は?」 コッセ君「コッセこういちです。」 林氏「本名は。」 コッセ君「小瀬こういちです。」 林氏「職業は?」 コッセ君「俳優をやってます。」 林氏「出演作品は何ですか?」 コッセ君「ハチミツとクローバー。新参者」など、作品を上げる。その台詞の場面を再現してもらう。(コレ、台詞噛むのも、台本通りなのね!スゲエや、コッセ君)

林氏「アナタは、ダンスが得意だそうですが、やってもらえますか?」 コッセ君「はい。」 後ろを向くコッセ君。曲が流れる。何か被っている・・・前を向くと、パンティ。パンティ被ったまま、コッセ君。ダンスをする。そのコッセ君の首を絞める林氏。
 
・タイガーバームガーデン(映像)
空港の映像。成田にいる家城氏。飛行機内。林氏の写真(遺影?)を持って眠る家城氏。
着いた場所は。シンガポールのタイガーバームガーデン。家城氏「中央から車で来たんですが、すぐ分かりました。異様です。」

威厳のない仏様。笑う仏陀は、どう見ても、ブッダじゃなくて、大黒様だし(^_^;)。吉田戦車みたいなキャラの人物はいるし。

家城氏「昨年の9月から、僕が憧れていた、タイガーバームガーデンの、おそらく、コレがメインキャラクターです。」 虎のキャラクター。コレが吃驚するくらい可愛くない!(爆笑)
家城氏「可愛くない!」 首を傾げる虎。「残念なコトに、首を傾げても可愛くない!」

家城氏「ラストクエスチョンです。孫悟空は、お釈迦様の掌の上いにいましたが、僕は何の平の上にいるでしょう?」
正解。何か、カニに女の人の顔が付いた化け物みたいなキャラ。「カニひらの上です。・・・って、何コレ?」

林氏、色んなキャラに、写真(遺影)を持たれていた。

因みに。私の親戚は、香港の方のタイガーバームガーデンに昔行きました。土産は、勿論タイガーバームだった。

・不動産屋(コント)
不動産屋(林)。お客(家城)が来る。杖をついたお客「部屋を探しているんですが。」 不動産屋「随分、お年のようですが、おいくつですか?」 お客「28歳」 不動産屋「嘘つけ!」 お客「体の中だけ、老ける病気なんじゃ。」 不動産屋「気まずい。」 お客「座ってもいいかな?」 不動産屋「あ、気が付きませんで。足がお悪いんですね。」 お客「足は・・・大丈夫!」 不動産屋「何だよ!」 お客「目がみえない。」 不動産屋「凄く気まずい。」 不動産屋「物件を、口頭で説明しますね。」 お客「バルコニーが狭い。」 不動産屋「見えてるじゃねえか!」 お客「世の中には、言って良い嘘と悪い嘘がある。」 不動産屋「今のは?悪い嘘でしょ?」 お客「神様ソーリー!チャラ!」

牛の鳴き声。不動産屋「アナタ、ここまで何で来ました?」 お客「電車・・・じゃなくて、牛で。」 不動産屋「そうですよね?繋いで来たんですか?」 お客「そこの電柱に刺してきました。こうなってる・・・フランケンシュタインみたいなのあるじゃないですか。それに登って、上から。」不動産屋「どういう状況なんですか?それは。」 お客「嘘ですよ。」 不動産屋「それも、言っちゃ悪い方の嘘!」物凄い数の牛が鳴く。不動産屋「何ですか?牛ゾリで来たんですか?」牛を宥めに行く、お客。戻って来ると、お客が8人に増える。不動産屋「増えてるじゃないですか!1人1頭乗ってきたんですか?」 お客「増えてませんよ。増えてるように見えるのは、僕の熱意のせいですよ。」 物件の注文をする。お客達「風呂トイレ別で、トイレの水圧は、ジャー。勿論、ウォシュレットで。」 不動産屋「最後の方、トイレのコトばっかりになっちゃってますケド。」 お客家城「そして値段は」 8人バラバラのコトを言う。不動産屋「合わせて下さいよ!」 怒った不動産屋は、男を1人射殺する。動揺する、6人。気付くと、センターが、家城氏ではくなっている(遠藤さんにチェンジ)。 不動産屋「センター変わってるじゃないですか!」
ここの遠藤さんの台詞、毎回違うんですね。コレで家城氏、マジ笑いしてしまっていた。で、林氏に「笑ってんじゃない!」と言われてた。

怒った不動産屋は、全員を射殺する。

12日の時。林氏「牛刺してきたんですか?」と言ってしまい、家城氏「は?繋いででしょ?アナタ今、刺してって言いましたよ。」 林氏「言ってないですよ!」と言い張る林氏がスゲエ可笑しかった。家城氏苦笑。
でも、13日の時、三途の川の場面で、家城氏「林(はやし)様」と言ってしまったのでおあいこ。林氏「林(はやし)って誰ですか?」 家城氏「書類で貰ったから・・・」

・お下品夫人(コント)
ネクタイを沢山付けた林氏登場。美容師のような出で立ちのドクター「お景ちゃんいらっしゃい」。ドクターは「お下品夫人と呼んで」と言う。林は、ネクタイを切りに来たらしい。林氏「最近伸びるのが早くて。」 夫人「成長が早いのは良いコトよ〜。お景ちゃん、もう、魔族のナンバー5ですものね。」 夫人、林に何かとちょっかいを出す。林「抱きませんからね!早く切って下さい。」 林「人を殺すたび、ネクタイが増える。人を殺した後の、快楽と罪悪感。」 夫人「私の栄養は、愛情だケド、アナタのネクタイの栄養は、快楽と罪悪感なのね。」と解く。夫人「生クリームのシャワーでも浴びて来ようかしら?で、その後、抱いてくれる?お景ちゃんも浴びる?」 林「嫌ですよ!あと、抱きませんからね!」

夫人「おワイン飲んでいいかしら?」 ワインをグラスに入れ「何か光ってる・・・と思ったら、泣いてる私が映ってるぅ〜」 林「うるせえ!」 夫人「ツッコミが雑!」

夫人。ネクタイの繋ぎ目が痒いと言う、林の為に、ピンセットで、繋ぎ目を掃除する。ピンセットで何か挟み食べる夫人。「アナタのネクタイにしかいないのよね。この、小さなサラリーマン。」 林「一体、どんな食感なんです?」 夫人「海ぶどう。お海ぶどう。海おぶどう。」(コレ、地味に面白い) 夫人は言う「アナタは、人をやめたコトで人の心を得た、稀有な人間。子供を殺し、不動産屋でも沢山の人を殺し・・・アナタなら、ランディを倒せるかも知れない。」

ここで、張ってあった、黄色の幕が切り落とされる。

林「何言ってるんですか?僕は、ランディ様の部下なんですよ?もう、人間じゃないんですよ。ランディに頼んで生き返らせてもらった化け物です。」 夫人「ランディは神よ。化け物が神を殺す。まぁ。何てお下品なんでしょう!」それには、まず、自分を倒すコトだ・・・そう言い、夫人は、服を脱ぐ。全身網タイツみたいな恰好になる夫人。林「夫人。僕は、アナタを愛してる。でも、僕は、アナタを倒さなくてはいけない。」林、必殺、『冷風拳』をお見舞いする。必殺冷風拳!林「何やってんの?何、その恰好。」(普通の林氏のテンションで) 夫人「寒い・・・寒い・・・。」 夫人、倒される。

暗転。夫人「本当は、お綺麗と言われたかった・・・。」

魔王と書かれたTシャツを着たデッカチャンと、林と書かれたTシャツを着ているコッセ君。6章の最後の会話を繰り返す。
魔王「部下になり、人間どもを苦しめるなら、生き返らせてやろう。」 林「じゃ、お願いします。」 魔王「軽っ!」 林「地区の皆、ゴメンネ。」 魔王「本当に良いの?即決だな。」 林「だって、今は、生き返るほうが大切でしょ!生き返ってから、オマエを殺しに行くからな!ランディ様!」 魔王「もう、様づけ。懐に入ってくるなぁ〜・・・。仲間を裏切り、女を殺し、三途の川で男に騙され・・・オマエには、魔族の素質があるな。」 

第845章(くらいだったかなぁ?) 初めての魔王の間。
魔王に呼ばれ、部屋に来た林。
部屋には、営業成績表のようなモノがあり、トップが、林景荘。『虐殺』や『今月の殺戮目標。57万人。現在8万人』と書いてある。
ランディが来る。ランディ「三途の川から、13年。そろそろ私を殺しに来たか?」 林「僕が、ランディ様を殺すなんて。そんなワケないじゃないですか。」

部下が、角や、生首を取っていく。ランディ「コレ、きつい。」 靴を脱ぎながら「コレ、靴ずれしないように、絆創膏貼ってたのに、何か、先のほう行っちゃった・・・。」 林「あの・・・それ・・・取れるんですか?」 ランディ「(甲高い声で)取れなかったら怖くない?」 林「え?声、そんな高いの?威厳ない・・・。」 ランディ「林ちゃん、お茶持って来て。」 林、お茶を持って来る。ランディ「林ちゃんの魔族ナンバー2就任祝いにカンパーイ!明日、早いから、お酒じゃないのが残念だケド・・・。(爪を見て)ネイル剥がれてる〜。最近、美味しいワンコインランチに嵌ってて・・・」 林「OLか!」 

林「あの。コレ(営業成績表のようなモノ)、何ですか?」 ランディ「成績表。殺した人間の数。うちは、ちゃんと実力主義でやってるから!ほら、今月の目標。57万人。まだ、8万人だよ。」 林「全然足りてませんね・・・。この虐殺って言うのは書かなくても分かるんじゃないですか?」
家城氏「それは、親戚の人が書いてくれたの。そこそこ高いらしいよ。」 

ランディ「あのね。林ちゃんは、魔王の存在意義って何だと思う?」 林氏「は?魔王って言う、存在があるだけじゃないんですか?」 ランディ「違うよ。逆だよ。意義が先にあるの。人間の共通の敵!魔王がいなかったら、人は人と戦争ばっかして、今より、もっと沢山死んでたんだよ。」 林氏「え?だって、僕の両親は、魔王の部下に殺されたって・・・。」 ランディ「それは、ごめん。でも、林ちゃんだって、守りながら殺してたじゃない。」 林氏「え?それに、魔王がいなければ、貧しい人はいなくなって・・・」 ランディ「それは、逆だよ〜。魔王がいなかったら、もっと貧しい人が多かったし、魔王がいる世界の前は、もっと人が死んでたの。人類滅亡しちゃうから、僕が魔王やってるの。」 林「え?誰に言われたんですか?」 ランディ「上の神様!」 林「アナタ、元々魔王じゃないの?」 ランディ「だって、僕、元々、タイガーバーム集めた人の願い叶える神様だったから・・・。上の神様が魔王やれって言うから・・・。でもね。もう、最近疲れちゃって。人間殺すのも、色々パターン変えてくれって言われて。もう、パターンないのに・・・。1度、バーンて、大量に殺したら、『そうじゃなくて、小分けでやれ』って・・・。分かるよ。言ってるコトは分かるケド・・・。もう・・・疲れちゃったな・・・。」 林「そんなコト言わないで下さいよ。あの・・・もし、僕があの時・・・」 ランディ「あぁ、タイガーバーム集めた時?」 林「魔王を殺してくれって言ってたら、どうなってたんですか?」 ランディ「死んでたよぉ〜。それがルールだもぉん。そしたら、人類滅亡しちゃってるよ。このラッキーボーイ!」 林、部屋から退出する。

ランディ「黒人殺してないから、黒人強化月刊と、殺人強化月刊だって、朝礼の時言わなきゃ・・・」

第846章(くらいかな・・・) あなたは魔王を殺せますか?
林は、久しぶりに、聖剣カリカを手に取った。初期衝動が蘇り、やはりランディを殺さねば・・・と思う。

そして、魔王の元に行くと・・・。魔王は首を吊って死んでいる。林「え?自ら?」

ランディの遺書。『体力の限界。精根尽き、気力も衰え・・・疲れたっていいじゃない。神様だもの。あとの権限は、全て林景荘にまかせる。我が魔王軍は永久に不滅です。旧魔王ランディ・タイガー・バース』

この遺書。そういうモノに私はなりたい。とか、私は貝になりたいとか、もう、あらゆる名言パクリまくりで作ってあります。体力の〜は、千代の富士ね。

部下達「どうしますか。林景荘様。我らはアナタ様に従います。」

林「私は。魔王もタイガーバームの神も、全てを引き継ごう。」
エイエイオーと、シュプレヒコールを上げる魔族一同。

暗転後。

OP映像に出て来た、チャラい、ヒップホッパー(家城氏)。舞台中央に7つのタイガーバーム。魔王林と対面している。ヒップホッパー「マジ、魔王死んで欲しい。」 魔王林「バビョーン」

・ED
メイキング映像。

ED。12日ソワレは、幕が壊れてしまい、映像が流せなくて、それを詫びる家城氏。お詫びに、半券を取っておいてくれれば、後日小さい箱のライブの時、優先的にライブに入れますと。ただ、12列目から後ろね。と言ったら、客からブーイングが。家城氏「そりゃ、そうだろ!!うるせえ!」

12日・ソワレの回。女の子天使の映像も流れなかったのが残念。凄く良いVだったのに・・・。私、映像トラブルだと思ってました。幕のトラブルだったのか。確かに、幕が変な上がり方だった・・・。

13日は「多分、芸人辞めません。」と家城氏が言って、帰って行きました。(面白くなかったら、芸人辞めます。って書いてあったからね)

構成や演出。本当見事でした。前回も思ったケドね。

最後、ヒップホッパーで「あ、読み負けた!」と思った私。
何か、仕掛けがあるとは思ったんだケド・・・。まさか、冒頭の映像から引っ張って来るとは思わなかった・・・。言ってたもんな。「魔王殺す」って。こんなチャライ奴に殺されちゃったのか、林魔王(^_^;)。

あと、2部の部分を、黄色い幕で分ける演出も好きだった。勿論、2部も全部繋がっているのだが、劇中劇のようで楽しい。魔族林がやってるコトを、別のコントで見せるって手法ね。その先触れとして、漫才が挿入される。面白い構成!!

でも、コレ、ボーっと見てた人、分からないと思うよ(^_^;)。私が前述した、演劇の手法でコントを作るの意味はコレである。演劇だと、こういう演出するでしょ?でも、お笑いライブで、こういう手法あまり使わないと思う。何故なら分かりにくくなっちゃうから。
だから、マジョリティが置いていかれるような気もしてしまうのだが・・・松尾フリークの私は、こういう多重構造の仕掛けは大好きって言うね。

あ、書き忘れたが。天使のVの時に『カリカ単独ライブ 魔王コント あなたは魔王が殺せますか?』と出る。

あと、ラストの場面で、『カリカ単独ライブ』と幕が下ります。

帰り際。タイガーバームが置いてあり『ご自由にお塗り下さい』と書いてあった。ので、肩こりの私は、肩に塗ってみた。何か、皆塗ってて、ロビー内妙に、タイガーバームくせえの(笑)。
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