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2010年06月14日18:58

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カリカ単独ライブ「魔王コント」 前半。

カリカ単独ライブ「魔王コント」に行きました。
最後まで見て。「あ、やられた!」と思いました。そして「チクショウ!」と思いました。おそらく、『読み負けた!』と思ったんだ。私。

そして思うこと。おそらく、カリカは、演劇の手法でコントを作ってるような気がします。演劇の手法で『コントライブ』を作ってる・・・の方が分かりやすいかな。
なので、私には、非常〜に面白く、また、私自身には合っているのですが・・・。
コレをやるコトにより、所謂“吉本王道”のファンがどんどん離れて行くような気がして仕方ない・・・。

本当に、演出や構成は見事なんだ。でもね。おそらく、コレ、「普通のお笑いライブ」だと思って見に来た人には、理解しづらい・・・よね?とも思う。
実際、後ろのお嬢さんが「2回見て、やっと意味が分かった」と仰っていたので、「あぁ、そうかもなぁ〜」って思ったのです。
おそらく、松尾スズキ氏や、ケラ氏の演劇を見てるお客さんは、一発で演出意図も、「あぁ、こう繋がって、こうなるんだ。」てのは分かると思うんだケド・・・。

又、コレを、出来ちゃう家城氏がスゲエんだケド、あまりに高度なコトやり過ぎて、マジョリティの客置いてかないかな・・・と不安にもなったりして・・・。
家城氏が良く言う「TVに出たい。売れたらライブなんてやってない。」はホントだと思うんだ。照れや恰好つけで言ってるんじゃなくて。本当に、メジャー道に行きたいんだと思うんだ。

でも。おそらく、家城氏が「面白い」と思うモノ、コトは、コレなんだろうね。

そして、私は、その表現方法も作りこみも大好きだったりする。カリカのライブは、お笑いライブには珍しく“エロスとタナトスが同時性を持ってそこにある”のです。
おそらく、コレは、家城氏の嗜好であり、思考がそうだから・・・なのでしょう。

で。家城氏のあの色っぽさは何なのサ!
不細工なのは、分かるのよ!私にも分かるのよ!なのに、スゲエ色っぽい人で、尚且つ何故か持ってる色気が女性の色気の為、女装の似合い方が半端じゃない。不細工なのに、女装が似合う・・・と言う、稀有な人材だと思う。

今回のお土産〜。サイン入り卓球の球。
私、最前列に座っていたのですが、終演後、卓球の球はスタッフが回収するモノと思い、床に置いておいたら、横のお嬢さんが「あの。コレ、何か書いてあるので、持って帰った方が良いですよ。」と教えて下さいました。良く見たら、誰かのサイン(デッカチャンのような気がする・・・)と日付と“魔王コント”とタイトルが書いてありました(コレは、家城氏の字かも)。有難う。あの時のお嬢さん。お嬢さんが、助言を下さらなければ、私は、その球は、完全に置いて行ってました(^_^;)。流石私!物体に目が行かない!(コント(表現)そのものが好きなので、グッズやら写真やらサインやらに、興味を持たない人間なのです・・・。ある意味、つまんない奴って言う・・・(-_-;))

2回見たのですが。12日ソワレは、見切れ席は正直埋まってなかったです。が、13日は満席でした。良かった。1回目の席が、最前列(しかも、ほぼ真ん中)だったのですが・・・。正直、スペースゼロは、最前見づらいかも知れない(^_^;)。細かい表情は良く見られたケド・・・。その代わり、楽日の12列目ド真ん中がスゲエ見やすかった。舞台、全部見渡せた。

※以下、カリカ単独ライブ「魔王コント」の感想を書きます。ネタばれになっちゃう部分もあります故、ネタばれがお嫌な方は読まれない方が宜しいかと存じます。

それでは、ネタばれOKの方のみいらっしゃいまし〜。

カリカ単独ライブ「魔王コント」
会場:スペースゼロ

出演・カリカ、デッカチャン、コッセこういち、オコチャ、遠藤カスタマイズ逸人・・・までは分かったのですが、他の方が分かりません!!ごめん!

※一応、お品書きがあるのですが、全体で1本のコント・・・と見た方が良いと思われます。あと、おそらく記憶違いとかスゲエあります。

・OP映像
第1章。スラム地区〜林景荘という男〜
・タイトル映像
第2章。虎との戦い〜1st 怠惰の虎〜(だったかなぁ〜・・・)
第3章。もがき 
第4章。願い事
第5章。伝説の聖剣〜カリカ〜
第6章。まだ死ぬわけにはいかない
コントオーバー
・第2部・ 漫才。映像〜タイガーバームパーク〜。 コント不動産屋。コントお下品夫人。
第845章(くらいだったかな) 初めての魔王の間
第846章(くらいかな) あなたは魔王を殺せますか?
・ED

・OP映像
ポルノグラフティの“アポロ11号”に乗せて、新宿駅南口を出て、スペースゼロまで歩くカリカの2人。途中、家城氏扮する、チャラいヒップホッパーが「魔王、マジ、殺しに行こうと思ってっから!俺の音楽は、親を尊敬しない奴は聴く価値ねえから!」と偉そうなコトをほざく。

映像中、林克治。家城啓之。と名前が出る。家城さんは、名前が出た時、ゴミ置き場の死体になっていた(^_^;)。

第1章。スラム地区〜林景荘(りんけいそう)という男〜
中央に、男の死体。どうやらここはスラム地区らしい。スーツを剥ぎ取るスラムの男達。「コレ、着たらモテるかなぁ」と話す中、演歌が流れ、「ちょっと待て」と言う声。着流し姿の男が登場。男の名は林景荘(林氏)と言う。男は「コレは俺が着る」と言って、必殺、グルグルパンチ(両手を伸ばしてぐるぐる回る・笑)でスーツを奪い取り、スーツを着る。林「スーツなんて、初めて着るなぁ〜。」(ここで笑いが起きていた) 
この世界には、どうやら“ランディ”と言う魔王がいるらしい。林の両親も、魔王に殺された。スラムの男達は「魔王がいなければ、スラム地区なんかないし、もっと平和に暮らせるはずだ。」と言う。
スーツを初めて着た林。「コレ着たら、何でも出来るような気がするな。魔王倒せちゃったりして。」周りの皆から囃し立てられ、煽てられた挙句、林はなしくずし的に魔王討伐に行くことに。「エイエイオ〜!」と、シュプレヒコールをあげる林。お客にも言うが・・・殆どの人はやってくれず、「やれよ!少数の応援を胸に頑張って来ます!」

と、そんな折。隣町に着ているダライ・ラマ(デッカチャン)が、この町にも来るという情報が入る。そのダライ・ラマに会いに、魔王ランディも来ると言うのだ。
魔王を倒すと言ってしまった手前、行かなくちゃいけなくなった林。林はダライ・ラマの歓迎の宴の際、オババ(長老だろう)に何か言われたらしく、「はいはい。3回までね。」と返答。

と、そんな中。異形の部下達を連れた魔王ランディ(家城)降臨。牛の角を付け、背後には虎の生首と、オバマの生首と、自分の生首がついたモノを背負い、赤い衣装で登場。あまりの異形さに、林「アレは無理だろう〜。」 オコチャに「必殺グルグルパンチがあるから、大丈夫だ。」と言われ、戦おうと試みるが。

ランディ「ダライ・ラマよ。オマエの宗派の部下、1000人を生贄に捧げる覚悟は出来たか?」 ダライが、躊躇すると、ランディの部下「ランディ様、あそこに丁度良い、山があります。」と提言。ランディは、千手観音砲と言う、ビーム的なモノで、山を破壊。ランディ「世界がこうなっても良いのか?」と問う。と、その時、部下が目ざとく、林一行が何かしようとしていたところを見つける。「オマエ、さっき、ランディ様に何かしようとしていただろう!」 林「いえ・・・滅相もありません・・・。」 部下につめよられ、林「スイマセン。コイツが・・・」と、オコチャを指す。部下「オマエか!」と、オコチャを殺す部下。仲間「(林に)酷い!」

さて。こんな林の魔王討伐は如何に。

林は、「ジャパニーズソウルである演歌をこよなく愛する男」と言う設定の為、林氏が途中、“兄弟舟”を唄うのだが、あまりに上手くて吃驚&爆笑。

・タイトル映像
フジファブリックの歌だと思う。あの歌好きなのに・・・ゴメン、タイトル出てこない。
天使の羽をつけた女の子とカリカの2人。テーブルがあり、テーブルの上には3つのシャンパングラス。水の入ったシャンパングラスに、粉を入れる天使の少女。シャンパングラスを林、家城、少女が、1人ずつ、粉が入ったモノが分からなくなるように、シャッフルをする。
ジャンケンをする3人。1人1つ、グラスを持ち、水を飲み干す。センターにいた天使の少女が、バタリとテーブルにつっぷす。カリカ2人は、少女を残し去って行く。

最後。去っていく時の家城氏の表情が堪りません。ニヤリって笑うの。かすかにだケド。このニヤリが何か・・・好きだった。

第2章。虎との戦い〜1st 怠惰の虎〜(だったかなぁ〜・・・)
オコチャが殺されてしまい、しかも、なしくずしに魔王を退治しなくちゃいけなくなってしまった林。オコチャの幽霊に、メチャクチャ責められている。オコチャの幽霊「もう、ホントは、呪いたいんだからね!」 林「ゴメン。」 オコチャの幽霊「許すの、1回だけだからね!」 魔王討伐のアイディアを考えていると、舞台下手から白衣を着た博士っぽい人(コッセこういち)が来る。オコチャの幽霊「あの、博士っぽい人に訊いてみたら?」

林。博士っぽい人に「あの、僕、魔王を倒さなくちゃいけないんですケド、正攻法じゃ無理なんで、どうやったら倒せるか、方法ありませんかね?」と訊いてみる。博士っぽい人、伝説のタイガーバームの話をする。タイガーバームとは、昔あった肩こりや傷に何でも効く薬であったと。でも昔のモノだから今はない・・・と。虎も絶滅してしまっている。

しかし、この世界には、7匹の伝説の虎がおり、その虎を1匹倒すごとに、1個タイガーバームが手に入り、そのタイガーバームを7つ集めると、虎のボスが出てきて何でも願い事を叶えてくれる・・・と言う。オコチャの幽霊「・・・ドラゴンボール・・・・・。」

博士は、林と額をくっつけ、伝説の虎の情報を送り込む。
虎は、憤怒の虎、怠惰の虎、色欲の虎、高慢の虎、嫉妬の虎、暴食の虎・・・など、所謂、キリスト教の“7つの大罪”の虎。
しかし、博士が、デトロイト出身だった為、英語で情報が聞こえてしまう。(途中、色欲の虎とか、もう、英語じゃなかったケドな。エロイとら。タイガーウッズって言ってたし(^_^;)。暴食の虎の説明で、やたら、あぶりサーモンやら、あぶり肉とか、やたらあぶり料理が出て来るのもツボでした・笑)
博士は言う。「で、7つ集まったら、虎っぽい鳴き方をすると、虎のボスみたいなの出て来るから、それにアレして。」 林「最後、何か、漠然としてるじゃないですか!」

映像も流れたので、何とか、理解し、虎を探しに行く林。因みに、オコチャの幽霊には最後「じゃ。」とスゲエ冷たくあしらう。

武器としてバットを持ち、暫く旅をし、怠惰の虎(家城)を見るける。怠惰の虎に襲いかかる林。虎「ガオー」 林、グルグルパンチで応戦するも、虎「もう、痛いから!左半身痛いから!」 林「喋れるの?」 虎「一応、喋れますケドね。虎だから、ガオーの方が楽でしょう?」 林、再び殴りかかる。虎「あのね。そう言うのは、憤怒の虎とか高慢の虎とかとやってよ!」 それでも、飛び掛る林。虎ぶったおれ、そのまま何かジャレつく(笑)。虎「じゃれてる大型犬かよ!もう〜。じゃあ、だらだらぐだぐだバトルねぇ〜・・・。だらだらバトルとは、だらだらしながら、それっぽいコトを言った方が勝ちって言う・・・・・。言っとくけど、もう始まってるよぉ〜。」

虎。寝ころがりながら「中学の時・・・引っ越して・・・何か・・・それからダメになった。」「正直・・・田中さんがいなければ・・・職場辞めなくてすんだ。」 林「それ、ダメな人間が良く言いそうなコトじゃん。」 虎「あの・・・友達から聞いたし、ネットにも書いてあったケド、ブッダも、元は乞食みたいだったって・・・。」 林「それって、自分を正当化する為の言い訳じゃん。」 虎「あの。自分のタイミングで来ていいから。」 林、虎に飛び掛る。虎「ガオー!」 林「やっと本性を出したな!」 虎「本性はさっきの!!」 ここで、林、グルグルパンチを出そうとするも、オババの言葉が頭を過ぎる。(映像で、ナウシカのオババが出て来る)アテレコで「グルグルパンチは1日3回までじゃ。4回やったら死ぬぞ。」 しかし、林は、ここでグルグルパンチを出してしまう。
虎「うわぁ〜。何か・・・バタバタしてる間にやられた・・・」
虎は、タイガーバームになる。

第3章。もがき
ぐるぐるパンチを4回使って、もがき苦しむ林。「塗りたい!スゲエコレ、塗りたい!」
(コレ、何で治るか忘れた(^_^;))

そんな折、タイガーバームハンターに狙われる林。しかし、タイガーバームハンターの足をバットで叩いたら、タイガーバームハンターは死んでしまった。林「え?弱っ!死んじゃったの?え??」 林、ハンターのウエストポーチを突付き、中に何か入っているコトを知り、出してみると。タイガーバームが6個出て来る。
「え?もう揃っちゃったの?」 ハンター幽霊になって退場。 林「何か・・・ごめんなさい。」

林、言い伝え通り、虎の鳴き真似をしようとするも。「ガオ」「ガ〜オ」(色々パターンを変えてやってみる) 「本物の虎なんて知らないもん。うわぁ〜!!」この「うわぁ〜」の雄たけびが、偶然にも虎の咆哮に似てた為、タイガーバームの神が降臨する。

第4章。願い事
しかし。タイガーバームの神は、魔王ランディ。 林「え?!アナタ、魔王ランディですよね?」 ランディ「こっちが本職。」 林「えぇ〜・・・・・。」 ランディ「数百年ぶりにタイガーバームを集めた勇者よ。何でも願い事を言いたまえ。」 林「えぇ〜・・・」魔王に魔王を殺せとは言えず、泣き出す林。ランディ「嬉しくて泣いているのか。」 林「いえ・・・ちょっと違います。あの・・・魔王を・・・」 ランディ「ん?」(この仕草が可愛い) 林「あの、魔王を・・・」 ランディ「ん?」 林「オコチャを生き返らせて下さい!」 ランディ「はは。たやすいコトだ。」 林「でしょうね!」

ランディは願い事を聞き入れ消える。

林「(客席に)あの。アナタ言えます?魔王に『魔王を殺してくれ』って。それって、『自殺してくれ』って言うようなモノじゃないですか。それって・・・ありなのかなぁ〜・・・。」

困っていると、カスタマイズのサイボーグ(遠藤カスタマイズ逸人)が来る。林「アナタ、物知りですか?」 カスタマイズ「はい。あだ名が物知りです。」 カスタマイズは、カスタマイズした左手の説明をする。一頻り糸瓜スポンジや、スライサーの説明をし(謂わば、遠藤氏のネタな・笑)、カスタマイズ「それなら、南の長寿の国に、聖なる剣があるので、それを手に入れなさい。何でも斬れる聖剣です。これなら、魔王も斬れるでしょう。」 林「え?何で、僕の訊きたい事分かるんですか?それじゃ、物知りじゃなくて、エスパーじゃないですか!」 カスタマイズ「しかし・・・聖剣を手に入れた者は・・・誰もいない・・・」 林「うわぁ!謎めかさないで!」 
  
第5章。伝説の聖剣〜カリカ〜
長寿の国に着く林。岩に剣が刺さっている。王様(デッカチャン)が寝ている。 林「あ、王様っぽい人がいる・・・。」 王様「誰?」 林「あの、僕、聖剣を手に入れに来たんですケド・・・。」 王様「あぁ〜。もうね、全然抜けなくて、最近じゃ、チャレンジする人も来なくなっちゃってね・・・。コレ(岩に刺さる剣)。」 王様「コレを抜いた者には、聖剣カリカを授け、私の第一王女もやろう!」 林「え?剣貰えた上、結婚も出来ちゃうの?」 王様「勘違いしている者もいるようじゃが、聖剣カリカは、何でも斬れる剣ではない。持つと、初期衝動を思い出す。だからこそ、聖剣なんじゃ。・・・じゃあ、ちょっと姫呼んでくるね。」 林「でも、どうせなぁ〜。剣抜けないんだろうなぁ〜あの人も『聖剣を手に入れた者は誰もいない』って言ってたもんな・・・」と岩に刺さった剣を持ち、アッサリ抜く(笑)。 林「へぇ〜。コレが聖剣カリカねぇ〜・・・て、抜けたよ!でも、待て・・・王様の前で抜いてあげるって言う、手もあるな・・・。」

王様。戻り「あのね。後で、歓迎の宴やるから。」 林「その宴、ひょっとしたら盛り上がっちゃうかも知れませよ〜。御前様になったらスイマセン。」 王様「へぇ。自信あるんだねぇ。」 部下「姫様のおなりです!」

白いドレスに身を包んだ姫(家城氏)登場! 林「(客席に)うわぁ〜。スゲエブス出てきましたよ。あれ、ブスですよぉ〜。」 王様「姫のみゆきじゃ。」 みゆき姫「どれ。見事、その剣を抜き、妾のハートを射止めてみよ。」 林「うわぁ。ブスのくせにスゲエ上から来ましたよ。」(私、爆笑) 部下「お静かに!姫は“ブス”と言う言葉を知りません!」

林、剣を抜く振りをし「いやぁ〜。抜けませんねぇ。もうカッチカチですね。」 みゆき姫「どうして本気でやらぬのじゃ!そんなコトでは、妾は、オマエのモノにはならぬぞ!」 林、頭に来て、後ろを向く姫を、バットで殴ろうとする(爆笑)。王様&部下「スイマセン」的な顔をする。
林「本気でやってますよ。あぁ!こんな時に持病の握力0病が・・・。」 みゆき姫「嘘をつくでない!今までそのバットを持っておったろうが!そんな病はない。そんな奴とは妾は結婚いたさぬぞ。」林、激怒し、バットで再び姫を撲殺しようとする。部下、必死でそれを止める。泣きそうな顔の王様。王様「頼む、剣を抜いてくれ。」 林「全部理解した上で?もう・・・王様泣いちゃってるじゃない・・・。あんた等一体、こんなコト何年やってんだ。」 王様「800年」 林「800年!?アンタいくつなの?」 王様「1200歳。」 林「ってコトはあの人(姫)もそのくらいの歳ってコトだよね?」 王様「750歳じゃ・・・。」 林「(部下に)因みに、アンタは?」 部下「33歳。」 林「若っ!良く、話合うね・・・。」

林、剣を抜くか迷うも、みゆき姫「早く、そなたのバットを抜きなさい。」 林「・・・ブスが下ネタ言ってんじゃねえ!」 みゆき姫、林に近付き、小声で「ブス?」 王様に向き直り「お父様?ブスって何?」 王様部下に「ブスとは何だ?」 部下。何か飲む。その場から部下、走り去り・・・チュドーン!(爆発) 林「自爆した!」 王様、泣き顔。

林「あの・・・姫・・・ブスとは・・・苦いフルーツのコトです。」 みゆき姫「苦い・・フルーツ。・・・そうだ!それなら、元気が出るように、妾がキスをしてやろう。」 姫が近付くも、林物凄く嫌がり、「寄るんじゃねえ、不細工!」 みゆき姫、林の耳元で小声で「不細工?」 再び姫、王様に向き直り「お父様〜、お父様〜不細工って・・・何ですの?」 王様、走り去る。暫くして、チュドーン!(爆発音) 姫「・・・不細工も苦いフルーツなのか?」 林「あの・・・不細工とは、可愛くないと言う意味です。」 姫「あ、美しいって言う・・・」 林「いえ。美しくも、可愛くもなくて。汚い。穢れてる・・汚物・・・。あ、姫は顔に怪我をされてるって言う意味です。」
姫「妾は、国民から1度もブスなどと言われたコトはない!」 林「そりゃそうでしょ!アンタこの国の姫なんだから。」

みゆき姫。ショックのあまりぶっ壊れる。
「♪私、ブスって言われた〜、男に生まれれば良かった〜と言った女の子の字は尖っていた〜」(この歌、元ネタある・・よね?)

林「あの、僕、本当に、この剣は欲しいんです。でも、本気でアナタのコトは欲しくない!でも、もう、抜きますよ!」
林、意を決して、剣を抜く。みゆき姫両手を広げ、林に抱きつこうとするも、その剣で姫をぶっ刺す。姫「・・・有難う・・・」そのまま姫は死んでしまう。

みゆき姫。不細工なのに、不細工なのに・・・あの色っぽさは何なんだ!!本当に色っぽかった。キスしても良かったのに。林景荘(笑)。

第6章。まだ死ぬわけにはいかない
ある梅雨の日。林はオコチャに刺される。林「生き返ったんだ!」オコチャ「おあいこ!」 林「おあいこって、それなら、生き返らせてよね!」 オコチャ「コレでおあいこだから!」

林は、川の中州らしき場所で目覚める。林「何だここ?」 そこには男(家城)がいる。男は赤いスイミングキャップに、白いTシャツ。大人用紙おむつと言う出で立ち。林「気持ち悪い!」 男「流石、林景荘様。ここで立ち止まるとは!大抵は、そのまま、こっち岸に渡って、ゲームオーバーなのに。」 林「気持ち悪い!ここは何処だ?」 男「1番有名なあの川ですよぉ。」 林「あぁ、そうかここは、気持ち悪い!」 男「もう、それ良いですよ!」  

その男は、邪鬼と言う名。三途の川の中洲で立ち止まった人にアドバイスをする係りらしい。
邪鬼「呼ばれて立ち止まる人もいるんですケドね。『そっち言っちゃダメ!』とか。『オマエは、まだ、こちらに来てはいけない』とか。」 林「俺は、特にそれはなかったケド。」 邪鬼「そりゃ、そうでしょ。アナタは、誰にも愛されてないんだから。」

林は言う。「それならオマエ、バカだな。オマエさっき、こっち岸に上ってゲームオーバーって言ったじゃないか。」 邪鬼「え?言ってませんよ?言ってないですよ・・・私が・・・そんなコト・・・」(泣き出す)「あの・・・コレ、録画してるんですよ・・・。仕事・・・ちゃんとやってるか・・・私・・・派遣だから・・・。」 林「そういうシステムなの?」 邪鬼「あの・・・普段は、社員も、派遣も仲良んですケド、ボーナスの時だけ、ちょっと格差あるって言うか・・・」 林「そんな裏事情知らないよ!」

林は、舞台下手の岸に戻ろうとするが「オマエ・・・今・・笑ったろ?」 邪鬼「え?」 林「危ない。騙されるところだった。オマエが、そんなミスするワケないよな。おそらく、正解はこっちだ。・・・オマエ、何が目的だ?」 邪鬼「私は、基本ここで立ち止まった人は、助けようとしてるんですよ。特に、林景荘様は、助けろって上から言われてて、だから正解は・・・」 邪鬼、ここで死んでしまう。林「え?このタイミングで死んじゃったの?え・・・じゃあ、今のヒントで選ばなきゃいけないってコト??」 しかし、邪鬼は死んではおらず、笑い出す。 林「オマエ、何がしたいんだ!」 邪鬼「私は、ただ遊びたいだけなんですよ!」

邪鬼は言う。「私は、人を信じる人には嘘を言い、人を信じない人には、本当のコトを言うんですよ。こっちが正解です。」と、上手の岸を指す。林、邪鬼を、無理矢理上手に押し上げ、邪鬼
が死んだコトを確認。岸の下手に行くと、邪鬼は笑う。「ここの住人は何処に行っても死ぬワケないじゃないか。」 しかし、林も読み負けてはおらず、川に入っただけだった。「こっちか!」 結果、上手岸に上る林に。
邪鬼は「言ったじゃないですか。私は遊びたいだけだって。結果、ほら、マニュアル通り。」

林は死んでしまったらしい。

林「え?僕、死んじゃったんですか?」 魔王の声「林景荘よ。もし、オマエが、私の部下になり、人々を苦しめるなら、生き返らせても良いぞ。」 林「じゃ、お願いします。」 魔王「軽っ!」 林「地区の皆、ゴメンネ!」

映像に、コントオーバーの文字。

会場アナウンス「林景荘が、早めのリタイヤをしてしまったので、ここで第1部終了です。ここで、休憩を25秒挟んだ後、第2部を開始します。尚、第2部は普通のコントライブですので、ご了承下さい。」

25秒のカウントを、家城氏が取る。途中「15、苺、セルジオイチゴ・・・」などと言うカウントが入る。

セットに黄色い布がかけられる。

邪鬼の首ぐるんと、「細い棒の上に立ってるイメージ。」で死ぬほど笑う。てか、首ぐるん。本当に怖かったよ、家城さん!!

後半は第2部より。
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