mixiユーザー(id:3484654)

2009年10月24日22:00

19 view

Todays record 484

PYG! 71 - PYG

POLYDOR (Press Original)

PYG(ピッグ)は、「ザ・スパイダース」の井上堯之、大野克夫、「ザ・テンプターズ」の萩原健一、大口広司、「ザ・タイガース」岸部一徳、沢田研二で1971年に結成される。当時はニューロックと呼ばれた。欧米でレッド・ゼッペリンなどを代表とする「ニュー・ロック」と呼ばれるバンドが多数デビューし、日本でもGS残党や非GS組達が「ニュー・ロック」に新たな可能性を見出して、さまざまなグループを結成した。代表的なのが内田裕也氏がプロデュースした『フラワー・トラベリン・バンド』。陳信輝の『フード・ブレイン』、ミッキー・カーティスの『サムライ』、成毛滋の『フライド・エッグ』など、グループが登場した。「ジュリーとショーケン2大アイドルスターによるツインヴォーカル」は大きく話題となり、日比谷野音をはじめ各種ロックフェスティバルにも出演したが、硬派なロックファンたちからは「GSの残党/商業主義」と嫌われ、空き缶やトマトが投げつけられた。ベースギターの岸部一徳が作詞をしたデビュー曲「花・太陽・雨」は、商業的なヒットこそしなかったが、当時の音楽シーンにおいてはニュー・ロックとフォークの中間に位置するような存在で、大変な名曲。この曲がまともに評価されることはなかった。 今では名曲として名高い。(シングルバージョンとアルバムバージョンの2種類が存在)。ヒット曲「自由に歩いて愛して」は、数々のアーティスト等がカバーしている。10分にも及ぶ『やすらぎを求めて』は井上尭之のギター・ソロ、大野克夫のハモンド・オルガンをフィーチャーした「ニューロック」の傑作!これらの作品も当時は正当な評価を受けられなかったが、後に、音楽的価値を認められ再評価を得ることになる。ライブ盤とシングル数枚をリリースしながら1972年まで活動していた。

沢田研ニ(Vocal:ザ・タイガース)
萩原健一(Vocal:ザ・テンプターズ)
井上尭之(Guitar:ザ・スパイダース)
大野克夫(Keyboard:ザ・スパイダース)
岸部修三(Bass:ザ・タイガース)
大口広司(Drums:ザ・テンプターズ)

1 戻れない道(作詞:安井かずみ、作曲:井上堯之)
2 明日の旅(作詞:山上路夫、作曲:大野克夫)
3 もどらない日々(作詞:岸部修三、作曲:井上堯之)
4 サンデー・ドライバー(作詞・作曲:大野克夫)
5 やすらぎを求めて(作詞:岸部修三、作曲:沢田研二)
6 花・太陽・雨(作詞:岸部修三、作曲:井上堯之)
7 何もない部屋(作詞:萩原健一、作曲:沢田研二)
8 白い昼下がり(作詞:山上路夫、作曲:大野克夫)
9 ジェフ(サー・ロレアル・ジュリー・ピーコック・ヒル)(作詞:リンダ・リー、作曲:井上堯之)
10 ラブ・オブ・ピース・アンド・ホープ(作詞:リンダ・リー、作曲:井上堯之)
11 祈る(作詞:岸部修三、作曲:沢田研二)

PYG! オリジナル・ファースト・アルバム(1971/8/10発売)
FREE WITH PYG(1971/11/10発売、1971/8/16田園コロシアムライヴ盤、2枚組)

[オリジナルのレコード・ジャケットは、ブタの鼻の部分を押すと音が出るものだった。これは非売品で見本盤なので、音は出ません]



0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する