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2008年12月15日18:37

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【SoulFlowerUnion】年末ソウルフラワー祭り 08.12.13

@恵比寿リキッドルーム

さてさて。

狂気の(笑)ソウルフラワー週間もラスト。
日曜を一週間のスタートとするなら、

12/7 心斎橋クアトロ
12/11 横浜DRAGON CLUB

に続いて三回目になります。
一週間にソウルフラワー三回って(笑)。
こんなヘヴィローテは久しぶり。
それだけ今のユニオンが素晴らしいって事ですが。

で、今回はツアーの最終日。

ん?

なんで最後のライヴを最初に書くかって?
そりゃあ、記憶が鮮明なやつの方からがいいからねぇ。

問題は、前の方の奴の記憶を俺が保持出来て
記録する事が出来るかどうか、だな。

今回は異例な事に当日券ではないので、
30分ほど前に入場。
こんな早く入ると落ち着かないじゃないか(笑)。

ま、それほど待たずに定刻から数分押し程度で
ライヴスタート。


1.神頼みより安上がり
・・・前回のAXに引き続きトップバッター。
分るんだぁ、この曲がトップのソウルフラワーの
ライヴはとんでもなくハイスパートライヴなんだよぅ。
ときめきと慄き(笑)と共に飛び跳ねます。
いつもより高さを心掛けて(笑)。

2.こたつ内紛争
・・・すげー二曲目。年末のスペシャル感が
もう顕れまくりです。冬だし丁度いいんだな、この曲(笑)。
年末イベント向きですね。

3.うたは自由を目指す!
・・・通常はライヴラストに演る流れですよ、これは?
三曲目なのにもう汗はダラダラで大変な状態です。
すげえ意気込みを感じますので、受けて立たない訳には
いかない、って感じ。

4.世紀のセレナーデ
・・・俺の曲キタコレな(ry)。やはりここぞという時に
中川はこの曲を演るんだよなぁ、と嬉しくなる。

5.カヴァー
・・・題名が覚えられない(このフレーズ何回書いただろう?)
曲。私感だが、今後のソウルフラワーの指針になるのは
この手のロックンロールピアノ曲にあるのではないかと思う。
ソウルフラワー流レゲエ路線は『カンテ〜』で完成を見た
気がするので。次の音楽的テーマの模索というかなんというか。

6.月光ファンファーレ
・・・いつの間にやら最強の名曲へ。この曲が問答無用で
盛り上がるようになるとは思わなかった。楽曲を
ライヴで育てるって凄い事だよなぁ。

7.ホライズンマーチ
・・・ミホちゃんのお囃子から。最初「え?え?え?何の曲?」
なんて戸惑っていると(察しが悪い)、最高にアッパーな
『あの』イントロへ。これも年末っぽいかなぁ。
個人的にはレギュラーメニューでずーっと演って欲しい曲なんですが。

8.海へゆく
・・・前半10曲の心臓破りメニューの中での唯一のオエイシス(笑)。
でも大声で合唱しちゃうので、息は整えられないという
この苦し楽しい感じがたまらない。

9.パレスチナ
・・・ここ最近で最も素晴らしい曲。呪術的なキーボードのイントロから
60年の時の狭間を隔てた虐殺の地を相関させるコーラス・・・
今最も熱い曲でしょう。
で、こういう呪術的な曲には緑の照明を当てるんだよなぁ。
以前は『オーマガトキ』や『見世物小屋から〜』とかでね。
今回はこの曲。緑の照明が当る限り、ソウルフラワーは
鋭さを喪う事はないな、と思う。

10.外交不能症
・・・ここまでの流れ異常。「殺す気か!?」っていう。
こんなにハイスパートなソウルフラワーライヴは
しばらく無かったぞ。最近体力無いのでヘタりこみそうに
なりながらも踊り狂う。ちょっと遅いような気もするが
気にせず。奥野が立ち上がり鍵盤に足を掛けて(?)演奏する
姿がメチャメチャ格好よし。すぐ止めちゃったけど(笑)。

11.極東戦線異常なし!?
・・・今回のゴロツキはアメリカとイスラエル。
そうだよなぁ、太郎ちゃんまだな〜んにもやってない
もんなぁ。それを思うと頻繁にアナウンスされていた
慎太郎ちゃんはエラいわ(違)。

12.マウンテンバイク・フロム・ヘヴン
・・・今回のびっくり選曲。Vo.ミホちゃん。
ん〜、色々と試しているねぇ、中川は。
ここで選択肢が増える(メスカリンや初期ソウルフラワーが
演れる)ようになれば、上手な休憩タイムも出来るし
ファンも喜ぶしの一石二鳥だもんな。
とはいえ、最強のヴォーカリスト内海洋子の
楽曲は、毀誉褒貶のふり幅がどうにも大きい。
そこで、この曲。これは結構イケると
思う。伊丹英子曲は声質も近い物があるし、
ヒデ坊の不在と共に、長らくステージでは
聞けなかった曲だった訳だから、尚更。
『イデオロギー・クッキング』や『ブラッド・ゴー・ラウンド』も
聞いてみたいなぁと思う。

ま、それでも「カラオケを聞きにきたんじゃねぇ」とか
口の悪い奴は云うだろうがね。
無視していいと思います、その手の輩は。
今の実験路線を断固支持。

13.名もなき惑星
・・・敬ちゃんがひたすら似合わないアコギ姿を披露(笑)。
しかし、最近アコパルで鳴らしているだけあって、音は
素晴らしい。一時河村がアコギを弾いていたが、
ブズーキが復活した事もあって、中川がアコギを
担当する、っていうのは順当でいいと思う。
最近のソウルフラワーは本隊以外の所で
行われた活動がフィードバックしている事が多い。
それって凄くバンドとして健全だし、素晴らしい事です。

14.寝顔をみせて
・・・つづけて敬ちゃんの似合わないアコギ曲(笑)。
だんだん慣れてくるのかねぇ。そういえば
ニール・ヤングみたいにも見えてくるかも。
不思議不思議。

15.カヴァー
・・・なんか中川がタイトルを連呼していたが聞き取れず。
最近のロックンロールピアノ路線のカヴァー曲。

16.荒地にて
・・・恒例の大合唱曲。今回は歌舞伎さんの事があるので、
多分に厳粛な心持で合せて歌ってみる。

17.風の市
・・・ああああ、やっぱりなぁ、という続き方。
なんか他にないかなぁ、1フレカポの曲って。
世紀の大名曲だけに、驚けないのが惜しいのだ。

18.満月の夕
・・・前段の『荒地にて』に引き続いての歌舞伎さんに
捧げる曲。いつか人は死に、別れ、やがて忘却されていくのだが
そのつかの間、こうして歌を捧げられる人生もある。
それは、やはり人が生きる事の美しさの一つなのだろう。
生きる事自体に意味なんかないのだが、それは立派な
生きる動機になり得るし、良き『結論』だ、と云えよう。

・・・などという事を歌いながら考えた。

19.秋田音頭
・・・本当に自然に「ソウルフラワーの楽曲」として
演奏されるようになったなぁ。これは、この曲に
限らずだが中川がステージから離れずに、自分以外の
ヴォーカル曲もしっかり演奏するという姿勢にも
顕れている気がする。
後は継続は力なり、か。

20.サバイバーズバンケット
・・・大阪では機材トラブルから絶不調だった河村の
ギターソロもばっちり。今日のユニオンの歯車の
合いっぷりは素晴らしいやね。

21.海ゆかば山ゆかば踊るかばね
・・・この曲も今週三回聞いた訳だが、この回が唯一
「駆け抜けていく〜!↑」と中川が叫んでくれました。
やはり、こういう風にエキサイトしてくれる方が
見ている立場としても嬉しいもんです、はい。


〜SE.愛の総動員

en1.ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!〜
・・・結果的に『愛の総動員』が今回のツアーテーマに
なったのだが、やはりこの曲が表テーマと云える。
「人生はくそったれ」と叫びながらも、この多幸感。
現在世間に流通しているポップスに歌われる『幸福』が
思考停止の結果(今がよければよい、今だけでよい、的なね)とは
この曲は、つうかソウルフラワーの曲は全く違う。
こういう詩作を出来ているバンドって日本では本当に
いないのよ。

en2.エエジャナイカ
・・・アンコールこの位置でこの曲はしんどい(笑)。
笑いながらえづくという器用な事をさせてくれた曲。

〜SE.ラヴィエベル

en3.松葉杖の男
・・・奥野のピアノソロがエラク軽快なアプローチに。
リクオのような・・・と云ったら語弊があるかな。
コロコロとしたフレーズが随分と気持ちよく響きました。

〜SE.愛の総動員

総評としては、最近いつも同じなんですが、
素晴らしいの一言。なんかクサす所を探そうと
思うんだけれど、無駄。

ないんだもん、不足。

中川が脂肪肝だというくらい。

見ている方には関係ねーよ、それ(笑)。

このハイスパートっぷりは本当に素晴らしい。
大真面目に10歳若返ったようだ。
しばらくは前回の『渋さ知らワーユニオン』の余波で
ちょっとは詰まらなく感じるかと思ったが全くの杞憂。
ライヴ見ている時には思い出しもしなかった。
次のライヴには新曲も聞けるだろうから、それも含めて
今後を楽しみにしていよう。

余談だが、今回のソウルフラワー週間は
大阪では二列目、横浜は最前列ど真ん中という
環境で幸運な事に見られているのだが、
そうすると音の全体像がイマイチ掴み辛かったりします。
よって、今回の恵比寿は真ん中くらいで音に集中しながら
聞いてみよう!などと決意したのですが。

で、確かに最初その辺りにいたのですが。

結果として最後には二列目奥野正面にいました。

・・・決意は全く実行出来ず。

ま、黙ってじっとしているなんて出来ないライヴだもんな。
仕方ねぇか(笑)。

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