Gerhard Barkhorn、1919年3月20日 - 1983年1月8日
「ドイツ空軍(Luftwaffe)のことを描く時に、必ずついてまわるのが騎士道である。
大空という無限のロマンとドイツ戦闘機という最高の剣と、それを操る貴族的な男たち。
勝つためには手段を選ばぬ式ではなく、名誉と誇りを重んじ、常に敵と堂々と渡り合い、勝者となる時は相手の武勲を讃えることを忘れず、勇者となっては潔く、どこか日本の武士道と相通じる部分を持って戦い続けたドイツ空軍。
彼らの唯一の悲劇は、その尾翼についてまわった鉤十字だけなのかもしれない。」(「大空の騎士道」新谷かおる)