- 詳細 2011年9月18日 20:38更新
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『ライアー』は、1997年に公開されたアスミック配給の、アメリカ製作のサスペンスミステリー映画です。
★この映画が大好きだ。
★サスペンスの傑作作品だと思う。
★ティム・ロスの作品の中で一番好きだ。
★まだ観てないけど、興味がある映画だ。
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などなど。
とりあえず、こんな感じで当てはまる方はこのコミュに入ってください♪
みんなで、『ライアー』について語りましょう。
【Story】
大富豪の御曹司ウェイランド(ティム・ロス)に、娼婦殺人事件の重要参考人として、出頭命令が出された。
担当刑事のケネソウ(マイケル・ルーカー)とブラクストン(クリス・ペン)は、嘘発見器を使って、ウェイランドから真相を聞きだそうとする。
しかし、かつて心理学を学び、高知能を誇るウェイランドは、逆にケネソウとブラクストンを混乱に陥れていく・・・。
【Commentary】
“嘘”をモチーフにミステリーのジャンルに果敢に挑戦した作品が、『ライアー』である。
嘘で塗り固められた３人の男たちの真実の姿を、嘘発見器をひとつの媒介としながら描いていく、ユニークなサスペンスミステリー。
このストーリーは、ゲーム・ショーのコンテストに参加したジョナス・ペイトの経験によって生み出された作品である。
そしてジョナスは、一卵性の兄弟ジョシュと共に脚本を執筆する。
ペイト兄弟は、1996年に『共犯者』でデビューし、サンダンス映画祭で絶賛された。
この映画の祭直前に執筆していたのが『ライアー』で、映画祭の成功によって映画化が実現した。
この双子のジョナス＆ジョシュ・ペイト兄弟は、幻惑的映像を駆使しながら、観る者をさらなる真偽の混乱の淵へと誘う。
もう一つの見所として、主役俳優3人の素晴らしいアンサンブル。
主役のウェイランドを演じるのは、今やインディペンデント映画界のスーパースターとなったティム・ロス。
繊細かつ大胆な演技で、ウェイランドのキャラクターに深みと凄みを与え、今までにないティム・ロス像を見せてくれる。
対する刑事に扮するのは『レザボア・ドッグス』の故クリス・ペンと、『ヘンリー』のマイケル・ルーカー。
ブラクストンを演じたペンは『フューネラル』で96年ヴェネチア国際映画祭助演男優賞を受賞したが、ここでも軽みと落ちつきのある演技で好印象を残し余裕を感じさせる。
ケネソウ役のルーカーは裏表のある人物の陰影をあますところなく表現した。
脇役陣も豪華だ。
殺される娼婦エリザベスには『ザ・エージェント』でトム・クルーズの相手役をつとめ、一躍スターとなったレニー・ゼルウィガー。
暗黒街の女ボス、ムックにはアカデミー賞女優のエレン・バースティンが扮し圧倒的な存在感を示している。
浮気性なケネソウの妻役では、『クラッシュ』のロザンナ・アークェットが出演しているほか、製作総指揮のマーク・デイモンが元俳優の経歴をいかしてウェイランドの冷厳な父親役として出演している。
【Staff】
・監督
ジョナス・ペイト
Jonas Pate
ジョシュ・ペイト
Josh Pate
・製作
ジョン・ディー・クレッチマー
John D. Kretschmer
・脚本
ジョナス・ペイト
Jonas Pate
ジョシュ・ペイト
Josh Pate
・撮影
ビツ・バトラー
Bill Butler
・音楽
ハリー・グッレグソン・ウィリアムス
Harry Gregson Wiliams
・字幕
関 美冬
【Cast】
・ウェイランド容疑者 Waylando
ティム・ロス
Tim Roth
・ケネソウ刑事 Kennesaw
マイケル・ルーカー
Michael Rooker
・ブラクストン刑事 Braxton
クリス・ペン
Chris Penn
・娼婦エリザベス Elizabeth
レニーゼルウィガー
Renee Zellweger
・ケネソウ刑事の妻 Mrs.Kennesaw
ロザンナ・アークェット
Rosannna Arquette
・ムック Mook
エレン・バースティン
Ellen Burstyn
・ウェイランドの父親 Waylando Father
マーク・デーモン
Mark Damon
【Award】
・ストックホルム国際映画祭
1997年(第7回) 撮影賞、監督賞受賞
・コニャック・ミステリー映画祭
1998年 審査員特別賞受賞
・ヴェネチア国際映画祭
1997年(第54回) 正式出品作品
【コミュニティリンク】
・８０〜９０年代の洋画が好き！
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・グレン・クローズ Glenn Close
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