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「うつ病」の名前を考える

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詳細 2020年5月24日 00:42更新

◎当コミュニティは「うつ病」の本質を考え、うつ病に見合った新しい名前・あり方及び認識について考えるコミュニティです。


「うつ病」は確かに主に気分障害という形で心理面に病理が出てくる病気です。
しかし、その実態は脳内のセロトニンの働きが低下することによって起こる「セロトニン障害」である、というのが今の医学における仮説の主流になっています。(実証されているというわけではなさそうですが・・・)
様々な要因が挙げられていますが、現代の夜型生活、利益至上主義の会社生活、産後の体内バランスの崩れなどが挙げられています。

以下、グラクソ・スミスクライン社による抗うつ剤服用者へのアンケート結果です。

((引用ここから))
うつ病・治療に対する患者の理解と気持ち

- 約8割の患者が「うつ病や患者に対する偏見は根強い」と感じている

「うつ病の認知は高まったと思うが、依然としてうつ病や患者に対する偏見は根強い」と思う患者は、全体の81.9%と非常に高率でした。

- 約5割の患者が「職場や学校にはうつ病であることを知られたくない」

「家族に知られたくない」(18.1%)、「友人に知られたくない」(36.3%)と比べ、「職場、学校、近所の人に知られたくない」と回答した患者は、51.9%と高い傾向がみられました。

- 約7割の患者がうつ病の原因を「脳内の神経伝達物質の乱れ」と理解しながらも、「性格・気の持ちようが原因」と思っている患者は4割弱

72.2%の患者は、うつ病の原因が「脳内の神経伝達物質のバランスの乱れ」であることを正しく理解している一方、別の設問では37.4%の患者が「うつ病は自分の性格や気の持ちようが原因で起こる病気」と回答していました。また、この質問に「分からない」と回答した患者18.8%を合わせると、半数以上の患者が、うつ病が器質的な疾患であることを理解しつつ、「自らの性格にも原因がある」と感じている様子が覗えます。

((引用ここまで))

これは抗うつ剤の製薬会社が発表しているデータですので、それを前提に読み取る必要がありますが、このようなアンケート結果が出る背景には「うつ病」という病名が喚起するイメージにも原因があると考えます。
もちろん、ものごとの捉え方(認知)の歪みに気付き、それを修正していくというような本人の努力もこの病気の完治には必要な要素なのは確かです。
しかし、「うつ状態」になってしまっている真っ最中の人間にはその余力があるとは限りません。
「うつ」という言葉は、状態を表す言葉であって、症状・原因を明確にする「病名」としては適切さに欠けると考えられます。

そういった意味で、「うつ病」という病気の本質に見合った名前を考え、認識してもらうことによって、本人にこの病気に正面から向き合ってもらい、病気をきっかけに自分の生活習慣や思考回路を見つめ直すという、病気に対してより前向きな姿勢をとってもらうには、「うつ病」という名前を変えてあげることができるかもしれません。
また、周囲も「うつ病」が器質的な障害を引き起こしているかも知れない病気であることをまず理解し、接しやすくなるのではないかと思います。



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カテゴリ
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