●ロシア・ピアニズムについて語り合うコミュニティです。
スクロールが大変になってすみません。
はじめての方のために、説明を入れています。
そして、よりつっこんで知りたいというひとのために、
HPの紹介もあります。
mixiの関連コミュニティのリンクも加えました。
足跡帳にまず、ひとことよろしく
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■文献について
佐藤泰一氏の《ロシア・ピアニズム》が貴重かと
思われます。管理人は入手できていませんが、
以下のトピによって、この本の価値の一端が
わかると思います。
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■音源について
管理人は、このコミュニティを立ち上げて、
貴重な音源がCD化されないまま眠っている
ことを知りました。その値打ちはマニアだけのもの
ではないと思います。
個人犠牲でなく、商業ベースにおいても成り立つよう
キャンペーンしたくなりました。
CD化については、D.J.CARATEさんが
努力されています。
個人サイトを訪問ください。
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■常連さんご紹介
このコミュニティをもりあげていただいている
常連さんを感謝をこめてご紹介します。
SP音源については、D.J.CARATEさん、
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ヤス(@@)さん
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がお詳しいです。
貴重な楽譜を集めるなど、ロシア音楽を
広い視野で論じておられるのが、
なんばあエフさん
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ピアノだけでなく、音楽家全般では、
川さん
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NEWYORK在住で、ピアニストの立場から
たくさんのことを教えていただいています
KenMifuneさん
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などがいらっしゃいます。
▼姉妹コミュニティの情報
MR.BINが管理している「Sviatoslav Richter」
で、つぎのトピで、連続更新。
《MЕЛОДИЯ の リヒテル》
10枚組のCDの内容を順番に紹介しています♪
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●ロシア・ピアニズムってなに?
■19世紀前半まで、西欧文化からみると後進国だったロシアは、独自の国民的音楽文化を養成する組織がありませんでした。女帝は、イタリアオペラへに熱を上げていました。
音楽文化を担ったのは、外国人とアマチュア貴族でした。ピアノ文化も、同様に、外国人教師の手にゆだねられていました。
アイルランド人フィールド、ドイツ人ヘンゼント、ランガー、ヴィロイング(モスクワ生まれのフランス系ピアニスト ヴィルワン?)。
■これらの教師に教育をうけた人々のなかから、ロシア独自のピアニズムの流れ(ロシア・ピアニズム)が生まれます。
ヴィロングに教えをうけた二人の改宗ユダヤ人の兄弟、Антон Рубинштейн アントン・ルビンシュタイン(1829〜1894)とНиколай Рубинштейн ニコライ・ルビンシュタイン(1835〜1881)がその歴史的な役割を演じます。
リストに教えを受け、ヨーロッパからアメリカまで演奏旅行にでかけたように、兄弟はピアニストとしても、偉大でした。
同時に、兄弟は、1859年にロシア音楽協会を設立。アントンは1862年にペテルブルグ音楽院、ニコライは1864年にモスクワ・音楽院を創設します。
ロシアのアカデミズムの確立です。
■兄弟の築いた礎石のうえに、一群の優秀な教師が活躍します。
モスクワ音楽院では、1870年からニコライ・ズヴェーレフ(1832〜93)、タネーエフ、1887年からアレクサンドル・シロティ(1863〜1945)とサフォーノフ、その後、コンスタンチン・イグムノフ(1873〜1948)、ゴリデンヴェイゼルと続きます。
■彼らが耕した土壌のうえに、第一級のピアニストが世に出されるのです。
20世紀初頭では、
○セルゲイ・ラフマニノフ(1873〜1943)
ロシア貴族出身。モスクワ音楽院。亡命。
★サイト勝手にご紹介
《ラフマニノフ資料館》
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↑このサイトにいけば、
たいていの情報を得ることができます。
リンク集もあります。
「てつなりの作曲部屋」というサイト。
そのなかに、研究「ラフマニノフの世界」。
1981年生まれの方が管理人。
有益だと私は思いました。がんばれ!
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ラフマニノフがお好きな”えみ”さんサイト。
「ラフマニノフはお好き?」
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○アレクサンドル・スクリャービン
(1872〜1915)
■しかし、そこに歴史の大波がやってきます。
20世紀の二つの大戦と革命。
そして、スターリンによる独裁体制。
これらは、才能あるピアニストたちの運命を分ける分水嶺となりました。
◎一つの流れは、余儀なくされた移住。
つまり亡命せざるをえないピアニストたち(ラフマニノフら)もしく外国へ出てもどらなかったピアニストたち(ホロヴィッツなど)。ニキタ・マガロフは、ペテルブルクの貴族の出ですが、7歳のときに、出国していますので、ロシア出身とはいえ、ロシア・ピアニズム楽派にはいらないと思います。
◎もう一つの流れは、旧ソ連に残って隔絶した世界のなかで、独自のスタイルを保持した人々(ソフロニツキー、ネイガウス)もしくは最初から外国での教育を受けず、ソ連体制のなかでピアニストとしての経歴をつくった人たち。
・・・この二つの流れとなります。
去ったひとは、やがてその地の流れに合流しますが。
去った人、残った人、それぞれに偉大なピアニストを輩出したことは、奇跡におもわれるほどです。
これらのピアニストたち、その作り出すすばらしい音楽について、語り合いませんか。
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★《ロシア・ピアニズム》についての興味深いサイト
「せるじう」さんが管理するサイト《タケヤブの情景》
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ここに「気まぐれ視聴室」という部屋があります。
”知られざるロシアのピアニスト”というトピックが注目です。ぜひ訪問ください。
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このコミュニティも06年7月で、一周年です。
参加ありがとうございます。
管理人 MR.BIN
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上記以外に、代表的な人をあげておきます。
○ニコライ・メトネル(1880〜1951)
○セルゲイ・プロコフィエフ(1881〜1953)
○ゲンリヒ・ネイガウス(1888〜1964)
○サムエル・フェインベルク(1890〜1962)
○ウラジーミル・ソフロニツキー(1901〜61)
○マリア・ユージナ(1899〜1970)
○レフ・オボーリン(1907〜74)
○エヴゲーニー・テレグロフ Evgeni Teregulov
○ヴィクトル・メルジャーノフ Victor Merzhanov
○ユーリー・モウラヴレフ Yuri Mouravlev
○アレクセイ・ルビモフ Areksey Lubimov
○ヴァレリー・カステルスキー Valery Kastelsky
○マリヤ・ガンバリャン Maria Gambaryan
○ナターリア・ガブリーロヴァ Natalia Gavrilova
○マリヤ・グリンベルク(1908〜78)
○ウラジーミル・ホロヴィッツ(1904〜89)
○グリゴリー・ギンズブルク(1904〜61)
モスクワ音楽院で、ゴリデンヴェイゼルに師事。
→Great Pianists Gregory Ginsburg 456 802-2
○ヤコフ・ザーク(1911〜77)
ゲンリヒ・ネイガウスに師事
教師として、ヴィルサラーゼやアファナシエフ、
モギレフスキーなどを育て上げる
○スビャトスラフ・リヒテル(1915〜97)
○エミール・ギレリス(1916〜1985)
オデッサ出身。オデッサ音楽院から
モスクワ音楽院でネイガウスに学ぶ。
○アナトリー・ヴェデルニコフ(1920〜93)
ハルビン出身。モスクワ音楽院。
○オレグ・ボシュニアコーヴィッチ(1920〜?)
ムローム出身。モスクワ音楽院でイグムノフに師事。
○ルドルフ・ケレル(1923〜?)
ヤコフ・フリエールに師事
○スタニスラフ・ネイガウス(1927〜80)
ゲンリヒ・ネイガウスの息子
○ラザール・ベルマン(1930〜2005)
ゴリデンヴェイゼルに師事
○ドミトリー・バシキーロフ(1931〜?)
ゴリデンヴェイゼルに師事
これ以降も、俊才の流れは続きます。
○イーゴル・ジューコフ(1936〜)
ゲンリヒ・ネイガウス門下
○ウラジーミル・アシュケナージ(1937〜)
○ニコライ・ペトロフ(1943〜)
モスクワ音楽院でヤコヴ・ザークに師事
○エフゲニー・モギレフスキー(1945〜)
ゲンリヒ・ネイガウス、ザークに師事
○ヴァレリー・アファナシェフ(1947〜)
○チガン・アリハノフ Tigran Alikhanov
○エリソ・ヴィルサラーゼ
○アナトール・ウゴルスキー
○グレゴリー・ソコロフ
○アンドレイ・ガヴリーロフ(1955〜)
○ミハイル・プレトニョフ(1957〜)
モスクワ音楽院。フリエールに師事。
○エフゲニー・キーシン(1971〜)
グネーシン音楽学校。カントール女史に師事。
★抜けているピアニストがあればご紹介ください。
メールでも、かきこみでも結構です。
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参考までに《ロシアピアニズム》というテーマに
関係あるmixiのコミュニティをご紹介しておきます。
★全般にわたるコミュニティ
■巨匠ピアニスト讃
川さんが管理人
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★個別のピアニストがテーマのコミュニティ
新着 06年8月6日
■エフゲニ・ザラフィアンツ
YUGAさんが管理人
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新着 06年5月24日
■ニコライ・ルガンスキー
かん さんが管理人
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■コンスタンチン・リフシッツ
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俊介さんが管理人です
できるだけ年代順にならべています
■セルゲイ・ラフマニノフ
ウツボさんが管理人
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■セルゲイ・プロコフィエフ
マサポンさんが管理人
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■Nikolai Medtner メトネル
クロヤさんが管理人
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■ヴラディーミル・ホロヴィッツ
いっち〜さんが管理人
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■Sviatoslav Richter リヒテル
MR.BINが管理人を引き継ぎました
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■Vladimir Ashkenazy
unさんが管理人
http://
■ウラディーミル・アシュケナージ
tomomoさんが管理人
http://
■エリソ・ヴィルサラーゼ
ミズキさんが管理人
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■ミハイル・プレトニョフ
ミズキさんが管理人
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■スタニスラフ・ブーニン(1966- )
ルミッチーさんが管理人
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■エフゲーニ・キーシン
てすてすさんが管理人
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■Tatiana Nikolayeva
ionさんが管理人
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興味深いピアニストのコミュニティのご紹介
(勝手に紹介させていただいています。
ご迷惑の場合は、お知らせください。
申し訳ありません。)
■フレデリック・ショパン(1810-49)
咲耶さんが管理人
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■フランツ・リスト(1811-86)
咲耶さんが管理人
http://
■ゴドフスキー(Leopold Godowsky)
レオポルド・ゴドフスキーは、現在のリトワニアの
首都ビリニュスの出身。ベルリンに学び、渡米。
HzOさんが管理人
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■アルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)
ムーさんが管理人
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■シューラ・チェルカスキー(1909-1995)
McGuffinさんが管理人
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■シフラ
ジョルジュ・シフラは、ハンガリー出身。
リストの名手。生涯は激動そのものであった。
ちなみに、マイミクシィの天平さんが管理人。
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■ワルター・ギーゼキング
褄黄さんが管理人
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■ディヌ・リパッティ(1917-1950)
stock さんが管理人
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■アルフレッド・ブレンデル(1831-)
yhiroさんが管理人
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■サンソン・フランソワ
shig さんが管理人
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■Glenn Gould
いちのせ さんが管理人
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■フリードリヒ・グルダ
レンズ豆 さんが管理人
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■マウリツィオ・ポリーニ(1942- )
フランソワシロクロ猫さんが管理人
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■Nelson Freire(ネルソン・フレイレ)
ムーさんが管理人
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■マルタ・アルゲリッチ(1941- )
TSさんが管理人
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■マレイ・ペライア
しん さんが管理人
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■M. J. ピリス/Maria Joao Pires
ルーリーさんが管理人
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■クリスティアン・ツィマーマン
しづさんが管理人
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■ゾルタン・コチシュ愛好会
ルッチさんが管理人
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■Richard Goode ピアニスト
よし。さんが管理人
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■イーヴォ・ポゴレリチ
hiromu さんが管理人
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■Yefim Bronfman(イェフィム・ブロンフマン)
ムーさんが管理人
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■マルク=アンドレ・アムラン
1961年カナダ生まれ。卓越した技術をもつ。
issuiさんが管理人
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■エレーヌ・グリモー研究所
Landerさんが管理人
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■ジャン=マルク・ルイサダ
よるぼん さんが管理人
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■内田光子
TYO さんが管理人
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DENONのサイトから
ロシア・ピアニズム名盤選
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リヒテルの非公式サイト(MR.BINのサイト)
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オススメゲーム
困ったときには