■アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」第9話(DVDでは最終話予定)「サムデイ イン ザ レイン」が特に好きだ、もしくは印象に残っているという人向けのコミュです。
アニメ版で唯一原作者「谷川流」が脚本を担当したアニメオリジナルストーリー。
【サムデイ イン ザ レインの特徴】
■『SOS団の何もない一日』(サブタイトル候補 「季刊エス」7月号参照)
・この話に限り、キョン視点(一人称)ではない。
・「サムデイ イン ザ レイン」とED曲「ハレ晴れユカイ」との対比
※ある晴れた日のこと 魔法みたい〜というフレーズとの対比的に、魔法のような(SF的)現象が一切起こらない、ある雨の日。
・意図的に隠しカメラで撮っているような画が多い。一部を除き、ほぼ3つのアングルだけで構成。
・季節柄、冬服になっている。ハルヒは黒ニーソ。
・3分17秒に渡り、長門がひたすら読書をしている。(音量大にして聞くと、様々な台詞が聞こえてくる)
※演劇部が外で練習している、という設定。「北海アイスキャンディーズ」以外のネタは全て声優さんのアドリブだとか。
・みくるのお着替えショー。着替えの際、長門が上手い具合に画面を覆う。ハルヒが『ハレ晴れユカイ』を歌っているシーンもある。
・ちょい役ながら、鶴屋さんの立ち回りが光る。
・ハルヒとキョンの二人きりの部室、カーディガンが2枚掛かっているキョン。長門とハルヒの好意を明確に表す演出。ハルヒのツンデレっぷりに要注目。特に視線を逸らしながら傘を渡すシーン。
※作品を通し、唯一と言ってもいい「ハルヒ vs 長門」の(カーディガンを巡る)対決。
※ハルヒが傘を渡す時のカット(視線逸らし)は、演出・山本氏がコンテで付け加えたもの。
山本氏曰く、「ちょっとデレ過ぎたからもう少し戻しておこうって」。
※前回(放映順)の次回予告でハルヒが言っていた台詞は、カーディガンを掛ける際に言ったのでは。
※「お前、俺の顔にイタズラ書きとかしてないだろうな」というキョンの台詞は、原作「消失」終盤のハルヒの台詞の伏線的意味合いか。
他、長門の行動などを見ても、消失への繋ぎとしての役割を持つ話である事は明白。
・帰り道、相合い傘で雨の中を歩くキョンとハルヒ。ハルヒの挙動不審な動きとアカンベーは必見。
※部室〜相合傘までの流れで、アニメオリジナルのハルヒ像を確立。ハルヒの恋愛的な面が強調され、これまでのツンとした態度とのギャップ差から「可愛いハルヒ」のイメージ普及に繋がった。
・EDキャストに長門の表記がないが、これは作中一回も喋っていない為。無言ながらも、メインを張るという快挙。
※一見するとハルヒがメインのように思えるが、「消失」との絡みや、読書シーンなどを考えれば、長門がメインの話とも言える事から。
などなど、「キョンがいない時のSOS団の部室はどうなっているのか?」をテーマに、上記以外にも見所一杯のアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」で最も異彩を放つ「サムデイ イン ザ レイン」。
熱く語りたい方、無言で頷く方、語感が気に入った方、ハルヒコミュはガチな方、奮ってご参加下さい。
■「ザ・スニーカー」8月号に「サムデイ イン ザ レイン」の脚本が掲載されました。
台本から見る新たな「サムデイ イン ザ レイン」の一面。必読。
トピック立てはご自由にどうぞ。
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