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富貴蘭

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詳細 2021年9月26日 02:34更新

栽培の魅力は
小さくて軽く清潔でもともと着生ランなので毎日潅水しなくてもいい
病害虫もなく関東以南なら温室もいらないけっこう丈夫な植物です。

富貴蘭の魅力は
時代と伴に生きてきて夏に咲く可愛い花と情熱的な甘い香りでしょうか。

魅力はいろいろありますがここでは省きます。
歴史を感じる植物で栽培するうちに魅力は倍増していきます。
マニアックな世界だから面白みもあります。
風蘭は山野草として知られてましたが、富貴蘭栽培は二十年前ごろは全国で約2000人(50鉢以上の栽培者)でした。

この貴重な富貴蘭の歴史を大切にしたい気持ちからコミュニティをつくりました。

もともと富貴蘭の名前は存在しなかった。
昔の記録では
江戸時代元禄十一年の貝原益軒の『花譜』に風蘭が登場し
安政二年に品種番付表『風蘭見立鏡』が残っている。
文化文政のころ『草木竒品家雅見』『草木錦葉集』にも風蘭が登場し
それ以前は桂蘭・仙草・不死草と呼ばれ薬草でもあったらしい。
その富貴蘭という草が趣味の園芸となり代々に渡って受け継がれ現代の古典園芸に至ってる。
なんという驚きと素晴らしきロマンだろう。
品種の一つ一つに発見された場所から誰から誰へと渡っていったか
名を貰ったり名を失ったり消滅していったものもある。

古い文献を繙けば 
『羆』(ひぐま)
来歴 伊勢国の五十鈴川辺の山より出たもので、飯南郡高須浦西山氏の愛培したものである
『羆』の名は尾張の福島氏の息子十歳の命名されたものである
明治三十五年大阪の田中氏に金千円で棚分けされた
二番三番子は京都の深田氏三重県の小森氏が譲り受けた
特徴 葉形並で、葉肉厚く、強く、出芽は雪白に紺覆輪を懸けるが 後に雪白の地色は次第に青を含む薄黄に変じて、鮮明なる紺覆輪となり黄色の腰斑をうつ、地と覆輪との境界に白絣線を現はし、葉裏に墨を流し及び皺線を有するものである
根は富貴蘭中随一で宝石のようなルビー色である
『湖東錦』と共に最高貴品として富貴蘭界の双璧をなす・・・・・とある。(写真はトピックにあります)
なんとすごい精密描写だろう。昔の彼らの情熱が伝わってくる。

僕たちはこれらの歴史を残さなくてはいけない。

巷ではいろいろな富貴蘭が出回ってる、いろいろな問題も起きてる、まあ昔っからあることだけど・・・・。
富貴蘭のいいところはいっぱいある
まず一鉢から
時代を感じてほしい。

質問でもなんでも気軽に書いてください
僕もいろいろ情報を載せていきます。

mixiでも富貴蘭を楽しみましょう!
コミュの写真は青海(せいかい)の花です。

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2006年6月20日

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