思想タームシリーズとしての第6弾は、「サバルタン」です。 「サバルタン」はイタリアの思想家アントニオ・グラムシが使った社会の被支配集団、従属民のこと。例えば「労働者」とか「被植民地の人」とか「女性」とか「不可触賎民」とかとかとかとか? でも、インドの女性哲学者ガヤトリ.C.スピヴァクは著書『サバルタンは語ることができるか』で、安易に弱い人間を代弁する「代理表象」問題を取り上げてるんだよね。そこで日本のサバルタン研究第一人者の崎山政毅は『サバルタンと歴史』で、「ろくでなしがろくでなしのままに自らを解放してゆく(自ら解放されてゆく)ような運動の可能性を(ひとりのろくでなしであるぼくとしては、なおさら)考えたい」とヒントをくれる。あぁなるほど、ろくでなしのままの解放ならいいね〜 んで、一瞬カレッジ・ロゴに見えちゃうマークは実は、部落解放運動団体の全国水平社のシンボル荊冠旗のデザイン。受難と殉教の象徴「二重荊冠」はなんだかポップでヤバい。水平社 は、1922年被差別者が自主的に”Get Up Stand Up”して『水平社宣言』を「人の世に熱あれ、人間に光りあれ。」「吾等は人間性の原理に覚醒し人類最高の完成に向って突進す」って”Positive Vibration” 日本最初の人権宣言をぶちあげたんだ! RLLは「サバルタン」として立ち上がった「水平社」に圧倒的なリスペクトを込めて、このTシャツを全ての圧力に抵抗する人に献上します。彼等の熱い想いを無言で着用、ろくでなしのままに自らを解放してゆく運動を永久に指示かも! ボディ白に蛍光赤か黒に黒い赤、サイズはXS S M L XL。受注生産なんで、欲しい方は、コメント or メッセージください!