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日本語の乱れが気になる会コミュのかなりふつう

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「いま、アタマジラミが子供たちの間でかなりふつうに発生しています。」(東京都衛生局)


私はこの東京都衛生局の広報チラシをみて、ふきだしてしまいました。
「かなり」という副詞の平坦な発音で聞こえてきそうです。
「普通に」の用法も疑わしいですね。

おそらく、これは
「いま、アタマジラミが子供たちの間でかなり発生しています」
「いま、アタマジラミが子供たちの間で日常的に発生しています」
などとするべきなのではないかと思います。
しかも公共的な広報チラシですから。

コメント(15)

「かなりふつう」は、かなりおかしいですね。
「ふつう」の正しい使い方も、最近私はよくわからなくなってしまいました。
「かなり」は、動詞を修飾しないと思います。だから、「かなり頻繁に発生しています。」とか「かなり多く発生しています。」とかが、正しいと思います。
このような「普通」の使われ方が一番イライラします。

「普通に面白い」
「普通にやめてよ」
「普通に遅刻しちゃった」
etc

お前らバカか、と思う事数知れずです。
いま気づいたのですが、この広報チラシの文面は、「駆除」「固着」「生息」「頭髪散布」など、結構お固い言葉が使用されているにもかかわらず、

「かなりふつう」

と、この部分だけなぜかひらがな表記にしています。
狙っているとしか思えません。
>あだちんさん

そうです、そうです。
おそらく、カタカナで表記したほうがよいと思われる「フツー」という新語があるように思います。

「フッツー!」(何のへんてつもなく、面白くない)

であれば、まだしも本来の意味を逸脱していないと思うのですが、挙げていただいたような、わけのわからない用法が横行しているように思います。
>たぐっちゃんさん

そうですね。「かなり」は程度を表す副詞なので動詞を修飾するのはイレギュラーですね。
動詞を修飾するように見えるときは「かなり多く」「かなり頻繁に」「かなりの程度で」などの省略のようです。
>「かなりふつう」
と、この部分だけなぜかひらがな表記にしています。
狙っているとしか思えません。

間違いなく狙ってますね。

元カレの元カノの・・・というエイズの注意喚起広告もあるぐらいですし、ターゲットにダイレクトに訴求しないと広告・広報の意味がないですからね。

このコピーライターはちゃんと考えてると思いますよ。
>8 ミヤさん

なるほど。ツカミだったわけですね!
せっかく文頭でツカんだのに、以下の文章が固いのは、やはりお役所の限界というところでしょうか。
ちょっと思ったのですが、
例示していただいた意味不明の「フツー」は、ひょっとして「全然」に置きかえられないでしょうか。

昭和の一時期に否定極性項目と規範づけられていたことのある「全然」という副詞は、本来は否定極性項目ではなく、肯定文にも否定文にも適用されていました。そして、最近また「全然」が肯定文とともに使用されるようになってきて、物議をかもしております。
この「全然」の用法に、“予想や期待や一般的な通念とは正反対に”というニュアンスを付加する機能があります。
その「全然」の機能と、「フツーに」の機能は似てはいないでしょうか。
コンテキストとして、「大したことはないと見くびっていたが」とか「すごい状態だと期待していたが」というものがあって、そうした予想に反してどうだということを言いたいときに、「フツーに」が使用される傾向があるのではないでしょうか?

そして仮説ですが、
否定文の場合には「全然」が好んで使用され、
肯定文の場合には「フツーに」が好んで使用される
ということはないでしょうか?
連続のカキコ失礼します。

で、だとすると(仮設が正しいならば)、この「フツー」は、いまだ正しい日本語としてお墨付きを得ていないとはいえ、出現するべくして出現した語彙とみることが出来ます。

というのも、否定極性項目として一度規範付けられてしまった「全然」を肯定文に使用すると、大変に軋轢が大きいからです。
そして、「全然」を用いずに、「大方の予測に反して」というニュアンスを肯定文とともに使用する代替表現を探そうとすると、見つかりません。代替表現は非常に説明的なものになります。

例)
「このラーメン屋はまずいって聞いてたけど、この前食べたら、全然うまかったよ。」

この例文の「全然」を他の語彙に置き換えようとすると、「結構」とか「だいぶ」という程度を表す副詞が思い浮かびますが、それだけでは「全然」という副詞が担っている「噂とは正反対に」というニュアンスが出ません。そういうニュアンスを出そうとすると、説明的になります。
かといって、「全然+肯定文」は規範意識の強い人から指摘を受けてしまうことが多いので、避けなければなりません。

そこで、必要となるのが、「全然」に代わって肯定文とともに用いることの出来る副詞です。それが「フツーに」なのではないでしょうか。
「かなり」は「ふつう」ではなく「ふつうに」にかかっているのではないでしょうか?
「普通に」だと「当然のように」といった意味で使われているようです
思い浮かぶ類用としては「至極当然」でしょうか
 いろいろなバリエーションが増えつつある「普通(に)」に異和感があります。

 詳しくは下記をご参照ください。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1823447609&owner_id=5019671
 以下は一部の抜粋(重言)。

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================================
【問題】
 下記の1)〜7)のうち、普通に許容できるのはどれですか。
 一般には×だけど、「こういう文脈ならアリ」というのも是非お願いします。
  1) 普通においしい
  2) 普通に好き
  3) 普通に強い
  4) 割と普通
  5) けっこう普通
  6) なんか普通
  7) 普通にできる
  8) きわめて普通
================================

【解答?例】
 全部ヘンと言えばヘンな気がする。
 全部OKと言えばOKだろう。
 このところ、何がなんだかわからなくなっている。(←オイ!)

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「普通(に)」に関しては何回か書いてきた。↑の「463)」に書いたことを再掲する。
================================引用開始
 これはいわゆる「若者言葉」に共通する気がするが、何か便利な言い回しが登場すると、どんどん派生的な使い方が出てくる。そのうち「それはちょっと違う」ってものまで含まれ、結局なんとなく雰囲気では理解できても、どういう意味か説明できなくなる。「可愛い」なんかもそうだし、最近の例だと「大丈夫」や「全然」もそう。
 あれ? 「大丈夫」や「全然」は「若者言葉」じゃねえか。
================================引用終了

「派生的な使い方が出てくる」段階で十分ヤなんだけど、どうも次の段階に行ってるような気がする。本来の使い方がどうだったかわからなくなりつつある。そのうち、メンドーだから「普通に」は自粛、ってことになりかねない(泣)。あるいは、逆になんでもアリにする?
 すでに書いてきた「普通においしい」「 普通に好き」「普通に強い」あたりはまだマシ。なんとなく理屈はつけられる気がするから、「許容」でいいよ(積極的には支持しないけど)。
「かなり普通」「割と普通」「けっこう普通」
 さすがにヘンじゃないか?
 でもなぁ。「普通」を「一般的」とか「当たり前」と考えると、程度を表わす副詞がつくのは×と主張する理由が見つからない。
 このあたりには強い異和感があるが、「きわめて普通」だとフツーに使う気がする。「一般的」とか「当たり前」につく「きわめて」は強調だろうけど、「きわめて普通」も強調なんだろうか。「きわめて平凡」ならなんの異和感もない。
 ↑の「475)」で「フツーにできる」と書いたことを懺悔しかけて開き直ったけど、もう何がなんだかわからなくなりつつある。
 もはや全面開国しか道はないか?

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