大林宣彦監督最新作『野のなななのか』始動！
芦別市を舞台に大林宣彦監督が手掛ける映画『野のなななのか』のロケが始まりました。
太平洋戦争終結後、樺太（サハリン）から芦別に戻った男性の死を機に、ばらばらに暮らしている家族が集まり、家族愛を育んでいくストーリー。
「なななのか」とは、仏教の「四十九日」を意味する言葉で、庶民の日常を通して戦争、平和とは何かを訴え幸せや古里について考える内容です。
主演は、９２歳で亡くなった元病院長・鈴木光男役を演じる北海道旭川市出身の俳優・品川徹さんと常盤貴子さん。
クランク・イン前日の６月３日、芦別温泉スターライトホテルで開かれた「ウェルカム・パーティー」の席で製作発表が行われ、主演お二人のほか村田雄浩さん、寺島咲さん、山崎紘奈さんらが出席しました。
製作発表で大林監督は「芦別の素晴らしさを描く映画が、世界の人たちが平和な世の中をつくるのに役立つように、この作品では人々の生活の賢さや美しさを描きたい」と意気込みを語り、品川さんは「（隣町の芦別で撮影されるこの作品に出演することは）旭川出身の品川としては、感無量。（横綱の）日馬富士ではないけれど、誠心誠意、全力でこの役に挑みたい」と挨拶。常盤さんは、芦別市内の地名「常磐（ときわ）」にちなみ、「芦別のはじまりは『ときわ』からと聞いて驚きました。その芦別との出会いのように、この作品では素敵な出会いがたくさんあるのではないかと期待しています」と話しました。
クランク・イン初日は、市内にある霊園でのお墓参りから始まりました。
大林監督は１９９３年に発足した「星の降る里芦別映画学校」の校長。その橋渡し役が元市職員の故鈴木評詩さん。「芦別映画」を夢見ましたが、９７年に病気のため３６歳で死去。今回の映画製作のきっかけとなった「星の降る里芦別映画学校」の提唱者・鈴木評詞さんが眠るお墓は、市内が一望できる小高い丘にあり、大林宣彦監督をはじめ、スタッフ・キャストが鈴木さんの墓前でクランク・インを報告。
これに引き続き、永昌寺で「芦別映画『野のなななのか』撮影祈願祭」を挙行。関係者が神妙な面持ちで焼香し、撮影期間中の安全などを祈願しました。
そしていよいよ、クランク・イン。市内に設けられたロケセットには緊張感が漂い、「ヨーイ、スタート!!」の掛け声が響き渡りました。
ロケは７月１０日頃まで行われる予定で、年内公開を目標に１１月ごろの試写会を予定しているそうです。
http://
個人的に注目は、やはり永作博美さん、松雪泰子さんに続き、大林映画初出演の常盤貴子さん。そして、２０１１年「第７回東宝シンデレラ」審査員特別賞を受賞し、東宝でも大林組俳優としても先輩である「長澤まさみさん」の妹分として、テレビ『高校入試』でドラマ・デビューし、大林監督の前作映画『この空の花』では、高校演劇部員役で映画初出演しブレイク中の山崎紘奈さん。ＴＯＨＯシネマズでは、毎回上映前のムービー・トピックスで会えますね。
製作費は約１億円。芦別市や市民の寄付などを原資に、株式会社「ＰＳＣ」が自主製作する。
協力金及びエキストラの呼びかけは、下記製作委員会のＨＰを参照してください。
http://
【ＯＢｓワールド】では、映画の完成・成功を祈りつつ、今後も情報を提供していきたいです。
芦別市を舞台に大林宣彦監督が手掛ける映画『野のなななのか』のロケが始まりました。
太平洋戦争終結後、樺太（サハリン）から芦別に戻った男性の死を機に、ばらばらに暮らしている家族が集まり、家族愛を育んでいくストーリー。
「なななのか」とは、仏教の「四十九日」を意味する言葉で、庶民の日常を通して戦争、平和とは何かを訴え幸せや古里について考える内容です。
主演は、９２歳で亡くなった元病院長・鈴木光男役を演じる北海道旭川市出身の俳優・品川徹さんと常盤貴子さん。
クランク・イン前日の６月３日、芦別温泉スターライトホテルで開かれた「ウェルカム・パーティー」の席で製作発表が行われ、主演お二人のほか村田雄浩さん、寺島咲さん、山崎紘奈さんらが出席しました。
製作発表で大林監督は「芦別の素晴らしさを描く映画が、世界の人たちが平和な世の中をつくるのに役立つように、この作品では人々の生活の賢さや美しさを描きたい」と意気込みを語り、品川さんは「（隣町の芦別で撮影されるこの作品に出演することは）旭川出身の品川としては、感無量。（横綱の）日馬富士ではないけれど、誠心誠意、全力でこの役に挑みたい」と挨拶。常盤さんは、芦別市内の地名「常磐（ときわ）」にちなみ、「芦別のはじまりは『ときわ』からと聞いて驚きました。その芦別との出会いのように、この作品では素敵な出会いがたくさんあるのではないかと期待しています」と話しました。
クランク・イン初日は、市内にある霊園でのお墓参りから始まりました。
大林監督は１９９３年に発足した「星の降る里芦別映画学校」の校長。その橋渡し役が元市職員の故鈴木評詩さん。「芦別映画」を夢見ましたが、９７年に病気のため３６歳で死去。今回の映画製作のきっかけとなった「星の降る里芦別映画学校」の提唱者・鈴木評詞さんが眠るお墓は、市内が一望できる小高い丘にあり、大林宣彦監督をはじめ、スタッフ・キャストが鈴木さんの墓前でクランク・インを報告。
これに引き続き、永昌寺で「芦別映画『野のなななのか』撮影祈願祭」を挙行。関係者が神妙な面持ちで焼香し、撮影期間中の安全などを祈願しました。
そしていよいよ、クランク・イン。市内に設けられたロケセットには緊張感が漂い、「ヨーイ、スタート!!」の掛け声が響き渡りました。
ロケは７月１０日頃まで行われる予定で、年内公開を目標に１１月ごろの試写会を予定しているそうです。
http://
個人的に注目は、やはり永作博美さん、松雪泰子さんに続き、大林映画初出演の常盤貴子さん。そして、２０１１年「第７回東宝シンデレラ」審査員特別賞を受賞し、東宝でも大林組俳優としても先輩である「長澤まさみさん」の妹分として、テレビ『高校入試』でドラマ・デビューし、大林監督の前作映画『この空の花』では、高校演劇部員役で映画初出演しブレイク中の山崎紘奈さん。ＴＯＨＯシネマズでは、毎回上映前のムービー・トピックスで会えますね。
製作費は約１億円。芦別市や市民の寄付などを原資に、株式会社「ＰＳＣ」が自主製作する。
協力金及びエキストラの呼びかけは、下記製作委員会のＨＰを参照してください。
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【ＯＢｓワールド】では、映画の完成・成功を祈りつつ、今後も情報を提供していきたいです。
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コメント(2)
今週月曜日＜８日＞
芦別市内の工場跡に設けられたセット撮影をもって、３５日間のロケ撮影が終了しました。
詳細は、
http://www.nononanananoka.jp/
また、８月２・３日の今夏≪長岡まつり≫大花火大会にあわせて、映画『この空の花』が再び打ち上げられます！
７月２７日からは、Ｔジョイ長岡にて。８月１０日からは、京都みなみ会館での再上映が決定！
そして、８月７日広島、１０日長崎では「ひとつの花火玉に平和への願いを込めて」と大林監督をお迎えして、無料のトーク＆スクリーンが開催！！
（詳細は『この空の花』ＨＰで。各会場先着８００名ですので、参加希望の方は即決）
まだまだ、今年も長岡花火があついようです。
芦別市内の工場跡に設けられたセット撮影をもって、３５日間のロケ撮影が終了しました。
詳細は、
http://www.nononanananoka.jp/
また、８月２・３日の今夏≪長岡まつり≫大花火大会にあわせて、映画『この空の花』が再び打ち上げられます！
７月２７日からは、Ｔジョイ長岡にて。８月１０日からは、京都みなみ会館での再上映が決定！
そして、８月７日広島、１０日長崎では「ひとつの花火玉に平和への願いを込めて」と大林監督をお迎えして、無料のトーク＆スクリーンが開催！！
（詳細は『この空の花』ＨＰで。各会場先着８００名ですので、参加希望の方は即決）
まだまだ、今年も長岡花火があついようです。
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