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演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュのミュージカル「100万回生きたねこ」

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【会 場】東京芸術劇場・プレイハウス(東京)
【日 程】2013年1月8日〜2013年1月27日
【 作 】佐野洋子(「100万回生きたねこ」講談社刊)
【脚 本】糸井幸之介、戌井昭人、中屋敷法仁(50音順)
【演出・振付・美術】インバル・ピント、アブシャロム・ポラック
【音 楽】ロケット・マツ、阿部海太郎

【出 演】森山未來 満島ひかり
田口浩正 今井朋彦 石井正則 大貫勇輔 / 銀粉蝶 藤木孝
水野栄治 柳本雅寛 江戸川卍丸 皆川まゆむ 森下真樹 清家悠圭 鈴木美奈子 三東瑠璃

佐野洋子原作の絵本『100万回生きたねこ』は、1977年の初版からロングセラーを重ね、世界中の親子に愛されています。
独創的な世界観で他の追随を許さない演出家ユニット、インバル・ピントとアブシャロム・ポラックが、この物語の圧倒的な美しさに共鳴し、演出・振付・美術を手掛けることになりました。

また戯曲を手掛けるのは、日本演劇界を疾走する若き劇作家3名。糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)、戌井昭人(鉄割アルバトロスケット)、中屋敷法仁(柿喰う客)。まったく毛色の違う三人が思い思いに書いた戯曲を、野田秀樹の監修により1本の戯曲にまとめます。

ねこ役に挑戦するのは、ジャズダンス、タップダンス、クラシックバレエ、ヒップホップなど様々なダンスを幼少よりたしなみ、高い身体能力、歌唱力、演技力で、テレビ・映画・舞台と幅広いジャンルで縦横無尽の躍進を続ける森山未來。
100万回の生の末、初めてねこが愛した他者、白いねこ。そして、ねこと共に狂言まわしとして登場する小さな女の子という二役に挑むのは、映画『愛のむきだし』で主要映画祭の新人賞を総なめにし、今最もその動向が注目される若手女優、満島ひかり。
インバル・ピントの振付を森山と満島がどう魅せてくれるのか、そしてミュージカル初挑戦となる満島ひかりの歌声にも注目。

http://hpot.jp/100man_cat/
http://www.tbs.co.jp/event/m_100mancat/
http://www.horipro.co.jp/usr/ticket/kouen.cgi?Detail=194

コメント(1)

油断していました。
これは素晴らしい。

まず舞台が美しいのです。
そう、あれは絵本そのものです。
いや、紙芝居といった方が合っているかもしれません。
額縁のように見えますから。
欲を言えば、もう少し傾斜があると観やすかったです。
(まぁ、演者はやりにくいでしょうが)
計算された遠近法が見事です。
そこにサイドからの照明でできた大きな影が効果的です。
さらにいろんなところに仕掛けがしてあり、飛び出したり、引っ込んだり、引っ掛けたり。
トラねこが死ぬたびに、それぞれの飼い主が泣く涙が笑います。
衣装もとてもよく考えられています。
魚の上着の背中の裾のハネ具合がかわいいし、
二人組の泥棒のツートンカラーは高さ(ライン)を繋げてあり、
壁ともリンクしていて、背景にとけ込むカメレオンのようです。

森山未来さんの身体能力にビックリ。
1幕は、彼のダンス公演と言えます。
だからなのか、台詞や歌が残念に思えました。

ところが、2幕は歌もいい。
というより、むしろ歌が素晴らしい。
ノラねこのつぶやくような独唱に聴き入ってしまいました。
生演奏も素晴らしいし、BGMもいい。
とくにピアノ伴奏のBGMが作り出す空気感は見事です。
そして、満島ひかりさんのキュートな白ネコが愛らしい。
2匹が心を通わせて、寄り添った時に足でスリスリするシーンでキュンとなります。
しりとりしながらの2匹のダンスが美しく、時にエロティックにも見えて、
死の別れまで踊りきります。
そこにかつての飼い主達が見守る(看取る)ように現れ幕。
完璧です。


アンサンブルの群舞も最高です。
振付が素晴らしく、とにかくかわいらしいです。
なのにキレがある。
1幕の兵士、2幕の野良猫たち。
見事でした。


もう一度観たい公演です。
あぁ、なんで手放してしまったのだろう。
後悔…。

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