>>[54]
ほほう、これはなかなか…。伝統の「20面体」での出力にも対応しているとか、芸が細かいですね(欲を言えば枠線も欲しいところですが、これは後から足せばいいか)。
また、Traveller System Generatorの方も、トグルスイッチになっている基地の有無がちゃんと宇宙港タイプと連動して「ありえない組み合わせにはならない」ようになっているという、どっかのプロジェクトの連中に見せてやりたいほどに手が行き届いてますね(ただしBタイプ以上でいじると基地タイプが両方共連動してしまうのはバグっぽい)。こちらは既存の星系を作るには向いてはいませんし、惑星地図も印刷には向かない解像度ですが…。
The Traveller Mapですが
The Traveller Map - Sector Metadata File Format
が2014年11月22日から使用できるようになったようです
http://travellermap.com/doc/metadata
The Traveller Mapの?をクリックし
Players & Refereesの項目を確認してみてください
スゴイですね
注目点は、T20ラインの最後の製品となった『Fighting Ships of the Solomani』がなぜか「無料で」公開されている点です。何かの間違いか公開記念サービスなのか故人の遺志なのかマークの気まぐれなのか曰くつきの作品ゆえか(汗)、とにかく無料です。データ自体はd20仕様なのであまり役には立ちませんが(ただデッキプランは無いですが外観図はあるのでイメージサンプルにはなります)、ソロマニ・リム戦争開戦当時のソロマニ海軍の編成や初期攻勢に関する貴重な資料が掲載されており、これが無料なのは非常に美味しいです。
……といいますか、今となってはT20関連で買うべき製品はこの『Fighting Ships of the Solomani』とゲイトウェイ領域の(帝国暦1000年設定とはいえ)唯一無二に近い資料集である『Gateway to Destiny』以外にないんですが…(苦笑)。あとは、しいて言えば結局最初で最後に単発シナリオ『Objects of the Mind』ぐらいですかね。
何が何でも手に入れるべき製品群ではありませんが、資料の一つとして手元に置くのもいいかもしれません。
マーク・ミラー御大が「Agent of the Imperium」という小説本を出すそうです。舞台は帝国暦300〜700年と、これまで全く掘り下げがなかった時代なので貴重な資料になる可能性もありそうです。
現在、例によってKickstarterで出資を募っていますが、たった1000$の目標金額はあっさり超過しているので、あとは気長に現物が出てくるのを待つのみ。