カナダ節約留学＆節約ワーホリコミュのトロント留学の魅力

トロントは、オンタリオ州の州都でカナダ最大の都市です。

五大湖の一つであるオンタリオ湖の北西にあり、トロント市内の人口約250万人、その周辺エリアを合わせた人口は800万人規模となっています。
街の規模も大きく、トロントも人種のモザイクと言われるだけあり、世界中の様々な国々からの移民が多く住んでいます。　ニューヨークのようにイタリア人街の『リトルイタリー』があったり、韓国人街の『コリアンタウン』、『チャイナタウン』はもちろんのこと、インド人街『リトルインディア』、ギリシャ人街『グリークタウン』など多様なコミュニティが合わさって、一つの街を形成しています。

それゆえに、バンクーバーとも似ている要素ですが、多様な人種が入り乱れている分、アジア人に対しての偏見もほとんどありません。

田舎よりも都会暮らしを希望する留学生には魅力的な街と言えるでしょう。

【四季がはっきり】
トロントは海には面していませんが、オンタリオ湖に接しているため、カナダの中でも比較的穏やかで、日本の北海道にやや近い気候と言えます。

日本のように四季が体感できますが、冬場の1月～3月くらいまではマイナス20～30℃という厳しい寒さで雪も降り積もりますが、4月～6月初旬くらいまでは春の陽気に包まれて、新緑香る良い季節です。　夏の6月後半～8月後半にかけては暑くなることが多く、バンクーバーやビクトリアの夏に比べて蒸し暑いことが多いですが、夏の期間は2カ月足らずと短いです。　9月以降は紅葉の季節を経て一気に寒さがやってきて、再び極寒の時期へと突中します。

このように、トロントの四季ははっきりとしているため、日本人にとっては馴染みやすいかもしれません。　ただし、冬の寒さには面を喰らうことも考えられますので、あまりにも寒いのは苦手という方は、この時季だけは西海岸へ居を移すことも一考かと思いますが、トロントは地下施設が発達しているので、多くの時間を比較的暖房の利いたところで過ごすことができる点では、案外寒さをそこまで感じないかもしれません。

【交通の便がよい】
トロントの交通機関は、TTC（Toronto Transit Commission）と呼ばれる運営機関が、地下鉄、バス、ストリートカー（路面電車）などを運営していて、トロントの広域を便利に移動することができます。

地下鉄は、『トロント・サブウェイ』と呼ばれ、路線は、ヤング-ユニヴァーシティー-スパダイナ線（Yonge-University-Spadina）、ブロア-ダンフォース線（Bloor -Danforth）、スカボローRT線（Scarborough RT）、シェパード線（Sheppard）の4つがあります。

ストリートカー（路面電車）は、市街地の交通手段として利用できます。　その赤く塗られた車体とクラシックな風貌で、トロントの名物でもあります。

その他、庶民の足としてはやはりバスが利用されていて、広域に渡って路線が確保されているため、ステイするエリアによりますが、留学生も通学にバスと地下鉄を使うことが多いようです。

地下鉄、バス、ストリートカーのいずれも共通のチケットで乗り換えが可能で、料金は3カナダドル。　
留学生の場合、ウィークリーパスを購入することで学生運賃で乗り降りが可能です。

【娯楽が満載】
トロントはカナダ一の大都会とあって、娯楽には事欠きません。　映画館は至る所にありますし、音楽ライブコンサートやイベントなども頻繁に行われています。　また、ニューヨークのブロードウェイミュージカルは有名ですが、トロントもニューヨーク、ロンドンに次ぐミュージカルのメッカなのです。　エンターテイメントディストリクトというエリアには劇場がたくさんあり、最新のミュージカルを堪能することも可能です。

それから、夜の街を楽しみたい方には、ナイトクラブがおすすめです。　大小様々なクラブがあり、バンドの生演奏が聴けるところや、ひたすら踊れるようなところ、比較的落ち着いた雰囲気の中でお酒が飲めるところなどがあります。

スポーツ観戦が好きだという人には、メジャーリーグベースボールのトロント・ブルージェイズ、アイスホッケーが見たい人には、トロント・メイプルリーフス、バスケットボールが見たいなら、トロント・ラプターズといったように、トロントを本拠地とする北米メジャーチームが揃っています。

このように、大都会ならではのエンターテイメントには事欠かないので、逆に、留学生として遊びに興じないようには注意してもらいたいと思います。