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ジャトロファ BDFコミュのどうしてジャトロファなのか?

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現在、世界人口の5%しか占めないアメリカ国民が、

世界の年間エネルギー生産量の25%を消費しています。

そのアメリカでは1キロカロリーの石油を使って育てた、

1キロカロリーのトウモロコシをエタノールにし、車を走らせてます。

石油を直接ガソリンに使用する同じ量の石油を消費して、

トウモロコシから燃料を作っています。

1キロカロリーの石油を使って、1キロカロリーのバイオエタノールを作っている

どこが地球温暖化対策なのでしょうか?



何故そんな生産性のないことをやるかというと、

安定を望む農業団体や石油団体の圧力が存在するからです!


今まで食料としてオレンジや小麦を栽培していた広大な土地がトウモロコシ畑に変わりました。

それによって小麦、オレンジなどの食料価格が高騰しました。

農業団体からするとトウモロコシを食料または燃料として売れるので安定して喜ばしいでしょう。

しかし、食料としてきたトウモロコシが燃料に変わっせいで、

アフリカなどに住むそれを食料として生きてきた貧しい人々は

食糧難に苦しんでいます。



バイオエタノールと聞くと環境に良さそうで、良いものだと思いがちですが、

食べ物を燃料にしているので、飢餓を生んでいるということを忘れてはなりません!



ジャトロファは食料ではありません。


荒れ地で育つため、今まであった畑をジャトロファに変える必要もありません。




食料を使って燃料を作るか?

非食用植物(ジャトロファ)を使って燃料を作るか?



今まであった畑でなく、新たな地(荒地)で栽培するため雇用創出にもなる。



環境に良く、雇用も生まれ、燃料になる、

これがジャトロファの魅力!!!

コメント(21)

ジャトロファ


結実期間3年

1ha 1300〜2500本

寿命50年以上

荒地でも栽培可能で、毒性があるため害虫などが寄らない。
よって生産者の管理負担が軽い。




パーム


結実期間4年

1ha 120〜160本

寿命25年

土壌条件があり、生産者の肥料のコストが高い。
インドネシア、マレーシアではパームのプランテーションを拡大することによって
森林伐採、熱帯雨林の破壊が加速すると環境保護団体から批判されている。
ヤトロファ(ジャトロファ)

ヤトロファという樹木が注目されている。種に油分を豊富に含んでいるため、バイオディーゼル(バイオ燃料の1つ)の原料として有用なのだ。しかも非食用で痩せた土地でも簡単に栽培できるため、穀物との競合や森林伐採などが起こりにくい利点もある。国内外でヤトロファ栽培に取り組む動きも盛んになっている。

温暖化対策や石油依存脱却などの観点で、近年バイオ燃料の存在感が増している。植物由来の燃料であるため、成長時に二酸化炭素を吸収するうえ、再生産が可能だからだ。現在までに米国を中心にバイオエタノール(原料はトウモロコシやサトウキビなど)が普及。また欧州を中心にバイオディーゼル(原料はヤシや菜種など)も普及しつつある。米グリーンエッジ社の予測によると、バイオ燃料の市場規模は2015年までに525億ドルに達する見込みだ。

ところがバイオ燃料が普及したため、副作用として穀物価格が高騰してしまった。食糧と燃料の双方から穀物の奪い合いが起こったからだ。米国ではバイオ燃料の拡大策を実施。現在トウモロコシ収穫量の4分の1を燃料用に回している。これは同国からのトウモロコシ輸出量を上回っている。世界銀行のあるエコノミストは、世界の食糧価格上昇幅140%(2002年〜2008年)のうち75ポイントが「バイオ燃料による影響」だと非公式に推計している。世界各地では食糧難による暴動なども起こっている。

そこで注目されるのが南米原産の樹木ヤトロファだ。日本では観葉植物として普及している。和名はタイワンアブラギリ(台湾油桐)またはナンヨウアブラギリ(南洋油桐)。ヤトロファ(ジャトロファ)の通称は、学名のjatropha curcus(ヤトロファクルカス)に由来する。

ヤトロファの種はバイオディーゼルの原料にできる。600ミリグラム程度の種子1つから30〜40%程度の油が採れるのだ。古くから石鹸やロウソクの原料になったほか、第二次世界大戦中は旧日本軍がインドネシアにおいて「燃料利用を睨んだ栽培計画」も立てていたという。

さて数あるバイオディーゼル原料(菜種やヤシなど)の中で、なぜヤトロファが注目されるのだろうか? それはヤトロファが持つ3つの利点に秘密がある。

第1の利点は種が「非食用」である点だ。ヤトロファの種には毒性がある。この特性を利用して農地の防護柵として利用されるぐらいだ。このため食糧との競合が起こらず、食糧高騰などの副作用を起こしにくい。

第2の利点は「痩せた土地でも育つ」点にある。この樹木は水が少なかったり、砂や塩などがあったり、そもそも栄養素が足りないような土地でも育つ。これは従来的な農地との競合が起きないことを意味する。したがって、他の作物を押しのけてその作物の生産量を減らしたり、森林を伐採して農地を作るようなことが起こりにくい。

そして第3の利点は「育てやすいこと」にある。増殖は挿し木で可能。一度植えると3年から5年で開花が最大となり、その後30年から50年は種を作り続ける。また毒性もあるため虫に食い荒らされることもない。このため農業技術が未成熟な地域においても、比較的安い初期投資で生産を手掛けることができる。

まとめるとヤトロファは「食糧との競合がない」「農地との競合もない」「簡単に栽培できる」という意味で有用だといえる。
そこで国内外で、ヤトロファの栽培や燃料利用を模索する動きが盛んになった。

国内では農家やNPO(非営利組織)などが、独自にヤトロファの栽培に取り組む事例がある。特に日本の場合、減反政策で生じた休耕地が存在するため、その有効活用を図ろうとする目論みもあるようだ。ただし国内では比較的に育ちにくいこと(熱帯由来の植物であるため)と人件費が高いこともあり、事業化は困難であるようだ。

このためいくつかの日本企業は、ヤトロファの海外栽培を目指している。例えば日本植物燃料(東京都品川区)、びわこバイオラボ(滋賀県高島市)などの企業が、東南アジア各国でのヤトロファ栽培に取り組んでいる。いずれも現地法人と提携を結び、ヤトロファを現地で生産。粗精製または精製した油を輸入する計画だ。販路は地方自治体や漁業組合や運輸会社などを想定している。

一方海外では、石油メジャーの動きも登場した。最も有名な事例は、英国の石油メジャーBP社とD1オイルズ社による動きだろう。両社の合弁企業は、インド、アフリカ南部、東南アジアでヤトロファ栽培に取り組んでいる。同社では2011年までに100万ヘクタール(東京都の面積の5倍にあたる)での作付けを予定している。

需要サイドの動きもある。例えばニュージーランド航空では、ヤトロファ燃料を積極利用する方針を明らかにした。具体的には「2013年における目標年間使用量を100万バレル超」と設定。これにより二酸化炭素の排出量を40〜50%削減できるとしている。また同社では今年10月より、同燃料による航空機の飛行実験も予定している。

ただし問題点もある。ヤトロファ産地の中には「農地を潰して転作を行う」本末転倒の事例も登場しているからだ。

この問題への対応として、ニュージーランド航空が示している方針が示唆に富んでいる。同社ではヤトロファの供給地について自主基準を設けているのだ。その基準とは(1)過去20年間その土地が森林地帯や未開拓の牧草地ではないこと(2)土壌や気候が作物の栽培に適さない地域であること(3)雨水によって育まれており機械で灌漑された地でない、というものだ(同社ニュースリリースより)。

ヤトロファ栽培の経済的・環境的な持続可能性について、消費者は強い関心で注視する必要があるだろう。

nikkeiBPnet時代を読む新語辞典
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/abc/newword/080826_63rd/index.html
たけさんへ、
ヤトロファなんですが害虫がつかないと書いてありましたが、フィリピンでは、
害虫はいないのですか?実際沖縄県の宮古島ではカミキリムシや貝がら虫などの害虫は出ると話に聞きました。そして肥料などは一切与えてないのでしょうか、
乾燥地域の植物なので普通の樹木とは違うかもしれませんが、実際情報も少なく
私もそのほかの地域もあまり詳しい情報が無いので手探りでしている状態で宜しければ、教えていただきたいなと思いまして質問しました。フィリピンの栽培担当の方にも聞いてもらえるとありがたいです。
楽楽さんこんにちは。たけさん素晴らしいコミュありがとうございます。
さて、横から出しゃ張り恐縮ですが、質問にお答えしたいと思います。
まず害虫の件ですが、かみきり虫は木そのものが弱っていたり、老木だったりすると付くようです。
駆除はとても難しく、おが屑状の糞を見つけたら産卵されている可能性が高いので、枝を剪定したほうが早いです。
貝殻虫も見付け次第駆除するのが一番ですが、これはもともとアリなどに運ばれて果樹に付くので、毒性のあるジャトロファにも付くとは知りませんでした。
カミキリムシにはスミチオン、貝殻虫にはタバコの吸殻10本位を水に浸した液の散布などが駆除に有効なようです。
どちらも5月前後の春先に多く発生しますから、よく観察して、早めに駆除するのが良いですね。
多分日本の気候と植えている場所(周辺環境)によるものではないでしょうか?
元気で勢いのある木にはあまり発生しないと思います。
ジャトロファは貧栄養でも育ちますが、より良い実の収穫を考えれば、成木まで
の間は手入れ、管理、当然肥料も必要です。
フィリピンの農場でも肥料は与えています。
月桃花(^v^)♪さん フォロー有難うございます。

私が見学した農園では、成木までの間は手入れ、管理されていました。 
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=38250547&comm_id=3881721
楽楽さん、害虫、肥料の件、確認取れましたらお答えできると思います。
3月にもう一度見学を予定してますので、他にも疑問点などありましたら現地スタッフに確認できると思います。


月桃花さんたけさん情報ありがとうございます。
また詳しい情報ありましたらお願いします。
あとかみきりむしじゃなく根きり虫でした、間違った質問してスイマセン
はじめまして。けんけん@ひなゆなさん

そうですねオイルの使い道は色々ありますね。^^

フィリピンのジプニーという公共の乗り物には
自分たちのオイルを安くで販売してるのですが、
先進国に輸送するとなると値段が高くなるというのと、
量がまだまだ足りないという問題があります。
これはジャトロファに限らずバイオマス全体に言えることになりますが・・・
世界の石油需要を満たすのに必要な面積(100万ha)

綿花 1万5002

大豆 1万932

アブラ菜 4097

ジャトロファ 2577

パーム油 819

藻類 49
因みに電気自動車により温室効果ガスの削減量はごくわずかという研究結果があります。
http://yamashi3.livedoor.biz/archives/51306966.html
【パーム油の増産に脅かされるボルネオの熱帯雨林とオランウータン】

食用油、洗剤、自動車燃料… 企業や消費者も無縁ではない生物多様性への責任


新興国の成長などを背景に、世界の植物油需要が増大している。だが、需要増を支えているパーム油の増産が、熱帯雨林の破壊につながっているとの指摘が聞かれるようになった。
今回、主要産地であるボルネオ島のパーム油生産の現場を訪れた。そこで目にしたのは、拡大を続けるパーム農園が、原生林を侵食し、生息している野生動物たちの脅威になっている光景だった。現地企業だけでなくパーム油を利用している欧米や日本の企業に、そして消費者にも、ボルネオの生物多様性を守る“行動”が求められている。

 世界で最も消費量の多い植物油は何かをご存知だろうか。答えはパーム油。パームヤシ(アブラヤシ)の果実から搾油される。大豆油を抜いていまや植物油のキングとなったパーム油は、カップめんやフライドポテト、マーガリンやマヨネーズなどの食品のほか、洗剤やシャンプーなど日用品の原料としても幅広く利用されている。

 しかし、主要産地であるボルネオ島では、大規模なパーム農園が次々と切り開かれることにより、世界的にも貴重な熱帯雨林が伐採され、生息する野生動物が危機にさらされているという。自動車用バイオ燃料の原料としても期待されているパーム油。増大する需要を満たしながら生物多様性を守れるのか。パーム油生産の現場を訪ねた。

 日本から南へ3000km。マレーシア領にあるボルネオ島南部の町ラハダトゥに向けて飛行機が高度を下げると、眼下に緑が広がった。熱帯雨林やマングローブ林がうっそうと茂り、その間を縫って蛇行する川が日光を反射して黄金色に輝く。

 しかし、そんな美しい風景はほんのつかの間。少し横に目をやると、異様な幾何学模様が果てしなく続いていることに気が付く。等間隔で整然と並ぶ緑の木々。正体はパーム農園だった。

・世界のパーム油生産の9割が集中
 マレーシアとインドネシアは世界のパーム油の90%近くを生産している。その中心拠点がボルネオ島と隣りのスマトラ島だ。ボルネオ島は北半分がマレーシア領(一部ブルネイ領)、南半分がインドネシア領から成る。

 ラハダトゥの空港に降り立ち、車でパーム農園に向かった。車窓に広がるのは、地平線まで延々と続くパームの林。所々に煙を吐く工場が点在している。パームの油を搾る搾油工場だ。パームの実は収穫後1〜2日で腐るため、農園の多くは搾油工場を併設しており、収穫直後にここでパーム油を搾るのだ。このため1カ所の農園が3000〜4000haもの敷地を必要とし、熱帯雨林の広範囲の伐採につながってしまう。

 訪れたのはマレーシアのQLプランテーションという農園。甘ったるいフルーツのようなパーム油のにおいが辺りに充満している。

 農園には高さ20mほどのパームの木が何千本も育っている。木の上の方に付いた直径約30cmの果房を作業員が長い棒で手際よく地面に落とす。1つの果房にはたくさんのパームの実が詰まっている(写真2、写真3)。この農園では1人の作業員が1日に120〜150本の木から果房を収穫するという。

 トラックが、収穫したパームの果房を次々と搾油工場に運び込んでくる(写真4)。工場でまず、果房を圧力釜で煮て実を分離し、その後圧力をかけてパーム油を搾り出す(写真5)。何度もろ過して純度を上げると、オレンジ色のパーム油が精製される(写真6)。このパーム油の主成分はパルミチン酸で、カップめんやフライドポテトなど主に食品に利用される。
・原生林の20%がパーム農園に

 一方、油を搾った後の実には、繊維と種子が残る。この種子をさらに搾ると、今度は黄色いパーム核油が取り出せる。主成分はラウリン酸で、界面活性剤として洗剤や石けんに利用できる。

 パーム油の需要が近年急速に高まったのは、生分解性が高くて廃水が水質汚染を引き起こしにくいことに加え、他の植物油に比べて安価なことや供給が安定していることが理由だ。1t当たりのパーム油の価格は、3月末時点で2000リンギット(5万4000円)と大豆油やナタネ油より安い。パーム核油の価格は2500リンギット(6万7500円)だが、競合するヤシ油より安価で、「ヤシ油からパーム核油に切り替える日本企業も出てきている」と、ヤシノミ洗剤を販売するサラヤ(大阪市)の広告宣伝部の代島裕世部長は指摘する。

  需要の高まりを受けて、2005年にはパーム油が大豆油やナタネ油を抜いて世界一消費量の多い植物油に躍り出た。年間生産量は3800万tに上る(2007年)。ラハダトゥの町があるマレーシア・サバ州は、かつて750万haの州面積のほぼ全域が原生林だったが、需要に押され、現在は約20%の130万haがパーム農園に姿を変えている。

 しかし、熱帯雨林を伐採して大規模パーム農園に切り替えたことなどにより、貴重な動植物が絶滅の危機に瀕している。ボルネオ島には野生のオランウータンやテングザル、ボルネオゾウが生息するが、いずれもIUCN(国際自然保護連合)の絶滅危惧種に指定されている。

・垣間見た豊かな生物多様性
 動植物を観察するため、サバ州を東西に流れるキナバタンガン川をボートでたどることになった(写真7)。両岸には背の高い熱帯の木々が茂るが、ところどころ森が伐採され、裸地化した場所も見受けられる。サバ州野生生物局とともにこの地域の保全活動を進める星槎大学の坪内俊憲准教授は、「森林伐採によって洪水の被害が拡大し、動物の生息地が孤立化する問題が起きている」と話す。キナバタンガン川の下流に生息するオランウータンの数は過去100年間に90〜95%も減少し、現在は1125頭しかいないという。

 翌朝、支流のテネガン川に入った。川岸には高さ30mに及ぶ大木や、ジャイアントビーンと呼ばれる巨大な豆の木が生え、マングローブヘビやサイチョウも姿を現し、熱帯雨林の多様性を垣間見せてくれる
・銃に撃たれて傷ついたゾウに遭遇

 岸辺に森が途切れたと思ったら、放棄されたパーム農園が現れた。手入れされていない薄暗いパームの林を眺めていると、突然、林の中から2頭のゾウが現れた。巨体を動かし、ゆっくり川を渡り始めた。パームの林によって森が分断されたため、対岸の熱帯雨林まで渡ろうとしているのだ。2頭が対岸に消えた直後、パームの林からもう1頭が現れた(写真11)。見ると大腿部から膿を出している。人間に銃で撃たれて傷つき、群れから遅れてしまったらしい。

 本来ゾウは熱帯雨林の奥にすみ、人前にはなかなか現れないという。しかし、熱帯雨林の伐採が進んだことでゾウがパーム農園に入り込み、農園を荒らす事件が増えている。このため農園関係者がゾウを銃で撃つ事件も頻発している。イノシシ用の罠にかかってケガをするゾウもいる。人とゾウとの不幸な出会いが増えているのだ。

 ボートで川を航行中、樹上で木の実を食べるオランウータンも目撃した(写真12)。昼間は樹間を移動し、夜には樹上に寝床を作って休むオランウータンにとって、熱帯雨林の消滅は居場所の喪失を意味する。

 サバ州のセピロック・オランウータン・リハビリテーション・センターは、親を殺されるなどして森にすめなくなったオランウータンの子供を保護し、森に返す訓練を施している。このセンターによれば、パーム農園の開発が最も激しかった数年前には年間40〜50頭ものオランウータンが施設に保護されたという。

 わずか2日間のボートの旅。しかし、かつては1カ月に1度目撃できればラッキーだったと地元民が証言するボルネオゾウにもオランウータンにも出会えたのは、複雑な気持ちになる。それだけ森が縮小化し、彼らが深刻な状況に追い込まれているということなのだろう。

・始まった認証制度 消費者の選択に期待
 急伸するパーム油産業と野生生物の保全をどう両立させるのか。

 地元のサバ州政府も試行錯誤している。「政府として農業を奨励するのは当然。一方で野生生物保護法を制定し、野生生物がエコツーリズムの資源になることを理解してもらい、農園主と一緒に保全する取り組みを進めている」と、サバ州野生生物局のローレンシャン・アンブ局長は話す。農園に罠を仕掛けないよう農園労働者に教育を徹底することも大切だと言う。

 生態系保全の取り組みが広がり始めている。

 サバ州野生生物局と生態学者がサラヤなどの支援を受けて設立したNGO(非政府組織)、ボルネオ保全トラスト(BCT)では、“緑の回廊”づくりを進めている。広大だった原生林が農園開拓などで分断されると、原生林に生息する野生動物の行動範囲が狭められ、水や餌の確保や繁殖に窮するようになる。そこで、生息地が分断されないように保護すべき土地を購入し、原生林をつなぐ野生動物の通り道を確保したのが緑の回廊である(写真13)。川の両岸の森をつなぐ吊り橋もつくり、キナバタンガン川流域で5基の吊り橋を設置した(写真14)。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20090508/101363/?P=1
・ジャトロファには毒性があり動物がもともとよってこないので、

ゾウを銃で撃って追い払う必要はありません。



・ジャトロファは砂漠、乾燥地で、従来利用されていなかった荒地に栽培できるので、

わざわざ森林を伐採して植える必要がないので、オランウータンなどの動物の住み家を奪いません。
FAOは今年10億人が飢餓に陥ると発表


石油価格がエタノール用トウモロコシの栽培量を決定させ、米国の大豆作付け面積を決め
世界の食糧価格に大きな影響を与え食糧価格を不安定にし農家を苦しめている。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1370

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