恋愛☆電気アンマコミュの第１回・立ち読み版をUPしました！

アルテイシアさんを担当しております、マ・スオでございます。

早速ですが、『恋愛☆電気アンマ』の第1回立ち読み版をUP致しました。
是非、ご覧ください！
ご感想やご質問なども、お待ちしております！！

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□＜恋愛しなければ人にあらず＞
という風潮は、間違っています。

恋愛する自由もあれば、恋愛しない自由もある。いうまでもなく当然のハナシです。
けれども会社員時代、私がオフィスで働いてると「アルちゃん大丈夫〜仕事ばっかりで枯れてんじゃないの？」とゆうてくるオヤジは必ずいた。忙しさのあまりメイクが適当だったりすると、奴らは嬉しそうに近づいてきた。これが男子であれば「仕事一筋で感心だ」くらい言われるのに、女子の場合は「オンナとして終わってる」という評価になる。「若いうちにバンバン恋愛しなきゃ」と肩を叩いてくるオヤジたち・・・そんな彼らに対し、ハゲて死ね！と心は煮えまくりでした。愛ルケでも読んでチンポしごいとけや！というコトバを飲み込みました。
ですので、アルテイシアは「命短し、恋せよ“すべての”男子」とは言いません。
このコラムは“本当は恋愛したいけど、うまくやり方がわからない”という人たちに向けて書きます。
メンタル・アクション・ビジュアル・フィールド・ターゲットにわけ、必要な項目を網羅し、使える実用書を目指します。

では、本論に入る前に。
当コラムの基本理念は＜モテは公平である＞ということです。
「うそつけ！何もしなくてもモテる奴はいるじゃないか」と皆さんおっしゃるかもしれない。
たしかに、あだち充の主人公はボサっとしてるだけで女が寄ってくる。でもこれは漫画のハナシです。現実の世界で、何もせずにモテるのはごく一部の人間。「オレも金持ちでイケメンであれば・・・」と考える人もいるでしょうが、金持ちでイケメンでも「嫌味ったらしくてイヤ」と敬遠されてる男はナンボでもいる。逆にお金がなくてルックスがいまいちでも、彼女を連れてる男もナンボでもいます。
つまり、モテを決定づけるのは条件ではない。
では、モテる・モテないの間にある差は何か？
・・・それは＜通過儀礼を経てるか、経てないか＞の違いだと思います。

アルテイシアの周りにも、それなりにモテる男子はいます。彼らは特別に金銭面やルックス面で秀でてたりしない。むしろ劣ってたりもする。そんな彼らと話していると、昔からモテていたわけではなく、たいてい“モテない時期”を過ごしてきたことに気づきます。おもに１０代後半あたりに。

たとえば１７歳、初デートの日。相手を退屈させないため、前の晩に必死でトークを考えていくわけです。で、その成果を発揮すべくしゃべり倒したところ「山田くんって自分のハナシばっかり！」とプーッとふくれられてしまう。ふくれてくれたらまだマシで、デートの翌日「私たち合わないと思うの」とあっさりフラれちゃったり。そこで「なんで？オレ、がんばったのに？！」とパニックに陥る・・・うーん、甘酸っぱいのう。

そして彼らは悟るのです。
「そうか、しゃべりすぎてもダメなんだ！」

このような“痛みをともなう通過儀礼”を越えてきたからこそ、今の彼らがあるわけです。皆さん口をそろえて言います。
「いやー昔はイタかったですよ。異性を意識するあまり挙動不審になったり、マユゲそりすぎて笑われたり」。
・・・こうしてブザマに足掻く時期があったからこそ、いい落としどころに着地することができた。すなわち、生まれつき恋愛偏差値の高い・低いなどなく、スタート時点はだいたい横並び。そこから偏差値を高めるべく努力したかしないかの違いで、特別な人間などめったにいないのです。

また強調しておきますが、通過儀礼をスルーしてしまったことは悪ではありません。けれども、損ではある。
男子校だった・勉学やスポーツに励んでいた・趣味に邁進していた・とにかく異性のケツを追うのが嫌だった・・・さまざまな理由で恋愛偏差値を上げてこなかった人たち。そんな彼らが２０代になってあたりを見渡せば、周りは偏差値平均以上のライバルばかり。どう巻き返せっちゅーねん・・・と宙を仰ぐのではないでしょうか。

“痛みなくして改革なし”という言葉もありますが、アルテイシアはマシリトではないので「とはいえ、痛みは最小限に抑えたいよね」と思う。そこでこのコラムの執筆を決めました。

なぜなら、巷の恋愛マニュアルは平均以上に向けて書かれているからです。通過儀礼を終えて“それなり”に落ち着いた人を対象にしている。

たとえば、最強のナンパ師とやらが書いたマニュアル。そもそも作者がナンパ師である時点でレベルが高いわけです。実際その本には「気のないそぶりで注意をひこう」「失礼なことを言って印象を残そう」といった戯言ばかり載っていた。当たり前だけど、そんなことされたら女子は無視するか頭にくるかのどっちか。カケヒキなど上級者のやることなのです。

アルテイシアは、この手の書物を読んで思いました。
「超初心者向けのマニュアルが無いやないか」

おそらく恋愛経験ゼロの男子が知りたいのは「女心をつかむオトナのデート術」などではなく「どうやって誘せばいいの？その間のメールのやりとりは？どんな店を選べばいいの？２回目につなげるには？てゆーか帰りに手とかつないでいいわけ？！」ではないでしょうか。要するに、初歩の初歩が抜け落ちているのです。まるで九九を知らない小学生に二次関数を説くようなマニュアルばかり。

そこで私は考えました。
「まったくの初心者向けの恋愛本を書こう」と。
そしてターゲットをモテない男子の中でも、オタク男子に絞りました。

なぜなら・・・
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