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JAM猿の森コミュの【R&B】ブルースでセッション!!【ジャズのルーツ】

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19世紀後半、アフリカから奴隷としてアメリカに
連れてこられた黒人達によって始まった音楽がブルースです。

1940年代以降、アメリカ南部からシカゴに広まり、
1960年代にはイギリスから「ブルースロック」という形で
アメリカに逆輸入され、今日では肌の色に関係なく
広く認知された音楽の一つとなっております。

ブルースはR&Bやファンク、ジャズやヒップホップなどの
ブラックミュージックのルーツでもあるので、
より黒いフィーリングを得たい方には
ピッタリだと思います。

とりあえず、スタンダードやブルースロックの曲に
関しては後ほどピックアップしますが、
「このスタンダードやブルースロックの曲が演りたい」と
いう方はどんどん書いちゃってください!!

コメント(71)

それではRobert Johnsonの話を。
この人は古い年代のブルーズマンなんで、
記録がはっきりしてない部分が多いんですけど、
彼の生涯と「クロスロード伝説」について
書くことにします。

Robert Johnsonは1911年5月8日にアメリカの
ミシシッピ州で生まれたブルーズマンです。
18歳でVirginia Travisという女性と結婚をし、
Virginiaは妊娠もしたのですが、出産の際に
彼は妻子ともに亡くすという経験をしています。

結婚をする前後から彼はギターも始めたのですが、
その頃はお世辞にも上手いとはいえないプレイでした。

ただその2年後、驚異的にギターの腕を上げたので、
「クロスロード(十字路)でギターの腕と引き換えに
悪魔に魂を売った」という「クロスロード伝説」が
彼のブルーズを聴いた人の間で知れ渡りました。
ただ実際にはIke Zimmermanというギタリストに
2年間、夜遅くまでギターを習っていたそうです。

その後、彼は故郷のミシシッピ州を出て、死ぬまで
音楽活動をしながらアメリカ中を回る旅をしていました。
ただ結婚をする前から相当の女性好きで、
色々な女性と関係を持っていたことが仇となって、
1938年に27歳の若さで酒に毒を盛られて亡くなっています。

今回の「お猿達のブルース」で取り上げるCreamの
「Crossroads」はそんなRobert Johnsonのオリジナルである
「Crossroad Blues」をロック風にアレンジしたものです。
まあしかし、この年代のブルーズマンの話は
生々しいものがありますね。

明日はMuddy Watersについて書きます。
他にもブルーズに関することがあれば、
どんどん書いて下さい。
質問も答えられる範囲で答えますので、
何かあればよろしくです。
自分も最近、ブルースが大好きで色んな曲を聴くようになってきました。
彼が、クロスロードでギターの腕と引き換えに
悪魔に魂を売ったという「クロスロード伝説」の人とはしらなかったな〜。
なるほど!!勉強になりますねー。
>スコセッシのブルースシリーズ

お、これはソウル・オブ・マンの巻だけ以前観ました、なかなか見ごたえありましたね♪

RJのエピソードはとても有名なものですが、Ike Zimmermanに関する件は知りませんでした、勉強になるな〜☆



今日は○タヤが半額だったので、
マディ2枚
JBルノアー
エルモア・ジェイムス
BBキング
ジョン・メイオールBB
ベッシー・スミス
サニー・ボーイ・ウィリアムソン
バディ・ガイ
中古盤1枚買うお金で9枚も借りられました〜ww
けど地元の○タヤはブルースなんてほとんど置いてなくて、これで全体の3分の2くらいです★

しばらくの間ドップリ浸かってみま〜〜〜す!
>翔さん
そうなんです、この人があの有名な
「クロスロード伝説」の張本人なんですよ。
やっぱり昔の年代ですから、こういう逸話がたくさん
出るんでしょうけど、それがこの音楽をより
魅力的なものにしてるんでしょうね。

>kabuさん
たしかに随分と若いうちに亡くなってますよ。
もし生きてたら、もっと面白い音楽を作っていたかも
しれないですけど、歴史にifは無いですからね。

「The Complete Recordings」は彼の全曲が
入っているので、改めて聴くのもいいかもしれません。
ものすごくシンプルな音源ではありますけど。

>PHUさん
この映画シリーズは本当にいいですよ。
自分は全作品観たんですけど、アメリカ南部から
音楽的なルーツを辿る旅をしてアフリカまで行ってしまう、
「Feel Like Goin' Home」とイギリスのブルースロック
がアメリカに逆輸入された話を作品にした、
「Red, White and Blues」が好きですね。

しかしPHUさんが借りたCDは全部濃いですね(w
なかなかブルーズという音楽自体が日本だと
需要が少ないものですから、普通のレンタル店だと
置いてないもんですよ。
自分も10代後半の頃はブルーズの音源を
手に入れるのに苦労しました(w
イベントトピにも書いたのですが、
実は昼からの予約だとスタジオがどこもいっぱいでして…。

そうなると日程が変更になってしまうんですが、
皆さんの都合はよろしいでしょうか?
本当に手際が悪くて申し訳ないです〜(汗

で、その間なんですが、こっちのトピでは
ブルースに関する歴史だけじゃなくて、
自分がこの3年ほどで経験してきた
ジャムセッションのルールや知ってるお店の紹介もするんで、
お付き合いお願いします〜。
では今回は「シカゴ・ブルーズの父」と言われる
Muddy Watersの話を。

Muddy Watersの最大の功績はRobert Johnsonなどの
ミシシッピ州のデルタ地帯で始まった
アコースティックギターの独奏によるブルーズ、
デルタブルーズをシカゴにおいて、エレキギターを
使ったバンドスタイルの音楽に進化させたことです。
これが1940年代以降、ブルーズの一般的なスタイルとなる、
都会的な「シカゴ・ブルーズ」の始まりと言われており、
「シカゴ・ブルーズの父」とも形容されています。

Muddy Watersは1915年4月4日にRobert Johnsonと同じ
ミシシッピ州に生まれ、本名を
McKinley Morganfieldと言います。
「Muddy Waters(泥水)」というニックネームがついたのは
幼少期に泥んこになって遊ぶのが好きだからだそうです。

7歳でハーモニカを始めて、後にギターに転向し、
1943年にシカゴに移住して、1950年から
バンドスタイルによるブルーズのレコーディングを
始めました。

60年代には当時のサイケデリックブームに
乗ったアルバムを出していたり、
70年代にはThe Bandの解散コンサートを
映像作品にした「The Last Waltz」などにも
出演していたりするので、興味のある方は
チェックしてみると良いかもしれません。

今回のセッションではそんなMuddyが1954年に
レコーディングした、「Hoochie Coochie Man」を
演奏しますが、サビの歌詞までに入るまでは
ずっとA7のコードで押し切ってる曲なので、
ちょっと変わってますね。

Muddy Watersの詳細は↓で
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA
んげげっマディウォーターズってバンドの名前じゃなくて個人名(ニックネーム)だったんですか!?
Σ(・ω・ノ)ノガビーン シラナカッタ!!

マディのサイケ盤は先日レンタルした中にありました、リズム隊がファンキーだったな〜♪

それにしても・・・エェ顔してはる☆
ということでいつものBlues Summitをこなしてきましたけど、
演れば演るほど課題が見えてきますね。
これは将来、自分のバンドで何かを演る時に
すごく役に立ちます。

>PHUさん
Muddyは知らない人は知らないですから、
全然気にしなくても大丈夫ですよ。
ちなみにそのサイケ盤、「Electric Mud」は
リリースした当時はものすごい批判を食らったみたいで。
やっぱり純粋なファンには受け入れがたいものが
あったんでしょうね。
お待たせ致しました!!
日程の調整が付きました〜わーい(嬉しい顔)

今回のセッションの日程・場所ですが、
6月9日の15:00〜18:00、馬場NOAHで決まりです!!
ちょっと手際が悪くて申し訳なかったんですけど、
30畳のCスタジオを予約しました指でOK
Freemanさんスタジオ予約お疲れさまです〜〜〜♪
当日までの仕込み期間に、何か注意しておいた方がよいところや、ブルースセッション独特のコツ、みたいなものってありますか?

>リリースした当時はものすごい批判を食らったみたいで
こういうのはいつの時代にもあるでしょうね〜★
おれは個人的に気に入りましたけど、1コードの爆音ブギーとか大好きですし♪
良い音楽は時代を超えても残る、それだけでしょ〜〜〜☆
>PHUさん
そうですね〜、まずはブルースにおける12小節の
コード進行とシャッフルのリズムをきちんと
頭に入れることが大前提ですね。

今回は初ですし、あまり複雑な指示を出さない
シンプルなものを選んだんですが、
ホストを務める人の動きやアイコンタクトを
しっかりすることが重要ですね。

定期的に開催することになったら、曲の合間に
ブレイクを入れるような曲も選びたいですが、
それはまた次回以降ということで。
なるほどなるへそ、12小節のコード進行はしっかり染み込ませておかないといけないでしょうね、みんなわかったかな〜?

>ホストを務める人の動きやアイコンタクトを
>しっかりすることが重要

この点についてはブルースに限らずセッションでは大事なところですね、ホストだけでなく全プレイヤーに共通して♪
さらに言えば、音中心でこれがわかりあえるのが理想ですね〜☆
ソリストがソロを終わらせて次の人へ渡すときなど、基本的にはバンド全体へ伝えるようにしっかりと下げて、慌てたりしないよう12小節のケツより少し手前で弾き終わると渡しやすいかな?
セッションリーダーがソロ回しを仕切っていればセッションリーダーへ、そうでなければ次に回す人へ、ソロを終わらせる前にアイコンタクトを送っておくのも大事ですね。

言葉で説明してもよくわからない部分があるでしょうから、当日はFreemanさんをお手本にさせてもらって、そういうとこをしっかり「体験」したいですね♪
いやいや、自分は「手本」なんていう
レベルじゃないですよ(w
自分のマイミクの人達のほうがもっとすごいです。

後はそうだなぁ・・・この手の音楽で使うのは
ペンタトニック系のスケールがメインになりますから、
ソロを弾く際はそれを中心にすることと、
当日までに色々なブルーズマンのアルバムを聴きこんで、
「黒いフィーリング」を少しでも感じ取ってから、
今回のセッションに臨んで頂けるといいかもしれません。
自分も9日までに改めて色々とアルバムを買ったり、
今までのアルバムコレクションの音源を聴きこむつもりです。

それから、後でT-Bone Walkerの話を
このトピに、「Stormy Monday」と
「The Thrill Is Gone」のコード進行を
イベントトピに書きますので、
お時間のある時に読んで下さい。
ども、今日は通勤途中にBBキングのライヴ・アット・リーガルを聴いてきましたよ、ギターの音がイィなぁーっ♪
The Thrill Is Goneもカッコいぃですねっ!

>黒いフィーリング

難しいですね、「おれ節」になっちゃうと思いますが頑張りますww

コード進行の解説をしていただけると、助かる人は多いと思います、よろしくお願いします〜♪
【BB King / Gary Moore - The Thrill is Gone】
http://www.youtube.com/watch?v=lqAuuIDU2sw&mode=related&search=

ゲイリー・ムーアのレスポールの音がアツぃっす★
>PHUさん
おー、あれを聴きましたか!!
あのアルバムはモダンブルースの名盤ですよねぇ。
自分は18、9歳の頃に手に入れて聴いてたんですけど、
本当に素晴らしいです。

ブルースらしい黒いフィーリングを出す場合、
一度間を作ってから派手な一音を出す、
「タメ」が重要なんですよ。

PHUさんが挙げてくれた動画なんかは
本当にいい例なんですけど、BBもゲイリーも
タメを作って、自分自身のブルースをギターに
込めてるからああいう音が出るわけです。
自分もああいうタメが苦手なんで、
もっと上手くできるようになりたいですね。
すいません、大分放置しちゃったみたいですね(w
実は仕事をしながら、例のアレの手続きを
いくつかしてたんで、なかなかカキコができなくて。

とりあえず、イベントトピのほうであの2曲の
コード進行を書きますので、よろしくです。
しかしアレですね、初参加の人もいるみたいなんで、
何か面白くなりそうです。
とりあえず最近はセッション以外でも色々と忙しいから、
今回のセッション後にブルーズのよもやま話を
書きましょうかね。
さてさて、大分放置してしまいましたが、
この間やったセッションでは最も難しいコード進行の曲、
「Stormy Monday」のオリジナルバージョンを
演奏しているT-Bone Walkerの話を1つ。
こういう話を書くと自分自身のルーツを再確認できるので、
その意味でもすごくいいんですけど。

T-Bone Walkerは1910年(1913年説もあります)に
テキサス州リンデンに生まれたアメリカの先住民族、
チェロキーの血をひいた黒人です。

子供の頃にテキサス州ダラスにある町、オーククリフで
Blind Lemon Jeffersonという1920〜1930年代初頭に
活躍した盲目のブルーズマンからギターを
教わっています。

彼の最大の功績は「初めてエレキギターで
ブルーズを演奏した」ということです。
特にそれが顕著に現れているのは1940年代です。
Muddy Watersがそういうレコーディングを
開始した時期とほぼ同時期ですね。

で、彼自身、ジャズの影響を受けていたり、
バックバンドにジャズミュージシャンを
起用しているところから、通常の?-?-?進行を
取っていない曲もあって、それがこの間のセッションで
演奏した「Stormy Monday」だったりします。

T-Boneがいなければ、次回に書くB.B.Kingや
Albert Kingなどのような洗練された
コンテンポラリーブルーズは出なかったとも
言われていますし、「Johnny B.Good」などが
有名なChuck BerryもT-Boneのギタースタイルの
影響を受けています。

で、写真を見て頂ければ分かりますが、
洗練された曲をレコーディングしつつ、
ライブでは開脚しながらギターを背弾きしたりしてたので、
かなりのパフォーマーだったそうです。
この辺のスタイルはChuck Berryや
Jimi Hendrixにも受け継がれています。

次回は「King of Blues(ブルーズの王様)」、
B.B.Kingの話を書こうと思います。
このトピでは「こんなブルーズマンの話を書いて欲しい」とか
「こんな曲も次回のセッションで演りたい」という
リクエストも受け付けてますので、
どんどん書き込んじゃって下さいね〜。
>Stormy Monday

ソロ取るの難しかったなぁ・・・や、全部難しかったといえば難しかったですけど(笑

初めてエレキギターでブルースを演奏したのってTボーンウォーカーだったんですね〜いやいや勉強になるな〜ムード

次はいよいよBBキングですねっ!
メンフィス(ビールストリート)時代の話とか知りたいっす〜〜〜☆

オーティス・ラッシュのお話、いつかやってくださいわーい(嬉しい顔)
>PHUさん
改めてお疲れ様でした。

やっぱり、あのグルーブ感に慣れないと
ソロを取るのは本当に大変ですよね。

自分自身も10代の頃はボブ・マーリーの
レゲエなんかも聴いてはいましたけど、
それよりはひたすらブルースロック・モダンブルース系の
耳コピを家の中で1人、3年くらいはずっとやってました。
でも1人で耳コピするよりは、外へ出て
ジャムったほうが上達は早いんですけど(w

とりあえず、BBの後にAlbert、Freddieの
3大キングの話を書いてから、
Otis RushやBuddy Guyなどのモダンブルース系の
ギタリストを書きますね。

本当はHowlin' WolfとかBessie Smithのことも
書きたくなりますけど、キリが無くなるので、
とりあえずはモダンブルースの偉人達に絞っていきます。
やっと時間ができたので、今回から
3回シリーズで「3大キング」について
書いていくことにします。

「3大キング」は同時期に活躍した、
3人の「King」のことを言い、
B.B.King、Albert King、Freddie Kingの
3人を表しています。
今回は「The King of Blues」こと、
B.B.Kingについてです。

B.B.Kingは本名をRiley B. Kingといい、
1925年、アメリカ・ミシシッピ州の
イタベナというところで生まれました。

幼い頃は小作人として働いていたそうですが、
その後、ギターを手に取って、前回書いた
T-Bone Walkerやゴスペル音楽に触れていました。
ゴスペル音楽の影響は彼のヴォーカルにも
表れているのですが、それは後述するということで。

1943年にイタベナ→ミシシッピ州内のインディノーラ
→テネシー州のメンフィスと移住していき、
いとこのブルーズマン、Bukka Whiteにギターを
教わっていたそうです。

1947年にRPMレコードと契約後はメンフィスで
「Beale Street Blues Boy」という名前で
ラジオのDJをやりながら、
自らの作品を発表していくようになり、
50年代には前回のブルーズセッションや
6月30日のVOXセッションで演った、
「Everyday I Have The Blues」などの曲を
レコーディングしていきました。

この時期に「Beale Street Blues Boy」という芸名が
省略されていって、「Boy」が本名の「King」に
変わり、最終的に「B.B.King」という名前になります。

60年代に入るまでは黒人のみをオーディエンスの
対象としていたのですが、イギリスの
ブルーズリバイバルブームに乗って、
白人層の観客相手にライブをするようにもなりました。
この辺りが「The King of Blues」と言われる所以なのかも
しれませんが。

B.B.のプレイスタイルの特徴としては、
「スクイーズ奏法」と呼ばれるビブラートと
ゴスペルに影響を受けた豪快なヴォーカルです。

「スクイーズ奏法」は彼がボトルネックによる
スライドができないところから、それに
代わるものはないかと試行錯誤して生み出した、
チョーキングとビブラートを合わせた奏法です。
この奏法はBuddy GuyやJimi Hendrix、Eric Claptonのような
後輩のギタリストに影響を与えています。

その他に彼の愛用するギター、
「ルシール」にまつわる話もあるのですが、
長くなるのでこの辺りで。

次回は3大キングの2人目、
Albert Kingについて書いていこうと思います。
おぉ〜〜〜来ましたねB.B.キング!!

ちなみに当時メンフィスのビールストリートでは、B.B.とエルヴィスが出会ってたようですね♪
先にガツーーーンと名を売り出していったのは、当然のごとくエルヴィスのほうだったわけですが。



>イギリスのブルーズリバイバルブーム

歴史にもしはありませんが、これがなかったらブルースはどうなっていたでしょうね、なーんて。

彼がボトルネック奏法を苦手としてるって話は初めて聞きました〜なるほどなるほど。
おー、エルヴィスとB.B.が会っていたっていう話は
自分も初めて聞きました。
でも時代から考えると、当時はロックのほうが
メジャーでしたから、そういう流れになるのは
極めて自然なことなのかもしれませんね。

60年代のイギリスのブルーズリバイバルについですけど、
B.B.はBlues Movie Projectの"Red, White & Blues"で、
「イギリス人が無かったら、アメリカの
黒人ミュージシャンは未だに地獄を見ていただろう。」と
言ってました。

このブームが無かったら、世界的に知られた音楽にも
ならなかったし、その後のR&Bやファンク、ジャズ〜
フュージョンへの流れっていうのも
なかったんじゃないかなと。

自分自身の個人的なことを書けば、もし
60年代にブルーズリバイバルが無かったら、
今ほどギターやヴォーカルにも
打ち込んでなかったと思います。
>エルヴィスとB.B.

ま、おれもエルヴィス本で読んだだけなんですけど、ふたりが出会っていたのは嘘ではないと思いますよ♪



>当時はロックのほうがメジャー

いえ、そういう話ではなくてですね・・・エルヴィスはアメリカで「初めて」ロックンロールをメジャーにした「白人」です、ね。
イギリス人であるビートルズのメンバーたちは、それを聴いて育った(というと大げさですが)わけです。
黒人音楽との関係は切っても切れないモッズ文化も、イギリスの白人のものですね。



>「イギリス人が無かったら、アメリカの黒人ミュージシャンは未だに地獄を見ていただろう。」

ブルースメンとして大成功したしたたかなB.B.が、どういう意図でそのような発言(その台詞だけ取っても正確であるのかどうか知りませんし)したのか、おれにはわかりませんが・・・はっきり言って大げさすぎると思います、リップサービスの一種じゃないでしょうかww

『アメリカの黒人「ブルース」ミュージシャンは未だに』

ということであれば、なんとなーくなら理解出来ますが。
とはいえ、歴史に「もし」はなく、ブリティッシュ・インヴェイジョンは実際にあったわけです♪



>その後のR&Bやファンク、ジャズ〜フュージョンへの流れっていうのもなかったんじゃないか

個人的には・・・同意しかねます、ブリティッシュ・インヴェイジョンがあった当時、UK(ブルース)ロックやブルースミュージックがアメリカの黒人たちへどの程度の影響を及ぼしたのかどうか・・・まったく無関係であった、とはもちろん思いませんが。
ある音楽の歴史や発展を考えるのであれば、その当時の音楽そのものを取り巻いてきた状況を無視することは出来ないと思います。
アメリカでの黒人音楽の歴史と発展は、アメリカ国内で黒人たちがおかれていた状況、また黒人文化圏内での問題などと密接に絡まりあっています。
ざっくりと言ってしまえば、人種問題と商業上の問題、です。
あえてこれ以上は書きませんが。

ジェイムズ・ブラウンがいなければ、今現在アメリカのロックシーンでトップを走っているレッド・ホット・チリペッパーズはいなかった、と無邪気に言い切ってしまうことは出来ますが・・・歴史をどこでどう切り取るか、それによって物の見え方はガラッと変わってしまうと思います。
また、ジェイムズ・ブラウンはブリティッシュ・インヴェイジョンがなければリズム&ブルースやファンクを生み出し得なかったのか、といえばそんなことはなかったでしょう、時系列的にも逆ですよね。

Freemanさんにお付き合いして、ここへあえて書くのであれば・・・黒人音楽を「更新」していったのは、紛れもなく黒人たち(だけ、ってわけではないです)の力であった、とおれは認識しています、もちろん音楽そのものを楽しみながら、です♪



ブルースミュージックへ話を戻しますが、「当時の」黒人ブルースメンたちがどういう状況の中でプレイしていたのか、これを何一つ知らなくても、ブルースミュージックを愛したり楽しむことは出来ると思うんですよね、聴く上でも演奏する上でも。
ブルースを音楽として以上に「より」愛好しようと思うのなら、そういった知識も教養として身に付けたくなるでしょうし、しっかりと分析した上で書かれた本であれば、読み物としても面白いです。

けど、音楽って、頭で考えるものではなくて、感じるもの、だっておれは思うんですよね♪

ブルースについて、本からいくら情報を得たって、シャッフルやペンタトニックや12小節(1→4→5)の感覚は身に付かないと思います。
また、シャッフルしている12小節単位の音楽をペンタトニックで演奏しなければブルースじゃないのか、といえばそれも違うと思います。
さらにさらに、我々は黒人でもなければアメリカやイギリスの白人でもないわけです。
これについては話が完全に脱線してしまうので、この辺にしておきますがww



>もし60年代にブルーズリバイバルが無かったら、
>今ほどギターやヴォーカルにも
>打ち込んでなかったと思います。

ここへはとっても共感できます♪
音楽や楽器に関する自分自身のルーツ、大切にしていきたいですね☆
うーん、なるほど。
この辺は自分自身が不勉強なんで、
とても参考になります。
しかし我ながら、大分勘違いしてるところが多いんで
物凄く恥ずかしいですねあせあせ(飛び散る汗)
エルヴィス関係の部分は自分自身が勘違い、
読み違いをしてました。

>ブルースメンとして大成功したしたたかなB.B.が、
>どういう意図でそのような発言
>(その台詞だけ取っても正確であるのか
>どうか知りませんし)したのか、おれにはわかりません。
>リップサービスの一種じゃないでしょうかww

多分、それはリップサービスで間違いないです(w
どうも映画の中での表情が映画の製作側の
スタッフからセリフを言わされ(以下略
とはいえ、あのブリティッシュインベイジョンが無ければ、
ここまで一般に広まっていないのは事実です。

>アメリカでの黒人音楽の歴史と発展は、
>アメリカ国内で黒人たちがおかれていた状況、
>また黒人文化圏内での問題などと
>密接に絡まりあっています。
>ざっくりと言ってしまえば、
>人種問題と商業上の問題、です。

確かに60年代は、既にR&B/SoulとBluesは
別個の存在になってるところはありますからねー。

それにあの時代だとキング牧師やマルコムXのような
人物が黒人に対する公民権を主張していた時期ですから、
JBやSly Stoneなんかはそこから「黒人として」の
自分なりの主張を始めて、ファンクを
生み出す一因としていたところがありますし、
Soul系だとCurtis MayfieldやDonny Hathawayにも
同じことが言えると思います。

その辺りはPHUさんのおっしゃるように
歴史をどこでどう切り取るか、どういう視点で
考察していくかで見方は全然違ってきますよね。
何か大学の講義みたいになってきてるなぁ(w

>ブルースについて、本からいくら情報を得たって、
>シャッフルやペンタトニックや12小節(1→4→5)の
>感覚は身に付かないと思います。

全くその通りです。
そこはやっぱり19世紀後半〜20世紀半ばまでの
黒人が置かれていた歴史や状況を勉強したり、
想像しながら実際に曲を演奏していかないと
彼らのフィーリングを感じられないのは事実です。

そういう意味では音源を聴き込んだり、
練習していくことで体に染み込ませるのもそうですし、
Blues Movie Projectや自分が大学の講義で
教材として観ていたもので、時代は
17世紀後半〜18世紀くらいのネタになりますけど、
「Roots」という黒人の奴隷に関する映画を観るのも、
そこから色々と想像することができるので、
すごくいいですよ。
後は音楽に限らず、黒人関係の書籍や黒人の作家が
書いた小説を読んでみるのも一つの手ですね。

>シャッフルしている12小節単位の音楽を
>ペンタトニックで演奏しなければブルースじゃないのか、
>といえばそれも違うと思います。
>さらにさらに、我々は黒人でもなければ
>アメリカやイギリスの白人でもないわけです。

きましたねー、これは自分もすごく意識するんです(w

まずシャッフル・12小節・ペンタトニックに
関してですが、B.B.はECとの共演アルバムだと
Sam & Daveの"Hold On! I'm Comin'"を取り上げたり、
1997年に発表したアルバム、"Deuces Wild"だと
Heavy DのようなラッパーやD'Angeloとも演ってますけど、
畑は違ってても、彼なりのブルーズっていうものは
表れてますから、自分の解釈から言わせれば
全く問題ないのではないかなと。

で、考えるべきところなのは「人種」って
いうところですよね。

我々日本人自体が中国大陸やら朝鮮半島、台湾からの
移民と元々本州に住んでいた原住民と混ざり合ってる
ところがあるから、何とも言えないところがあります。

まして、宮廷音楽である雅楽や琉球音楽、
浪曲や民謡といったブルーズとは畑違いの
音楽を演っていた人種がブルーズを演るわけですから、
自分自身も「黒人と違う環境で生まれ育ってるから、
完璧にブルーズを演奏することはできない」と思ってる
ところはあります。
これ以上書くと長くなるので、この辺りで(w

でもブルーズに限らず、自分自身の核となる
音楽を突き詰めた上で別のジャンルにも
手を出すっていうのが一番バランスを
取るのにいいんじゃないんでしょうか。
ちょっと長く書きすぎたなーげっそり
>>ブルースについて、本からいくら情報を得たって、
>>シャッフルやペンタトニックや12小節(1→4→5)の
>>感覚は身に付かないと思います。
>
>全くその通りです。
>そこはやっぱり19世紀後半〜20世紀半ばまでの
>黒人が置かれていた歴史や状況を勉強したり、
>想像しながら実際に曲を演奏していかないと
>彼らのフィーリングを感じられないのは事実です。

や、えと、そこは逆に取られちゃったかな?
感じられる人は、聴くだけで感じられるんじゃないかと思いますよ、大雑把な言い方で恐縮ですが♪
勉強したり、彼らの状況を深く想像しないとブルースで感動できない、なんてことはないですよねww
また、どんなに勉強したり想像してみても、「らしい」フィーリングを表現できない場合だってあると思うんです。

例えば、今現在ニューオルリンズやシカゴでブルースをプレイしている人たちが、「当時」のブルースメンと同じメンタリティで演奏しているのかといえば・・・ありえないですよね。
かといって、奏でている音が薄っぺらいのかといえば、そうではないと思います。

これはあくまでもおれ個人の見解ですが、ブルースとは「民族音楽」ではないと思います。
仮に民族音楽であったとしても・・・それを他人種が表現出来ないとは思いません。

日本人としてブルースを愛し、楽しみ、それぞれのブルースを演奏すれば、それでいいんだと思います♪



や、なんか話題はカタぃ方向へ行っちゃいましたね、すみません冷や汗

Freemanさんがブルースやブルースロックを愛しているのは、とてもよく伝わってきますし、ここへ書かれているものも毎回楽しみにしてますよ♪
今後ともよろしくお願いしますわーい(嬉しい顔)
ありゃー、ついつい変なことばっかり書いてて、
肝心なところを読み違えてるっていうあせあせ
某動画サイトでルパン三世とか
シティーハンターばっかり観ながら書いてますからねー(w
言葉の書き方って難しいなー。

「完璧にブルーズを演奏できない」と自分が書いたのは、
「戦前からモダンブルーズまでのリアルブルーズメンの
先達と自分は時代や環境、肌の色も違うから、
彼らの心情を完璧に楽器や声で
再現することはできない」という意味で書いてるんです。

やっぱり当時と同じメンタリティで
演奏するのはまず無理なので、PHUさんのおっしゃるように
最終的には自分の心にあるものを楽器や歌に込めるのが
一番なんじゃかなと思いますね。

とりあえず、我ながらあんまりまとまってない文章を
書いてもしょうがないので、明日あたりに
Albert Kingのネタを書くことにしますダッシュ(走り出す様)
アルバート・キングは3キングスの中でいっちばん好きなブルースメンです〜楽しみにしてます♪
さてさて、自分の帰国も近付いてきたので、
このトピをあげていこうかなと思います。
まあいつ実際のセッションをやるのかは全く未定なんですが、
10月中にでもやれればいいかなと考えたり考えなかったりしてます。

とりあえず、今回はどういう曲を演りましょうかねー?
でもブルーズのスタンダードだけだとつまらないので、
ブルーズ進行のファンク曲も入れようかなと。
個人的にはJBの「Papa's Got A Brand New Bag」あたりを
演るのもいいんじゃないかなと思ってます。

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