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備後の歴史を歩くコミュの高諸神社

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式内社 備後國沼隈郡 高諸神社

 沼隈郡三座の内の一つ。福山市今津町国道2号線沿いに鎮座する「高諸神社(タカモロ)」 この神社は剱大明神(オツルギ)と呼ばれていたが、明治元年、式内社高諸神社に比定され改称した。祭神は「スサノオ」だ。今でも「おつるぎさん」で通る。南側国道端に「式内社」の石柱があるが、こちらは裏側に当たる。表参道は北側からだ。この辺りは古代は島で、すぐ前が海。参拝者は船で南岸から上陸したらしい。今はそんな面影はどこにもない。創建は「白鳳5年」とされているが不詳だ。高諸神社の神位は清和天皇貞観九年四月八日従五位上から正五位下に上がっている。貞観九年は867年だ。剱大明神の縁起は寛保元年(1741年)にスサノオを祀ったとある。

 この剱大明神は、江戸時代歴代福山藩主はもとより庶民からの崇敬も非常に厚かったようで、藩内全郡中から石鳥居が奉納されたりしている。明治5年に村社、明治12年に郷社、昭和18年には県社に列せられた。周囲をぐるりと回ってみた。石垣下の目立たないところに、下の方の「社」の文字が土に埋もれそうな「沼隈郷社」と彫られた石柱があった。境内は広く、大きな石?岩?がやけにゴロゴロしている。約30年前、私が高校生の頃遊びに行ったここの夏祭りは盛大であった。いまはどうだろうか。イボが出来たら、ここの境内内の土を塗ればよく効くそうだ。

写真

左:入り口の看板
中:拝殿
右:旧郷社石柱


地図

http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E133.14.48.685N34.26.41.836&ZM=12

コメント(4)

高諸神社


写真 昨年5月頃

左:本殿とご神木
中:拝殿の額 紋は巴
右:本殿 反対側 切り妻造りはわかるけど檜皮葺かどうかわからない・・・?アングルが悪いですね。

またいつか、行ってみます。
おぉぉー地図がぁーーヽ(´▽`)/〜♪
さっすが!あまの隊長!
久しぶりに高諸神社へ行ってきた。立派な参集殿が完成し、中にいた神職に御朱印を書いていただいた。広島県青年神職会発行の「広島県の神社建築」には檜皮葺と紹介されているが、残念ながら平成7年に現在の銅板葺きに改修されている。文化財以外で檜皮葺を維持するのは相当に難しいのであろう。

大正2年に再建された本殿の建築様式は三間社流造である。身舎柱は正規の円柱が使われ、長押、頭貫で固定され、その上に台輪が置かれる。柱上は平三斗。柱間はカエル股で梁・桁を支える。軒は繁垂木の二軒。三方を縁が廻り背面は脇障子で止まる。妻飾りは虹梁カエル股。向拝柱とは海老虹梁で繋がれている。三間の向拝は虹梁型頭貫で固定され、その木鼻には彫刻が施される。柱間には総てカエル股が置かれる。


写真

左:高諸神社の御朱印
中:国道沿いに建てられた「式内社」の石柱
右:新築された参集殿

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