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「花」の物語コミュの「キンモクセイ」の物語

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中国原産。独特の甘い香を持ち、オレンジ色の小さな花を咲かせる。

コメント(3)

■赤石路代「その日は金曜日」(『フェアレディは涙をながす』収録)小学館

あずみと「彼」が出会ったのは、金木犀の花が散りはじめた金曜日だった。小学生のあずみを車から助けて、その日彼は死んだ。

それから7年後、あずみはあのときの彼とそっくりの人物に出会う。彼はある特別の力を持っていて……。

+ + +

何度も読み返すとても好きな短編です。
■内田 善美「星の時計のLiddell」 集英社

金木犀という木を知っている?
ちょっと探したんだけど見つからない。

……

日本ではよく庭木にしているわ。
ああ 名前を聞いただけでも香りがするみたい。
あれは空気がきれいに澄んでないと花をつけないの。

+ + +
この極めて詩的で美しい作品を読んで金木犀を知った人も多いでしょう。
■霜島ケイ「幻戯師(めくらましし)」(『影喰らい』収録)小学館キャンバス文庫

「枝から散りこぼれた蜜柑色の小さな花は、甘い香りをもこぼして、少年の細い指からすべり落ちた。」(p.176)

+ + +

浅草界隈で興行している高尾一座の読心術の見世物で、主人公の片割れが当ててみせるようにと差し出したのが金木犀。
明治を舞台にした短編です。

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