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水の惑星 地球と水の精霊たちへの賛歌 The Water Planet 1988年(訳:内田美恵1988年)河出書房新社
を語りましょう!

まだ読んで無い人も下記を読めば、仲間入り!
エッセンス:http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/mixiwatson/water-planet.htm
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はじめに

水は実に不思議である

唯一の無機質の液体。液体のほうが、固体より密度が高い。ひとつの化合物で液体固体気体という3つの状態を持つとなると水以外にまったくない。

氷の状態の水なら、ハレー彗星あたりにある。気体の状態の水なら、火星などの大気圏にもある。しかし、液体の水というのは、地球以外にまったくない。

太陽との絶妙な距離があって、生命の源が存在しえた。

水に生命が宿り、進化した水が人間ともいえる。

水と大地

南極や北極の氷に塩分は含まれない。つまり海が凍ったものではないので。しかし南極や北極であれだけの氷の材料といえば、海水しかみあたらない。

じつは、あの氷は気体から直接固体になったものなののだ。

海から蒸発する水の量は、もし流入がなかったら、たった3000年で蒸発する。

17世紀の科学者の考え

 

昔、地球の中に水があり、川の水が地の底から、直接わいてくると考えられていた。

これを破ったのがエドマンド・ハレー。各地の降水量を河川の水量を計算し、ぴたり一致するkとを突き止めた。水が大地から海へ、海から大気へ、そしてまた大地へと循環していることをはじめて唱えた。



雹:雹を作るには、まず熱がが

雪:天界の華とういうべき繊細な枝をもつ雪、。この結晶体は1回の降雪で1兆個は降るといわれている。どれも同じ形をしていない。計算してみると、地球誕生依頼地上に落ちた結晶の数は10の35乗個になり、地球質量の50倍だ。結晶の複雑性とそれぞれが、10の18乗個の水分子からなることを考えると、どれもが違った形をしていることはありうるだろう。

雪は水からできているから本来は無色透明だ。白く見えるのは反射して白く見える。

雪崩:雪崩の原因となる、ほんの最後の一押しは誰がするのだろうか?

雪と重力、風や熱によるもの。それもあるが、実に多くの原因は、「ウサギ」が走ることによる。

氷河:雪が固まって圧縮されたもの。この重さは大地の地殻すらくぼませていた。今氷河が後退することによに、今でもスエーデンは毎年1CMほど、土地が隆起している。

固まった氷が動くのはおかしい。かつての科学者はこう考えた。しかし、実際に川の流れのように、曲がりくねり、急流ではデコボコになり、その後またもとにもどる。滝のように落ちるところでは、完全に姿を崩すのだ。スライムのような粘着性のある氷なのだ。

川:アマゾンのそう河川面積は月面に匹敵する。

  ユーフラテスの土をはこびつづけ川沿いにあったバビロンは600キロも内陸になる。

ポロロッカ現象:アマゾンを潮がさかのぼる。アマゾンは、1kmにつきわずか1.5cmしか高低差がない。広い下流の潮が狭い上流に行くに従い、津波のように高くなるのだ。

川はしばしば流れをとめて、物思いにふけるように静かの湖の形をとる。湖のそう水量は川の100倍ほどある。川の45%が湖につかまり、最終目的地である海に注ぎこめていない。そして、塩水湖となる。

水と生命

水分を含んだ大気は、われわれのしるかぎり、他のその環境にもない、独特の趣を持っている。何もかも化学の法則を破るようなことばかりである。

まず窒素と酸素から構成されている。通常なら窒素は酸素に反応して硝酸塩となり、海に溶け込んでいたはずた。たった1%のその他の天使の物質が反応を抑えているのだ。

窒素78%と酸素21%というのは、唯一無二のバランスになっている。もし酸素が3%多ければ、全てはもえつきてしまい窒素の比率が75%になれば、地球は凍結する。

明らかにその場の成り行きで作られた大気であるはずだが、宇宙の環境が変化しているにもかかわらず、一定をどうして保っていられるのか。

その中心にあるのが、水だ。

水は膨大な熱を蓄えることができる。潮の流れは熱を移動させ、深い海溝の水さえ、一定の間隔で海面に戻し、確実に熱を吸収させる。そして、ゆっくりとやさしく放出するのだ。

 

元は異端だった、コパルニクスの地動説が定着した後は、地球が特別な存在と唱えることは逆に異端となった。しかし、銀系の数十億の太陽系があり、地球と似たような星が数百万もあるといわれる。それでも奇跡のバランスに庇護の下にある地球に少しばかりやさしくしなるのもやむを得まい。

 

地球には、宇宙から毎日一億個の塵が降り注いでいる。そのおかげで、地球は誕生いらい2倍の重さになっている。

水と植物

全ての植物が水を抱え込んだまま放出しなければ、地球の水は200万年で枯渇する。

植物は水をかりりるだけだ。1本の柳が毎日19キロリットルの水をとりいれ、放出する。

木が1KG成長するのに、1000kgの水を必要とする。

水の抗張力は鉄なみに強く、木がストローのように水をくみ上げるのは、葉の力によるものだが、計算では、300m高さからひぱってもちぎれない。(木の高さの限界)

水分量

海老80%

くらげ97%

スイカ97%

樫の木80%

キャベツ95%

乾いた砂15%

ぱさぱさのパン40%

人間70%

脳75%

骨22%

歯のエナメル2%

 

人間は自重と同じ水を4週間で使う。らくだは3ヶ月。サボテンは自重と同じ水があれば、29年も生きる。

 

湖:湖はいずれ必ずなくなる。緑の瞳をもった深い闇の目を閉じるように、最後に湿原をのこして、湖はすがたを消す。

世界の半分が米を食べる。田になぜあれほど水を張る必要があるのだろうか?稲はもともと湿原に生えていたからだ。

水と科学

水と電気

タレスが万物の根源は水であるとした。その後BC5世紀にエンベドクレスが火と地と風を付け加えた。

アリストテレスが水が生命の源とした。その後2000年もこの説で変化はなかった。あの出来事がおこるまでは。

1783年ベンジャミンが電気を発見する。そしてイギリスの化学者ヘンリー・キャベンディッシュは水にこの電気を通したのだ。

すると水は「消えた」。よく分析すると。よく知っている「可燃性の空気」と謎の「重いガス」に分解されていることがわかった。ヘンリーはこれを「生命空気」となづけた。

ヘンリーはこれを色々にまぜてみた。すると、ぴったり2対1の時だけ爆発して、水が生成されることを知った。

水は可燃性の気体と燃焼を助ける気体が化合したときに、火を消し、乾きを潤す物質になるのだ。

やがて、片方を水の素となる「水素」と名づけられ、可燃性の空気は「酸素」と名づけられた。

H2Oである。

我々は水をH20としてだれでも単純にとられている。しかし、化学の分野では依然謎のつつまれた化合物であり、論文があとを絶たない。あまりに多くの原始が結合しているので、海を一個の分子とたとえることもできるのだ。

水を破壊するのも不可能に近い。いったん化合してしまえば、1400度まで過熱しない限りこの結合はとかれない。つまり40億年前に作られた水は、さまざまに形を変え、今だ存在しているのだ。

普通の原子は45度、60度、90度など決まった角度で結合する。しかしH2Oは大きな顔に小さな耳が2個ついたパンダのように、104.5度の角度で結合している。こんな半端な角度を持つのは水ぐらいだ。理にかなった説明はできない。ただ、生命の角度であることはたしから。

 

ポリウォーター

1969年細い氷に非常に大きな圧力をかけたところ、「ポリウォーター}なる特異物質が誕生した。密度が極めて高く、零下40度で氷、沸点が415度の水だ。当時は実験室から抜け出して、天然の水を餌食にして増殖し、地球の全生命体を脅かすのではないかと危惧された。

その後これに似たものが細胞の原形質内に発見され、粘度をあげるのに役立っているという見方もある。

水と歴史

 

人類がつくりだした最初の乗り物それが船だ。馬に鞍をつけるより先に、車輪より先に川舟を作りだしていた。

そして船に荷物を載せると、数百キロ以上の貨物を子供でも運べることを学んだ。人はこの時、人間の能力を超えた力を超えた力を手中に収めたのである。水に労働の一部を肩代わりさせたのである。

そして、文明が誕生した。

その頂点に君臨したのが、ローマ帝国だ。

 

 

 

 

水にはそそるものがある。もしナイアガラの滝が砂でできたいたら、我々ははるばる見に行くだろうか?噴水から宝石がきらめきながら出ようと、水の魅力にはかなうまい。

水の親和性は、我々の精神も引き寄せる。水の中に我々の精神が溶け込むように。

 

 

 

 

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