ＣＡＬ　ＲＩＰＫＥＮ　Ｊｒ．コミュのＴＨＥ　ＯＮＬＹ　ＷＡＹ　Ｉ　ＫＮＯＷ

２６３２

彼が残した偉大なる記録。
２６３２試合連続出場である。

１９８２年５月３０日。
偉大なる記録の第一歩は、この日から始まった。

１９９８年９月２０日。
偉大なる記録は、この日、終焉を迎えた。

彼がもし、ショートではなくサードを守りつづけていたら、ジーター、Ａ－ＲＯＤ、ガルシアパーラ、テハダなどのショートは生まれていなかったであろう。

それまでのショートと云えば、小柄で俊敏なイメージ(オジー・スミスをイメージすると分かりやすい、日本で云えば吉田義男か)が主流。リプケンのような大柄(身長１９３cm)な選手はタブーに近かった。

しかし彼は、そのイメージを覆し、守り、そして打った。
だが、彼の守備が評価されたのは１９９１年。自身初のゴールドグラブを獲得した年である。
なぜ、この年まで評価をされなかったのか？
やはり、その体のせいか、守備範囲が狭いためエラーをしないのではないか、とゆう勝手な想像のためであった。
(日本では、その打撃のイメージから守備を評価されなかった池山隆寛も同様)

リプケンは、メジャーリーガーとして、偉大なる記録を打ちたて、そして、一人の人間としてもまた、偉大なる功績を残した。

彼を褒め称える人は数多く存在するが、彼を悪く言う人は一人もいない。

２００７年１月。
リプケンにとって偉大なる記録が、もう一つ増えることになる。
クーパーズタウンには、彼のモニュメントが満場一致で選出されることだろう。