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DVDで観た映画の感想を語ろうコミュの愛に関する短いフィルム 星2.5

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ストーリー
<見る>という行為を通して愛を描いた純愛映画。郵便局で働く19才の少年トメクはマグダという女性に密かに恋焦がれていた。そして彼は毎夜8時半になると、アパートに帰ってきた彼女を向かいの自分の部屋から望遠鏡で覗き続けるのだった……。

監督 : クシシュトフ・キェシロフスキ
出演 : グラジナ・シャポウォフスカ , オラフ・ルバシェンコ , ステファニア・イヴィンスカ

原題 : Ashort Film About Love
脚本 : クシシュトフ・ピエシェヴィッチ , クシシュトフ・キェシロフスキ
音楽 : ズビグニエフ・プレイスネル
収録時間 : 87分
発売元 : アーティストフィルム
音声仕様 : ポーランド:ドルビーステレオ



この作品は裏窓っぽいところもあって、面白く見れました。
フランス映画っぽく時間の流れがゆっくりしていて、心地よい作品だと思います。

でもちょっと物足りない部分もあるかな〜〜〜

他の人の意見

覗く少年と、覗かれる女の、愛に関する作品。
人間が孤独に耐えるのは困難で、どうにかして繋がりを持っていたいと願うんだろう。それは恋愛かもしれないし、友情かもしれないし、地縁かもしれないし、インターネットかもしれない。もしくは複数いろんな関係性が絡まり合ってその接点に自分をみつけるのだろう。
この二人の場合は、見つめ合う事だったのかもしれない。
とてもシンプルな切ない作品だなと思った。
ただ、主人公の少年が19歳に見えないのが残念(笑)。



この映画はヒッチコックの『裏窓』を思い出させる。
覗く男と覗かれる女。
完全に現実世界ではいくつかの犯罪を犯している。
今で言うストーカーだと思う。

最初は嫌悪感を感じた。
でも、最後にはなぜかその嫌悪感が薄らいでいった。
それは、なぜだろう?
彼の彼女への純粋な愛が理解できる人にはすぐわかることだろう。

愛することをうまく表現できない彼。
みんなが人を愛するように、人を愛したことがなかったのだろう。
それが彼女をのぞくようになって、彼女に愛情を抱くようになる。
彼にとっては初めての気持ちで、先にすすむことなんて望まなかった愛。
しかし、彼女に「愛の行為」を教えられた彼は、初めての気持ちや恐れ、そして絶望により彼は自分を見失う。
そして彼がとった行動は、、、、

彼の気持ちが理解できる人は容易に想像がつくだろう。
そして、それを知った彼女が彼の部屋で覗く望遠鏡からの視界。
彼女の幻想は、この映画のテーマをすごくあらわしていると思った。

愛とはなんだろう?
「覗く男と覗かれる女」の間の愛は一方的な愛だ。
でも、2人に共通しているものがあった。
それは愛していても所詮一人だということ。
ひとりで彼女を愛し続けるトメク。
そして、ひとりを避けるため男性を欠かさないマグダ。
愛とは孤独を埋めるものなのかもしれない。
ふと、この映画を観終わってそう思った。

コメント(1)

『愛とは孤独を埋めるもの』  何か胸に刺さった・・・
私は『愛は見返りを求めないもの』だと思ってた。愛って異性に対するものだけじゃないから、母性愛なんかは、そもそも孤独を埋めるために子供作るもんじゃないし、家族愛は見返りなんて求めないし・・・でも愛する異性に対しては?ん〜(;??д??) 考えたら、何か頭グチャグチャになった(;??д??)
これ明日借りてこよう。そんで、その後心温まるアニメをみるぅ(u‿ฺu✿ฺ)ウンウン  

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