「花」の物語コミュの「ゼラニウム」の物語

フクロソウ科の半耐寒性多年草。
花色は、赤、ピンク、白など。
ヨーロッパでは窓辺を飾る花として欠かせない。

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■クリスティー「青いゼラニウム」（『火曜クラブ』収録）ハヤカワ文庫

ジョージ・プリチャードの妻は、きまぐれで、わがままで、病身をたてにとり、不平不満ばかりを言うような女性だった。しかも、迷信深く、占い師や千里眼などという人たちをてもなく信じてしまう。

ある日のこと、ミセス・プリチャードのところに奇妙な手紙が届いた。「私は未来を透視した」ではじまる手紙には、「青いサクラソウは警告、青いタチアオイは危険信号、青いゼラニウムは死の象徴……」と書いてあり……。

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ミス・マープルが活躍する短編集です。

[2] mixiユーザー 12月26日 20:04

■リンドグレーン『名探偵カッレくん』岩波書店

名探偵を目指すカッレくんは、まだ十三歳。自分の身近ではたいした事件は起きず、小さな事実から想像をふくらませては、友だちにからかわれることもあった。

しかし、カッレくんの町にやってきたエーヴァ・ロッタのおじさんの行動は、カッレくんの目から見ると明らかに怪しい。カッレくんはおじさんの行動を見張り始めたのだが……。

「じつは、ミーアおばさんがあんな花好きではなかったら、すべては、予定通りにうまくいったはずだったのだ。しめきった片窓に、小さいかわいいジェラニウムの鉢植えがおいてあった。」（p.107）

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ジェラニウムの鉢植えのせいで、カッレくんは困った事態に陥ります。

[3] mixiユーザー 06月25日 22:36

■杜野亜希『行方不明のシンデレラ』白泉社

銀座の老舗デパート竹屋で、有名なモデルバージョンの口紅が売られることになった。その口紅には通常版にないバラの香りをつけることになり、早速撮影の日がやって来る。
しかし、その撮影の当日、モデルのマリカに暗やみの中、誰かがキスをするという事件が起こり……。

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