スペイン語ひとくち講座コミュの●番外編　PEDROの誕生

管理人PEDROのひとりごとです。興味のあるひとだけどうぞおつきあいください。

講座を立ち上げて満１ヶ月、参加者が４０名になりました。

前にも書いたけどこんなテキトーな語り口でやってるのに思いのほかたくさんの方が参加してくれて驚きです。
楽しかったという感想をもらうともっとおもしろい書き込みしてやろうという気になります。

この講座を立ち上げるまで、つまりPEDROの誕生までをお話します。

【PEDROの由来】
グアテマラのアンティグアという街に旅行したときのこと。１週間ほど旅行者向けのスペイン語学校に通った。日本語の名前は言いにくいので、自ら”PEDRO”と名乗った。以後、ラテン人と話をする際にはこれで通している。

【カルチャーセンターに通う】
数年前、今度こそスペイン語をものにしてやろうと月２回の講座に通い始めた。やはり独学では無理だった。

どこでもそうだけど、文法中心である。面白いかと言われればそんなことはない。でも定期的に通うことで練習し続ける習慣は身に付いた。

クラスは面白くないせいか、受講者はどんどん挫折していった。３ヶ月ごとに２０～３０人入ってきて２ヶ月で半減。会話できるようになった人は皆無だった。

これではいかんと思い、クラスに行く前には質問事項を最低３つは用意して先生に聞いた。そうしないと元が取れないとおもった。

【独学】
まず単語をなんとかしようと思い、二千の単語集を買ってきて半年かけて覚えた。寝る前と起き抜けの１０～１５分、あとはちょっと空いた時間（電車、バスに乗っているとき、待ち合わせ）に覚えていた。細切れの時間を使うほうが有効だった。

同時に聞き取りを何とかしようと思った。レンタル店の棚を隅から隅まで見てスペイン語のものを全部見た。その中から、教材しようというものを決めた。”オールアバウトマイマザー””アナとオットー””エルスール”この３つを５０回ずつは見た。あきると他のものに切り替えた。

【万博】
クラスへ通い、自分で練習していたが、やはり実践経験不足であった。
同じクラスに通う”Marco”と知り合い、同じラテン好きということもあり意気投合した。
”万博に行けばラテン人と話す機会が作れるぞー”と意気込んで２人で乗り込んだ。本当にいい実践の機会が持てた。そしてママニママニとルーシーと仲良くなった（観光地でひと暴れの項参照）

【メキシコ旅行】
万博に一緒にいったMarcoは２００５年の年末からメキシコにいってくると言いだした。
”よし俺も行くぞ”という気持ちが強くなり、たとえ短くてもいいからと思い切った。Marcoとは日程があわず、お互い見たいものが違うため、別行動にした。
旅は充実したものだった。以前に比べて言葉の理解度が違うため収穫量も多く、危険も未然に防いでいたように思う。

【ひとくち講座のはじまり】
２００６年１月３日メキシコ帰りのヒューストン―成田間の飛行機内で今後の方向性を決定付ける出会いがあった。
一人の女性が私のとなりの席に座った。（彼女は子持ち。ロマンスは期待しないで！）聞けば愛知県稲沢市のひとで語学留学の帰りだとのこと。私がスペイン語の腕試しをしてきたと言ったら教えてくれときた。どうせ時間はたっぷりある。彼女の質問に私が答える形でやり始めた。

ここの講座でやってるみたいに思いつくまま類語を並べたり、ギャグまがいのヒントを出して笑わせたり、１２時間のフライトがそれほど苦にならなかった。
彼女はものすごく好奇心旺盛で取ったメモは１０枚以上になった。付近の客席の人は何を盛り上がってるんだという感じでうらやましそうにじろじろ見てきた。

彼女は”こんなに楽しい講座なら２０時間でも受けたい！”と言ってくれた。この出来事が私の方向性を決定付けた。
おぼろげながら”いずれは自分が教える側に行きたい”と思っていたんだけど”未熟でもいいからやろう”という気持ちになった。
彼女とは”スペイン語をやってればいずれどこかでつながるだろう”といってお互いに名乗らず、住所交換もせず飛行機を降りたところで別れた。

【Mixiへの書き込み】
今年の２月、友人より招待状をもらい日記に書き込みを始めた。
”この内容ならば日記よりもコミュニティのほうが向いている”と別な友人のアドバイスもあり現在の形になった。

とまあこんな感じです。最後まで読んでくれた人へ
おつきあいありがとうございます。これからも楽しい書き込みをします。CHAO!