B級カーチェイス映画が好き！コミュの「007/黄金銃を持つ男」（原題：The Man with the Golden Gun）

1974年/英

映画史上空前の近代兵器と最高の面白さを満載したシリーズ第9弾！
黄金銃の秘密を追ってボンドが見せるウルトラ・アクションの連続！
たっぷりお楽しみ下さい。

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すいません、映画のストーリーはまったく無視させていただきます…
（ファンの方すいません…orz）

「B級カーチェイス」コミュ的にこの映画の見所は1つ！
スカラマンガの乗る「'74 AMCマタドール・クーペ」を
ボンドが乗る、クレーガー+ホワイトリボンを履いた
「'74 AMCホーネットX・2ドアハッチバック」で追跡するカーチェイスと、
その途中で登場する、ホーネットの芸術的な「360°螺旋 投げ槍ジャンプ」ｗ！！

当時TVで初めてこのスタント映像を観た時は、本当に度肝を抜かれました！
007シリーズの数ある名スタントの中でも、
個人的には一番好きなチェイス＆スタントですね。

「ホーネット」は、途中ディーラーから拝借（？）するという設定なので、
通常のボンドカーのような特殊装備は一切ありません。
それが、逆に「007シリーズ」ということを意識させず、
素のカーチェイスとスタントが際立ちます！

以下、ネットで調べた受け売り情報ですが…ｗ

この映画は「アメリカン・モーターズ・コーポレーション（AMC）」と
タイアップ契約しており、それ故結構マニアックなAMCの車が登場します。

で、ボンドが乗る「AMCホーネット」が、360度回転で運河を飛び越える超絶スタントシーンは、
米国コーネル大学航空研究所の航空機用コンピューターで2ヶ月掛けて計算されて行われたもので、
車重は、ドライバー込みで1460.06kg、橋の斜面の間の距離は15.86m、
ジャンプする進入速度は64.36km/hと決定されたそうです。

このジャンプシーンに使われたホーネットは「6気筒エンジン」（重心？軽いから？）で、
その他
「特殊なサスペンション」
「センターに移動されたステアリング」
「回転してもストールしない燃料系統」等々、
約10,000ドルをかけて21の公認特許を取得した
モディファイが施されています。

特に、ジャンプ中の映像を見ると分かりますが、ホーイルアーチは
ノーマルのホーネットと比較して、より大きく広げられています。
（タイヤも大きいのかな？）

本番では複数のカメラが同時に回される中、
カースタントマンの「ローレン・ウィラード」によるジャンプが
見事1回で成功したそうです。

このジャンプスタントは、同じくAMCがスポンサードしている、
スタントマンのW・J・ミリガン・Jr.が、ヒューストンのアストロドームで行った
「アストロ・スパイラル」という360度回転ジャンプが元になっているそうで、
（こちらの使用車はなんと「AMCジャベリン！」）
このミリガンJr.が、映画のジャンプスタントの監修も行ったそうです。

このツテで、AMCとのタイアップになったのでしょうかね？

撮影に使われたホーネットは、英国のビューリーの国立自動車博物館に展示されています。
http://www.beaulieu.co.uk/motormuseum/base2.cfm?ID=20

最後にその展示されている撮影使用車のスペックを（VINコードまで…ｗ）
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The "Man with the Golden Gun" Hornet Information
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Vehicle Identification Number(VIN) ：A4C037N317300
Body Type ：2-Door Hatchback
Transmission ：Torque Command Automatic (Floor Shift)
Rear Differential ：3.15 Axle Ratio (Std.), 3.54 (optional)
Engine ：360 cid V8 w/2-bbl carb
175hp @ 4000rpm
285 lbs. torque @ 2400 rpm
8.25:1 Compression Ratio
4.08" x 3.44" Bore & Stroke