坂庭快適講座366コミュの「ほどほど」と言う心理

よくもあり悪くもある「ほどほど」という程度のとどまり方は、ニッポン人の大きな特徴だと考えている。

ほどほど族は、
トップリーダーに対し、あたかも？従順にそしてうなずき納得したがごとき雰囲気を宿している。
”物言えば、唇寒し秋の風”と言って、
目立たず、取り敢えずうなずくことが肝要だと考える。
”言いだしっぺの責任”とかいって『責任』がやってくるから黙っている。
「沈黙は金」ともいう。
内心”栄誉”は欲しいが、リスクは取りたくない。

W杯でニッポンはなすすべもなく一勝もせずに敗れ去った。
全試合TV観戦したが、俺のところに来たらシュートして決めてやる！
全く！つぱっしって突破してシュートというシーンを観ることができなかった。
パスからパスうんざりしながら観ていた。

終了後にインタビューで「俺のミスでやられた」と一人称で言った選手はいなかった。

我が選手団の中には、スーパースターがいない。
単にメディアが本田だ香川だと騒いだ分過剰反応だったということだ。
今回はむしろ？
国民的心理特性の敗北だと考えている。

然し、
一方世界的な交響楽団の「ベルリン　フィル」のコンサートマスターを務める樫本さんは、
「ニッポン人のまあまあと言う特性が調整役としてとっても好都合だ」と言っている。

『ほどほどが・効果出せるか・ニッポン人』