道合聖天大徳寺コミュの道合聖天さまについて

高野山で得度を受けてから、先輩から「聖天さまはよっぽどしっかりと修行しないと拝むことは出来ないから、めったなことで、聖天さまを拝んではいけない」と教わっていました。

そんなことで、今まで聖天さまとは特に縁は無く、用事で妻沼の聖天様に行ったことがあったぐらいでした。

しかし、今回伝授阿闍梨さまの話を聞いて、強く、聖天さまをお向かえして、お祀りしなければならないと感じました。

平成２５年１２月６日、無事勧請の供養が結願となりました。

聖天さまをお向かえして、解ったこと、覚ったことがいろいろありました。

ブログに書いてよいこと、書くことが出来ることに制限がありますが、書ける範囲でかきますと。

１、阿字観と聖天さまには深い関係があります。

２、聖天さまが双身のわけ。

３、聖天さまは、他の仏像と違って、本尊のように、大きな仏像ではないこと。

この３つのことがわかりました。

内容については、同じ聖天行者の人としかお話しできないので、早く、この喜びを分かち合う人とめぐり合うことが楽しみです。

それにしても、阿字観を長年やっていてよかったです。

１８歳で阿字観を始めて、３０歳で加行、そして、聖天供です。

真言宗の供養法は阿字観が基本ですから、阿字観を加行前にやったほうがいいのです。

今回、阿字観と関係無いと、思っていた聖天さまですが、阿字観をやっていたので、よりリアルに聖天さまを感じることが出来たと思います。

これからは、聖天さまの浴湯や浴油を新月の日の夜に行います。

新月の日が正月やどうしても拝めない日は前倒しで実施したいと思います。

聖天さま浴油祈祷はこちらからお申込み下さい。

http://www.daitokuji.or.jp/ganeza/