西武鉄道のいろいろ同好会コミュの2014年9月の運用報告書

9月の運用報告書です。9月は臨時列車を中心にいろんな列車が運転され賑わった感じがありました。

☆10105Fが変わらぬ姿で出場
9月初めての出場となったのは5日でした。この日に10105F(レッドアロークラシック編成)が検査を終えて出場しました。8月上旬に行われた検査入場以来、一ヶ月もの比較的長期入場となり、筆者も好きな編成だけあって不安がありましたが無事に戻ってきてよかったです。ラッピングとは違い、下地は塗装を施しているため次の検査まで安泰です。

☆2533Fが秩父線運用
2000系4連、3色LED、ベンチレーターとパンタ台オール撤去の2533Fが10日に西武秩父線で1往復だけ運転されました。4000系に車両トラブルがあったとの情報も無かったため、この運用はなんの意味があるか分かりません。

☆3005Fが横瀬へ
3000系6両編成である3005Fが18日に小手指へ、次の日の19日に横瀬へ回送されました。送られた場所が3017Fと同じ臨時に設けた解体線であるため、今回も廃車回送というのが濃厚です。3005Fの引退によって東急製の3000系が消滅。残る編成は3007F(6連)、3009F、3011Fの計22両となりました。

☆新2000系の2+2+4
3005Fが引退した翌日となる20日から高麗、曼珠沙華臨ダイヤが始まり、デーゲームの開催日も重なった20日。突如、西武球場前ホームに新2000系の2455F+2459F+2533Fの2両+2両+4両という編成でやって来た。池袋線での2000系の組み合わせは2両+8両、2両+4両+4両、4両+4両という編成しか走っておらず、今回のような編成は筆者としても初めてありました。同編成は西武球場前でのナイター終了後に復路輸送として池袋まで営業運転し、池袋到着後は小手指へ回送。翌日にはこの編成はバラされてしまったため、この編成は1日限り幻の編成となりました。

☆9106Fが変わった姿で出場
22日には9000系9106Fが武蔵丘を出場しました。今回の検査で2000系や4000系で施工されたベンチレーターが全て撤去され、9000系では初となりました。そして何故かエコマークを外して営業運転に就いています。

☆高麗、曼珠沙華臨の報告
今年もやって来た高麗、曼珠沙華開花に伴う臨時列車。去年は3001F、3003F、3011F、3015Fが走行し3ドアの賑わいを見せてましたが、今年も3ドアが大活躍しました。まず最初の土休日ダイヤとなった20日には転属した3009F、翌21日には3011Fが運転。祝日となった23日火曜日には再び3011Fが走り、次の土日となる27日に3009F、28日に3011Fという流れで動きました。残念な事に曼珠沙華開花が早まった影響で運用を予定していた10月最初の土休日の臨時は無くなってしまいました。だが、それ以外の運転予定されていた全ての休日に3000系が入った事は嬉しいものとなりました。高麗行きの運用は1本目のみ4000系が担当。2本目からが3000系が担当となり保谷から小手指、小手指から飯能へと2段階で回送。その後は飯能～高麗を臨時として10往復も運転したのち小手指へ回送されるというものでした。

☆まとめ
9月は動きは少なかったものの、一つ一つの話題は大きく感じられました。加えて高麗臨休日運用日は全て3000系が入りました。既に3011Fは12月の引退が決まっている中で、今回の高麗臨は3000系にとってラストシーズンになるかもしれません。そして横瀬のイベントの発表もありました。今年は遅れて11月に行われ、当日の臨時列車には3011Fが走るそうです。

以上
9月の運用報告でした。では。