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西岡の雑誌図書館コミュの西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)(その1)

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 森村誠一氏の『悪魔の飽食』でニセ写真が使われた事件はあまりにも有名であり、言語道断の捏造(ねつぞう)であったことは、すでに完全に明らかになっている。
 そして、このニセ写真事件が象徴するように、731部隊については内外の反日勢力が、反日キャンペーンの材料として利用する事例が数多く存在する。特に中韓両国やロシアでは『悪魔の飽食』レベルの捏造された事例がいまも信じられている。731部隊に関するこうした捏造とそれを利用したプロパガンダの横行は、言うまでもなく言語道断であり、論外である。
 「南京大虐殺]や「慰安婦問題」の場合と同様、731部隊に関しても、『悪魔の飽食』をはじめとする虚偽宣伝に対しては断固反論しなければならない。それは、当然のことだ。

(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)256ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

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 森村誠一氏の『悪魔の飽食』でニセ写真が使われた事件はあまりにも有名であり、言語道断の捏造(ねつぞう)であったことは、すでに完全に明らかになっている。
 そして、このニセ写真事件が象徴するように、731部隊については内外の反日勢力が、反日キャンペーンの材料として利用する事例が数多く存在する。特に中韓両国やロシアでは『悪魔の飽食』レベルの捏造された事例がいまも信じられている。731部隊に関するこうした捏造とそれを利用したプロパガンダの横行は、言うまでもなく言語道断であり、論外である。
 「南京大虐殺]や「慰安婦問題」の場合と同様、731部隊に関しても、『悪魔の飽食』をはじめとする虚偽宣伝に対しては断固反論しなければならない。それは、当然のことだ。
 だが、そういった上で言いたい。近年、「保守」派の人々の間では、731部隊が行った非人道的人体実験を全否定し、そうした事例が何もなかったかのように断言する人々が、ネットを中心に見られる。
 そうした人々は、アメリカでの調査では、「人体実験」の証拠が確認されなかったとする2007年のアメリカでの報告を論拠としている。『悪魔の飽食』は論外である。そして、『悪魔の飽食』の延長線上にある内外の様々な捏造、誇張には断固反論すべきだ。しかし、それでも、731部隊が一定の非人道的人体実験を行った証拠は存在する。こうした全否定は誤りなのだ。
 731部隊が一定の非人道的人体実験を行った証拠は存在する。それは、731部隊の医師たちが発表した医学論文である。彼らは非人道的な人体実験を行ったことを自ら記録し、発表している。

(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)256ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

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 「南京大虐殺]や「慰安婦問題」の場合と同様、731部隊に関しても、『悪魔の飽食』をはじめとする虚偽宣伝に対しては断固反論しなければならない。それは、当然のことだ。」

(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)256ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

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 森村誠一氏の『悪魔の飽食』でニセ写真が使われた事件はあまりにも有名であり、言語道断の捏造(ねつぞう)であったことは、すでに完全に明らかになっている。
 そして、このニセ写真事件が象徴するように、731部隊については内外の反日勢力が、反日キャンペーンの材料として利用する事例が数多く存在する。特に中韓両国やロシアでは『悪魔の飽食』レベルの捏造された事例がいまも信じられている。731部隊に関するこうした捏造とそれを利用したプロパガンダの横行は、言うまでもなく言語道断であり、論外である。

(中略)

 だが、そういった上で言いたい。近年、「保守」派の人々の間では、731部隊が行った非人道的人体実験を全否定し、そうした事例が何もなかったかのように断言する人々が、ネットを中心に見られる。
 そうした人々は、アメリカでの調査では、「人体実験」の証拠が確認されなかったとする2007年のアメリカでの報告を論拠としている。『悪魔の飽食』は論外である。そして、『悪魔の飽食』の延長線上にある内外の様々な捏造、誇張には断固反論すべきだ。しかし、それでも、731部隊が一定の非人道的人体実験を行った証拠は存在する。こうした全否定は誤りなのだ。
 731部隊が一定の非人道的人体実験を行った証拠は存在する。それは、731部隊の医師たちが発表した医学論文である。彼らは非人道的な人体実験を行ったことを自ら記録し、発表している。

(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)256ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

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 近年、「保守」派の人々の間では、731部隊が行った非人道的人体実験を全否定し、そうした事例が何もなかったかのように断言する人々が、ネットを中心に見られる。
 そうした人々は、アメリカでの調査では、「人体実験」の証拠が確認されなかったとされる2007年のアメリカでの報告を論拠としている。『悪魔の飽食』は論外である。そして、『悪魔の飽食』の延長線上にある内外の様々な捏造、誇張には断固反論すべきだ。しかし、それでも731部隊が一定の非人道的人体実験を行った証拠は存在する。こうした全否定は誤りなのだ。
 731部隊が一定の非人道的人体実験を行った証拠は存在する。それは、731部隊の医師たちが発表した医学論文である。彼らは非人道的な人体実験を行ったことを自ら記録し、発表している。
 
(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)256ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
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 731部隊が一定の非人道的人体実験を行った証拠は存在する。それは、731部隊の医師たちが発表した医学論文である。彼らは非人道的な人体実験を行ったことを自ら記録し、発表している。

(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)256ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
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 そもそも、上述の凍傷の論文には人体実験であることが明記されているのだから、731部隊が非人道的人体実験を行ったことを全否定することは明白な誤りなのだが、それに加えて、この流行性出血熱の論文が「猿」が、実は人間であったことを戦後、明言しているのである。
 だから、「731部隊は人体実験などしていない」という一部の人々の言説は誤りで、アメリカの調査で証拠が見つからなかったというのは、ただ彼らの調査が杜撰(ずさん)だっただけであり、おそらく彼らは、日本語の医学論文を調べていなかったのだろうと、私は推察する。

(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)258ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
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 私は、731部隊の医師たちは、彼らが活動した時代のほんの20年ほど前、インフルエンザの爆発的流行が第一次世界大戦におけるドイツの敗北を決定的にしたことを意識していた、と想像して疑わない。
 731部隊の医師たちは、満州で流行性出血熱の感染爆発が起きた場合、建国されたばかりの満州国が、インフルエンザの爆発的流行によって第一次世界大戦に敗北し、ヴェルサイユ条約で解体されたドイツ帝国の運命を辿るかもしれないと考えたのではないだろうか?
 そして、何より彼ら自身が、流行性出血熱に罹患(りかん)し、命を落とすかもしれないことを想像し、恐れたのではないだろうか?
 私は、このコロナ禍のなかでそう考えるようになった。もし、武漢肺炎(新型コロナウィルス感染症)のパンデミックが起きていなかったら、こんなことは考えなかったかもしれない。
 だがコロナ禍のなかで、私は日本社会が蒙(こうむ)り続ける社会的・経済的影響を目(ま)のあたりにした。そして、自分自身がこの疾患にかかるかもしれないという不安を抱いた。コロナ禍は、私にそんな不安と恐れを、他人事(ひとごと)としてでhなく、自分自身のこととして抱かせた。
 そんな不安と恐れを抱きながら医者として働くなかで、私は731部隊の医師たちが、流行性出血熱に対して抱いた恐怖がわかるようになった。私は、731部隊が行った非人道的な人体実験は決して容認しないが、彼らがそうした道に走った理由はわかるようになったのである。
 

(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)260ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
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 そして誤解を恐れずに言うが、私はいま、彼らがこのような実験を行った理由がわかるようになったのである。彼らの行為を正当化するつもりはない。しかし、私は同じ医者として、このコロナ禍のなかであることを思うようになった。
 それは、彼らは流行性出血熱が怖かったのだ、ということである。
 私は、731部隊の医師たちは、彼らが活動した時代のほんの20年ほど前、インフルエンザの爆発的流行が第一次世界大戦におけるドイツの敗北を決定的にしたことを意識していた、と想像して疑わない。
 731部隊の医師たちは、満州で流行性出血熱の感染爆発が起きた場合、建国されたばかりの満州国が、インフルエンザの爆発的流行によって第一次世界大戦に敗北し、ヴェルサイユ条約で解体されたドイツ帝国の運命を辿るかもしれないと考えたのではないだろうか?
 そして、何より彼ら自身が、流行性出血熱に罹患(りかん)し、命を落とすかもしれないことを想像し、恐れたのではないだろうか?
 私は、このコロナ禍のなかでそう考えるようになった。もし、武漢肺炎(新型コロナウィルス感染症)のパンデミックが起きていなかったら、こんなことは考えなかったかもしれない。
 だがコロナ禍のなかで、私は日本社会が蒙(こうむ)り続ける社会的・経済的影響を目(ま)のあたりにした。そして、自分自身がこの疾患にかかるかもしれないという不安を抱いた。コロナ禍は、私にそんな不安と恐れを、他人事(ひとごと)としてでhなく、自分自身のこととして抱かせた。
 そんな不安と恐れを抱きながら医者として働くなかで、私は731部隊の医師たちが、流行性出血熱に対して抱いた恐怖がわかるようになった。私は、731部隊が行った非人道的な人体実験は決して容認しないが、彼らがそうした道に走った理由はわかるようになったのである。
 

(西岡昌紀「コロナ禍で考えた731部隊」(月刊HANADA2022年5月号)255〜261ページ)260ページ)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8AHanada2022%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86/dp/B09K1TWG6T?pd_rd_i=B09K1TWG6T&psc=1&linkCode=sl1&tag=hanadaplus-22&linkId=a7ea3be01988d43db1bd7c7255df518f&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
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