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砂川国夫の宮古民謡解説集。コミュの宮古民謡の三線の旋律は琉球古典音楽がベース。

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古くからある宮古民謡は楽器を使わず無伴奏のアカペラで歌い継がれてきました。

宮古民謡に三線の演奏が加わったのは1950年代頃と言われ、長い歴史の中ではつい最近の話です。

無伴奏で歌われていた宮古民謡は最初オルガンやピアノなどの洋楽器で伴奏がつけられました。

三線の伴奏を初めて作ったのは

古堅宗雄

友利明令

平良恵清

の3人の共作によるものでした。


古堅宗雄は鍛冶屋を営みながら琉球古典音楽を学んでおり、友利、平良からの助言や協力を得て旋律を考え、今に伝えられるメロディを作ったと言われています。

古堅は伴奏をつけるにあたり、琉球古典を参考に要素を随所に取り入れて作り上げていったそうです。

宮古民謡のアカペラの要素と琉球古典の伸びやかで優雅な旋律の相性が良く、試行錯誤の末、今に歌われる宮古民謡となりました。

とうがにあやぐや伊良部トーガニー、池間の主、多良間ションカネーなどの旋律に古典音楽の要素が垣間見られます。

宮古民謡の三線による演奏は歴史は浅いかも知れませんが、それ故に今後発展の要素は十分にあります。

宮古民謡の今後の更なる発展を期待します。

コメント(1)

お久しぶりです。たくです。私は仕事の関係で約3年間、宮古島に在住時、H19.5〜22.6まで宮古民謡を習い、一番好きな唄の多良間しゅんかにで最高賞を狙いましたが、及びませんでした。沖縄本島に戻ってからはH22.7〜現在まで野村流保存会で琉球古典音楽を習っています。今年新人賞を受賞しました。宮古民謡と琉球古典音楽って、繋がっているんですね。大いに勉強になり、ありがとうございます。民謡と古典って、違いを比較されやすいのですが、音楽に限らず、物事って広く繋がっている奥深さを感じました。 

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