存在論コミュのOWL

OWL(Web Ontology Language)は、どちらかと言えば哲学ではなくて工学のテーマですが、哲学の関係者にとってもかなり興味深い存在ではないかと思われますので、とりあえずトピックを立てておきます。

参考文献
[1] AIDOS、『オントロジ技術入門――ウェブオントロジとOWL――』、東京電機大学出版局、2005。
[2] Lee W. Lacy, OWL: Representing Information Using the Web Ontology Language, Trafford, 2005.
[3] World Wide Web Consortium, OWL Web Ontology Language Overview, 2004. http://www.w3.org/TR/owl-features/
[4] 神崎正英、『セマンティック・ウェブのためのRDF/OWL入門』、森北出版、2005。
[5] 山口高平、福田直樹、小出誠二、「Webオントロジー記述言語OWLとその記述能力」、『コンピュータソフトウェア』第22巻第4号、岩波書店、2005、pp. 12-18。

コメント(5)

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[2] mixiユーザー 11月14日 08:53

こんにちは。大黒学（菜列堂）です。私は現在、「初級OWL講座」と題するOWLのチュートリアルを作成しているところです。完成するのはまだ少し先ですが、アルファテストを目的として未完成版を公開しております。間違いの指摘、ご意見、ご感想などをお聞かせいただければありがたいと思っております。

初級OWL講座
http://tutorial.jp/onto/owl/lectowl.pdf

[3] mixiユーザー 06月06日 13:08

6月11日（水）から始まる2008年度人工知能学会全国大会*1の初日に、小出誠二さんと武田英明さんが、「OWLにおける明示的閉世界と局所閉世界仮説」*2という発表をされるようです。

開世界仮説を前提として構築されたオントロジー層の上にいかにして推論層を構築するかというのは、まだまだ議論が百出している最前線の問題ですので、かなり面白い話が聴けそうな気がします。

大会に参加される方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想などをお聞かせいただければと思います。

註
*1 http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/conf/2008/
*2 http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/conf/2008/program/paper-100071.html

[4] mixiユーザー 08月22日 19:32

OWLは人が土下座しているように見えます。

[5] mixiユーザー 12月04日 13:05

国立情報学研究所の小出誠二さんが、W3Cの"RDF Semantics"の日本語訳を公開しておられます。

RDF意味論
http://www-kasm.nii.ac.jp/~koide/RDFSemantics-J.htm

「RDF意味論」について解説するブログも開設されています。

セマンティックウェブログ
http://seijikoide.blogspot.com/

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