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公開前の映画情報コミュの東京島

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<10年試写会日記37>
「東京島」
 2010年8月28日、シネスイッチ銀座ほか公開
 ギャガ配給  上映時間:129分
 監督:篠崎誠
 出演:木村多江、福士誠治、柄本佑、木村了、染谷将太、山口龍人、南好洋、
    結城貴史、清水優、阿部亮平、サヘル・ローズ、鶴見辰吾、窪塚洋介
 http://tokyo-jima.gaga.ne.jp/


<あらすじ>
夫婦ふたり旅の途中で嵐に遭い、清子と隆は太平洋に浮かぶ無人島に漂着する。意外にもサバイバル能力を発揮する清子に対し、夫の隆は日に日に衰弱していく。ある日、16人の若いフリーターの男たちが漂着。さらには、密航に失敗した6人の中国人も加わり、若い男23人と、女は清子ただ一人という、奇妙な共同生活が始まった。やがて隆が謎の死を遂げ、清子は島でただひとりの女性として女王のように君臨し始める。しかし、楽園のような暮らしも長くは続かず、少しずつ島のバランスが崩れ始める。争いを避け、ルールをつくり島に安住しようとする日本の男たち。脱出計画を立てながらも生存能力を発揮する中国人。相容れない2つのグループの間を渡り歩き、何があろうと脱出しようと決意する清子。果たして、この“東京島”で、一体何が起こるのか?
(「goo映画」より)


桐野夏生原作小説を映画化(私は未読)。戦争直後、実際に起きたアナタハン事件(http://www.nazoo.org/distress/anatahan.htm)を下敷きにしているといわれ、実際に物語のアウトラインも実話と酷似しています。

リンク先を読めばわかるように、実際のアナタハン事件はエロエロドロドロな話ですが、映画ではそれがオブラートに包まれてしまい、中途半端なサバイバル映画として描かれています。

実話では軍人が多く含まれているのに対し、登場する日本人男性を草食男子の集まりに設定しています。主役の木村多江にスポットを当てようという狙いはわかるけど、その裏返しで男たちが大人しい小動物の集まりのようで、1人1人のキャラがほとんど見えてこない(1人異彩を放っていたワタナベ役の窪塚洋介を除いて)。密航に失敗した中国人たちを軍人のような存在にしようとしたのでしょうけど、それとて顔が見えてこない。

キャラが立っていない登場人物たちの中の女1人となれば、もう木村多江を楽しむしか観方はないと思うのですが、もともと?不幸キャラ?の彼女にそういう役をやらせても、どうにも違和感が…。彼女が浜辺を歩いたり、モノを食べたり、蛇を裂いたり…といった振る舞いを見ているだけで楽しい、というファンじゃないと、ちょっとツラいなぁ。


私的採点:1.5点(5点満点)


                    2010年6月7日 シネマート六本木

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